やはり今は、引き売りがブームなんだ。そう実感しました。
1週間ほど前のこと。いつものように自転車通勤していると、防衛省前の新宿通りの歩道を、野口屋の若い女性の引き子が西から東へと進んでいました。すぐそばには、カメラとマイクを持った数人のスタッフが。テレビ番組の収録のようです。
野口屋は豆腐の引き売りの会社。防衛省の向かい、新宿区坂町の一角に拠点があります。
数週間前、読売新聞に「引き売りが増えている」という記事が載っていました。不況の世の中ですが、店舗が不要で安く起業でき、お客さまと直にやり取りする楽しさがあるため、この仕事で起業する人が増えているようなのです。個人起業だけでなく、野口屋のような会社組織への就職希望者も増えているそうです。高齢社会、独居などで買い物に出かけるのが難儀という人もいて、近所まで来てくれる引き売りは非常に重宝されるとか。
みなさんのご自宅近くにも、いろいろな商品の引き売りが来ていませんか?
以上、街角レポートでした。