ソプラノ歌手 中川美和のブログ

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誕生日でした。

2009-11-01 22:00:59 | 歌のこと
30歳の誕生日の今日、相変わらずレッスンでした。
お祝いのメールやメッセを下さった方、どうもありがとうです~

30歳・・・ああ、感慨深いですっっ!
・・・というタイプの人間では私はなく、わりと淡々とした性格でして。ふんふん、そうか、30だね、という感じですが。
しかしそれでも、20代前半と後半、という枠で考えると、やはり後半はかなり色々あったかな、という感じはしますね。
ちょっと振り返ってみたりして。

うーん、年齢というよりも、何を歌っていたか、で記憶があります。

やはりパミーナ、ルチアが強く心に残っています。
それからシルビア・ゲスティ教授の公開レッスンかな。

ヅェルリーナはまだあまりに最近過ぎて、思い出にまでは、なっていません
よく歌っているツェルビネッタも、ずーっと歌い続けているから、現在進行形。

あと、20代後半は、レッスンでも、ひたすらモーツァルトを歌っていたように思います。それが印象的。
ですから、今度のリサイタルは、それを披露させて頂く場、と思っています、20代の集大成、みたいな。
ちょっとオーバーかもしれませんが、そのくらいの気概で臨んでいます。
初めてのリサイタルで、オールモーツァルトのプログラムのお仕事。
それがこの年齢の、このタイミングで、本当に恵まれている、と思っています。ありがたいことです・・・

また、この2年ほどは少しずつですが、お仕事のお話も頂けるようになりました。
もっと人様に聴いて頂いて、喜んで頂けるようになりたいものですが。道は遠すぎですね・・・


さて、そんな私の内心を知っているとは思いませんが、今日行ったレッスンでは、先生のトークが多く、その中で、そろそろ自分が何を深めていきたいか、決めた方が良いよ、といわれました。

深める対象は、本人がすごく好きなものであったり、他人から見て、向いてるものであったりするわけで、と先生。

ふむ。

そうやって考えると、私はやはりモーツァルトをやっていきたいかな。
あと、声的にも、イタリアものよりドイツ物の方が向いてるようだし、私の嗜好にも合うみたいだし。

それから、狂乱ものは好きかも知れない。

その辺をやっていきたいかなあ。
と、マイペースに30の決意。

私は頂くものは基本的にチャレンジ、そうでないものは、レパートリーの中から、と思っているのですが。
モーツァルトを歌っていられれば、勉強にもなるし、楽しいし、深めていけたら、いいなあ。

それにしても、孔子は30にして立つ、と言いましたが、うーん・・・いつになったら立てるのかなあ・・・
しかも40になったら惑わず、とか言ってますが、惑いまくりそうですね。私。
まー、29歳の1日も、30歳の1日も、1日に変わりはないので、マイペースに今まで通りやっていきたいと思います。


で、レッスンの帰り道、夕食に私の大好きな鍋をしようと思い、せっかくだから~、と、奮発して牛肉を買ったら

ほんの一瞬。

目を離したすきに、猫につまみ食いをされてしまいました。


豚肉やシーフードには目もくれず。

ヤツは牛肉のみを。


♪  ♪  ♪

は~食った食った ごっそさ~ん


・・・味の違いがわかるんだろうか?





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