神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

秋晴れの日に 3

2013-10-04 12:55:18 | 山梨へGO!
ぶどう畑見学のつづきです
収穫中のメルロのとなりの畑には晩熟品種のカベルネソーヴィニオン




カベルネソーヴィニオンはより太陽の光をしっかり浴びせる為に
実にかかる部分の葉っぱを取り除いたそうです。
収穫は10月下旬。それまでに大きな台風とか来ないことを祈ります

ぶどうの品種や、育成状況により色々な栽培工夫をしているのが分かります。

永遠のワイン素人を名乗る ワタシ
葡萄の実を食べたカンジもどちらも美味しい!と思うのですが
粒の状態からはどっちがどっちの品種だか、なんて判らないです。

パッと見で品種の違いも判りませんが比べてみると


カベルネソーヴィニオン 房が大きく、長い。


メルロ 小房で手のひらに乗るくらい。


房の小さいメルロの方が早く熟すでしょうし、
房の中までカベルネソーヴィニオンを熟させる為には時間がかかるよね。

全部の品種が同じ時期に収穫だと、人手も大変。
いろいろな品種を育てることで、収穫や醸造を少しずつずらして行えます。
でも、品種が多い程、育成方法も違う訳ですから。また大変な訳ですね
奥が深いです。



欧州品種であるメルロ・カベルネソーヴィニオン・シャルドネなどは
世界各国で育成されて、特徴や栽培方法などの情報交換も豊富だと思いますが

日本固有品種の甲州 のメインはもちろん山梨です


明野には垣根の甲州がありますが、こんな甲州もあります。


ダブルカーテンと呼ばれる育成方法の甲州です

ふたつの枝がカーテンの様におりているのが名前の由来ですね。

このダブルカーテンは2年前に見た時は


こんなカンジでした。「新しいチャレンジなんです!」って話を聞いたのですが
今回、大きくなって、キレイな実がなっているのを見て感動 しちゃうよね~。


う~ん、いいカンジですね。美味しいワインになれよ~


それではもう一度、成長具合を見てみましょう

  2年前 2011年

  今年 2013年 いいぞ!いいぞ!!

果たして、チャレンジが成功したのか?! 
それはワインを呑むまで判りません。楽しみですね

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