壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

折り込みチラシに学習塾が多いのはなぜ?

2014年06月11日 | かんがえる

新聞の折り込みチラシ。食品スーパーやカジュアル衣料など、日常品や食品なら、チラシを入れるのも分かる。

しかし、高額商品はどうか? 人々はチラシで購買を決めるのか? そうでないだろう。戸建て住宅とか自動車は、営業マンによって購買が左右される。人こそ主たる販売チャネルだろう。

不思議なのは、学習塾のチラシが多いことだ。学習塾は、チラシで決めるほど安価なものなの?

待てよ、自動車やマンションなど高額品もチラシが多いぞ。でも、そのチラシは「販売」を目的としたものでなく「集客」を狙っている。いったん集客すれば、あとは担当者が付き、人間が営業するもんね。学習塾も、それと同じかな。

いずれにせよ、なんか、学習塾のチラシってのは、自らを安売りしているようで、違和感がある。勝手にせい。



労働時間で収入が決まること

2014年06月11日 | かんがえる

労働時間でなく、成果で、報酬を決めようという議論がされている。その境目として、年収1000万円以上という具体的数字が報じられている。なんか、おかしくないか?

そもそも年収1000万円以上の人は、裁量労働制が大半だろう。初めから、成果主義で1000万円を稼いでいる人なのだ。

なぜ、彼らに対し、改めて「時間でなく成果で」なのか? その理由がよく分からない。

もし、「時間でなく成果」という軸を採り入れたいなら、年収 0~800万円くらいを対象とすべきだろうが、この層が「時間でなく成果」になったら、元々少ない年収がさらにダウンすると思える。

いまは「1000万円」のラインが議論されてるし、1000万円で落ち着くかもしれないが、なし崩し的に下がってくるかもしれない。そうなると、なかなか苦しい。



実質

2014年06月11日 | かんがえる

反転授業というのが話題らしい。あらかじめビデオやオンラインなどで、生徒は授業を見ており、実際の教室では、そのビデオ授業で不明だった点の確認や応用(当然個々に異なる)など、個別対応に重きを置くとか。実際に成績向上の効果が高いという。

昨日のNHKニュースで見知り、いまネットで調べたら、そんな説明だった。なるほど、面白い。

が、ちょっと違うのではないか、と思う。

例えて言えば、漱石の『草枕』を、文庫本で読むか、クラウド文庫で読むか。その違いにしか過ぎないと思うのだ。

文庫で読もうが、博物館で初版本に触れようが、クラウド文庫で読もうが、『草枕』は草枕だと僕は思う。受ける感動は、変わらない。

立派なノートにつづられた文章だからスゴイのでなく、前線の塹壕の中で端切れに書かれた一文とか、御巣鷹山に衝突直前の機中の乗客のメモとか。

新聞を読むのは根気がいるが、ネットのニュースはサクサク読めるというのに似ている。
が、ネットニュースも元は新聞だったりする。ネットは、サーフィンするなど、ゲーム性があるからかもしれない。

メディアが大切という議論は分かるが、やはり実質だと、僕は思います。