壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

年明けでも手帳は有力商材

2010年01月19日 | 雑記
いつも「あるく みる きく」をお読みいただき、ありがとうございます。

10日ほど前、郊外の私鉄駅前の書店に行くと手帳が積まれていました。レジ前のそこそこいい棚にコーナーが設けられ、平積みされていたのです。年明けなのに手帳は売れるのかな? 自分の記憶では、年明けに特設コーナーを見たことがない。(少数の)買い逃した人のためなら、レジ横に少数を積むだけで十分だと思います。

かつて、年明けに手帳が安く売られているのを見た記憶があります。翌年、「安くなってから買おう」と買い控えていたのですが、年を越しても安くなりませんでした。値崩れすることが分かれば、誰も買い控えますからね。組合による価格協定のようなものがあるのでしょうか? 手帳は、再販売価格維持制度が適用されるのでしょうか? 以来、手帳は年内に買うようにしています。

先日入った都心のビジネス街の書店でも、同様に手帳の特設コーナーがあり、大量の手帳が平積みされていました。これは今年だけの特殊事情なのでしょうか。

そこで、一つの仮説を立てました。「今年は不景気ゆえ手帳(日記)を買う人が少なく、書店は不良材を抱えてしまった」と。でも、不良在庫をわざわざ良い棚に並べませんよね。スペース効率を落としてしまいますから。では、なぜなのか?

レジのお姉さんに聞いてみました。「買い忘れたのか、年明けに手帳を買われるお客さまも多いです。例年、手帳コーナーは年明けも設けています。もうすぐ4月始まりの手帳も出ますから」とのことでした。

自分の記憶がいかにあやふやか、いかに思い込みに陥っているかを痛感しました。これも教訓にしていきたいです。