神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

自由研究

2013-09-21 12:19:32 | Weblog
秋晴れですね。良かったぁ
なぜならこれから新横浜で野外ライブに行くからですっ 
ワタシの夏のイベント締めくくりライブです


しかし、振り返ってみると今年の夏は暑かったですね。


ワタシの夏の思い出はこの歳になって太平洋戦争を学んだことでした。

ワタシは戦争を題材にした映画やドラマや小説がスキではなくて
なんか、お涙ちょうだい的で戦争を美化してるように見えて、イヤでした。
なので自主的にそういうモノは遠ざけてたんですね。


でも、この夏は一冊の本を読んでしまったのがはじまり。

発端は本屋さんで何気なく「永遠のゼロ」を見つけたコトです。


だいたいね、ワタシは「ZERO(ゼロ)」という言葉に弱いですね
わ~ゼロだって と意味なくテンションが上がるんだよ。アホですが(笑)


最近めっきり読書をすることが無くなって、でも何か読みたくなって
本屋さんをフラフラ見て歩いていたらこの表紙が気になりました



何がゼロなんだろう。気になるタイトルだな~って思って。よし、買おう!ってね。
作家の百田尚樹さんも知らないし、この本がベストセラーなのも知らずに買いました。


そしたら、零戦のパイロットの話だった訳です。あら、戦争モノですか。。。う~ん。
それでも一度ページをめくったら、一気に読み続けました。2日間ほど寝不足でした。
読後の感想は、モチロン感動したし、良い物語でした。でも。


どうして、日本は太平洋戦争をしたんだろう。 という疑問が浮上。


そして、もっと詳しく経緯をしりたいな~っと思って
以前紹介した、半藤一利さんの「あの戦争と日本人」を読むことになったのです。




永遠のゼロの中で「零戦がなければ、こんな事にはならなかったのに」というシーンがあって
零戦のスゴさと、悲しさが伝わりました。

そこで、零戦を作った人ってどう思ったんだろう。 となった所に



この映画が運良く上映。そういう訳で、先日観てきました。
ラブストーリーの裏にある戦争の恐さを感じて、ちょい泣きでした


たぶん「永遠のゼロ」を読まなかったら「風立ちぬ」を観る気にはならなかったでしょう。



たかだか本を何冊か読んだだけですが、日本がどうして戦争をしちゃったのか判って
日本人として気を引き締めて、世界に向き合う必要があるな、と感じる夏でした。
オリンピックも決まったしね。





そして、永遠のゼロ。年末に映画になるそうです。
しかも、サザンオールスターズが主題歌歌うっていうじゃない。

もちろんライブでもこの主題歌を歌ってくれました。


歌と、ストーリーと、昔の日本と今の日本と。いろんなコトが交錯して
聴きながらココロに涙  じんわりと染みました。



さて、長々と書いてしまいましたが。ひとつのきっかけでいろいろ勉強できたので、
これをワタシの夏の自由研究とさせていただきます! 発表は以上です

さあ、夏の総仕上げのライブに行ってきま~す


コメント
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