神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

甲州市原産地呼称ワイン

2014-11-16 14:56:49 | 山梨へGO!
秋晴れの続く週末、皆さんどのようにお過ごしですか?


わたしは11月15日に甲州市が行った「甲州市原産地呼称ワイン認証制度- 2014年認証畑•認証ワインテイスティングツアー」に参加して来ました。

タイトルが長過ぎて舌を噛みそうですね


最近、新聞や雑誌でも「日本ワインと国産ワインの違い」などの特集が組まれたりするのをご存知ですか?(どこがどう違うのかは後日お話します)

甲州市原産地呼称ワインとは、ぶどう畑の場所と品種、ぶどう生産者がはっきりわかるワインのことです。

甲州市は日本で一番ワイナリーがあると言っても過言ではない市町村です。

消費者感覚で考えると、ワインが美味けりゃ誰がぶどうを作っててもいいじゃないか? と思うかもしれません。

でもね、

美味しいワインは美味しいぶどうから出来るのです。
農産物は土地の特性を活かして作るものですし、味わいも変わってきます。

原産地呼称することで消費者は安心感を抱くし、その産地を応援する気になります。

でも、原産地呼称の一番の目的は
生産者がプライドと向上心を持っていけるようにすること、ではないかとワタシは感じました。

ワインラバーがうまいと騒ぐワインは俺の畑でできた葡萄が入っている。

店頭に並ぶワインのラベル。生産者に俺の名前が入っている。

俺の造った葡萄でできたワインが海外で絶賛されている。


単純かもしれませんが、そういうモチベーションをぶどう生産者に持って貰いたいっ

とワタシは感じました。


日本のワインが好き。
山梨の甲州ワインをこよなく愛してる。

でも

葡萄畑がなくなったら、葡萄生産者がいなかったらワインは生まれないのです。

原産地呼称ワイン。

本気で取り組むと沢山のハードルがあって大変なようです。まだまだ暗中模索とも言える作業で、スタッフの苦労も多い。それでも、

100年先の山梨が、
世界のワイン銘醸地に残るための活動

そういう想いで頑張って欲しいです。

では次回は甲州市原産地認証畑•認証ワインテイスティングツアーに参加したレポートをお送りします
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