壁際椿事の「あるくみるきく」

東京都内在住の50代男性。宜しくお願いします。

さらに深く考えてみる

2010年01月24日 | 雑記
いつも「あるく みる きく」をご愛読いただき、ありがとうございます。

先日の記事の続きです。例えば、小さな八百屋を営んでいる人の元に、「スケジュール管理をどうしていますか?」という質問メールが送られてきました。ご主人はどう考えるか。「そうだな、商店街の寄り合いも、青果商組合の会合も、日程はかみさん任せだからな」。実態はそうなのに、適当な選択肢がなければ、多少の見栄で「秘書」を選ぶかも。非常にユーモアのある回答ですね。また、人によっては「特に管理していない」や「その他」を選ぶかもしれません。

要は、アンケートの結果は、受け取り手の感受性によって大いにブレるということでしょう。ましてネット経由のアンケートだから、「慎重に答えよう」という気持ちは薄れると思われます。

短い新聞記事だから説明しきれなかったのでしょうが、第一の問題は、「どのような人を対象としたアンケートか」が不明という点です。

一方で、この一晩、少々反省もしました。「上場企業4000社には1社あたり10人の秘書付きの役員がいる」という私のフェルミ推定は、思い込みだったかもしれない、と。世の中には秘書がいない上場企業の経営陣もいるし、秘書がいる非上場企業の経営者も多いはずですから。では、皆さんなら、どんな前提を考え、どのようにフェルミ推定しますか? この問題に限らず、いろいろなことをフェルミ推定するのは、きっと面白いと思います。

それにしても、いい自転車とデジタル一眼レフが欲しいです。我が家の「財務大臣」は許可してくれるかな。きっとこんな感覚だったんでしょうね、「秘書」との回答者は。