壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

抜歯した

2012年12月12日 | 雑記

先日、柿の種を食べていて、歯が割れました。むしゃくしゃすることがあり、やや乱暴にかじっていると、バキっと。外見は何ともないんですよ。健康そのものです。

9カ月ほど前、急に痛くなり歯科医に駆け込みました。レントゲンを取ると、それと分からない程度に亀裂が走っている、と。そこからばい菌が入ったのではないか、とのことでした。ばい菌の影響か、神経が傷んでいる、このままだと腐るかもしれない、というのです。

歯茎にメスを入れ、ウミを出し、治療終了していました。抜歯を勧められますが、治癒する可能性もないことはない。ほうっておきました。

その歯が、割れた。やはり、歯根部分が傷んでおり、栄養が来なかったのか、割れやすくなってたんでしょうね。バキっと。

また、痛むと厄介なので、思い切って抜きました。辛い体験です。



『司法記者』(由良秀之著)読後記

2012年12月05日 | よむ

『司法記者』(由良秀之著)を読みました。新聞社の司法記者、理想を抱いて特捜部に異動してきた検事らを主人公とした小説です。著者は、元検事で、今は弁護士。

カギカッコ(独白)で説明が過ぎるきらいを、やや感じましたが、全体の構成や細部の描写がリアル。検察内部の問題、上意下腹の絶対性、検察でも特に特捜部の体質、記者クラブ制度と発表報道の問題が分かりやすく伝わってきました。

殺人事件と動機では、新聞社内の体質が伝わってきました。取材源の秘匿は、友人知人だけでなく、同僚上司に対しても、秘匿すべきものなんですね。

以下、ネタバレかも。小説では、元国交大臣へのゼネコンからの1000万円献金疑惑があります。これは、社内で政界工作を担当していた者が使い込みをし、実際は政治家に渡っていない。検察は、その点を認識していながら、裏取りをせず、「政治家に渡った」という筋読みにこだわり、それに沿った供述ばかり(強引に)集める。

最後、最高検のナンバーツーが、「内部告発をした者がいるはずです。由々しき問題です」といったのを受け、検事総長が「そういう者が出てきたことは、歓迎するべきことだ」と答えます。主人公の検事も、検察をやめず、内部から改革しようとします。家庭も円満に戻った。ハッピーエンドです。

リアルの世界にはエンドがありませんが、ハッピーに行きたいものです。検察の問題、新聞社の問題(要は組織の問題)に興味のある方は、ぜひ。




『ネジと人工衛星』(塩野米松著)読了

2012年12月05日 | よむ

『ネジと人工衛星』(塩野米松著)を読みました。東大阪市の町工場の、おっちゃん達への聞き書き。

ネジ加工、人工衛星(まいど1号)、パチンコ玉製造、金型修理など、13の町工場が登場します。それぞれ、めちゃくちゃ奥が深い!

小関智弘さんの本みたいで、とても好ましい本でした。


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2012年12月03日 | お願い

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