ソプラノ歌手 中川美和のブログ

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音楽劇「モーツァルトの旅」オーディションのお知らせ

2020-01-31 16:36:56 | 歌のこと
自作音楽劇「モーツァルトの旅」のオーディション情報です。
【主催・東京室内歌劇場/後援・日本モーツァルト協会】

2015年に初演を、2017年に再演が行われた自作の音楽劇「モーツァルトの旅」が今年、再再演される事になりました。
3回目の上演となる今回、ソプラノ役2人のオーディションを行います。

ナンネル役(レジェーロ/リリコ・レジェーロ)、
ソプラノ歌手役(リリコ)を募集致します。
募集要項、作品について等、詳細は下記のオーディションのお知らせをクリックしてご覧下さい。
主催の東京室内歌劇場のホームページにとびます。


音楽劇「モーツァルトの旅」について詳しく知りたい方は、初演時の感想を書いて頂いたブログがあります。(平岡さん、ありがとうございます
こちらをご参考までに。(ちょっとネタバレにはなりますが、もう3度目の公演なのでネタバレ情報が出てくるのは御容赦下さい


過去の私のブログにも、色々舞台裏を書いてあります。
こちらも結構ネタバレになりますが、2015年の8月いっぱいかけて「モーツァルトの旅」について色々書いてありますので、ご参考になるかもしれません。

皆様に愛して頂けて、本当に幸せな作品です。初演されるだけで本当にありがたい事なのですが、再演だけでなく、三度目の上演となるなんて。

沢山の音楽劇を書いてきましたが、この作品はどうやら特別なようです。
皆様に愛して頂けた作品、レベルの高い舞台として上演するということで皆様にお返しできたらと思います。

今回も素敵なナンネルとソプラノ歌手と共に、最高に面白い舞台を作り上げたいと思っています。

沢山のソプラノさんがオーディションにいらして下さいますように。
会員の皆様のエントリーをお待ちしております。
どうぞよろしくお願い致します!!

音楽劇「パパゲーノの憂鬱」について③

2020-01-23 23:23:00 | コンサートのご案内&ご報告

音楽劇について、今回が最後です。

この「パパゲーノの憂鬱」は、終演後、ラブコメディって言われてました。

演じてた利人さんは、ゴリゴリの恋物語、とも言ってた 笑

私としては、情けなくて一生懸命な人、ていうのをテーマにしてたつもりで。
だから、ラブコメだっていう意識は全くなかったんですよね。
でもそうか、物語の主軸になってるのが「恋」だと、それはラブコメディにジャンル分けされるのか、
そうなのか……

………

……………

……………………ら、ラブコメ書いたと思うと、何か急に照れちゃいますね!笑

そこらについて、友人のフルーティスト、門井のぞみさんがブログに書いてくれました(ありがとうです〜!)

昭和の少女漫画、大好きですが、何か?笑

少女漫画を意識したつもりもなかったんですけどね、趣味って出るのかしら 笑
ただ、この作品しか観てない方が、以前書いた音楽劇「モーツァルトの旅」観たら驚くかなー。結構方向性違うから。
利人さんは、逆に「パパゲーノの憂鬱」読んで、「モーツァルトの旅」との方向性の違いにびっくりしてたっぽいんですが。

どっちが私本来の作風に近いか、私の趣味を知ってる方なら、お分かりですね?笑


ところで、話変わりまして。
この作品のちょっとしたポイントなんですが。(以下、少々ネタバレになります)

演者の本名がキャラクターの名前になります。
そしてこの作品は、単独で行われてはいけない作品で。
演者が出演しているコンサート後半に上演する事、というのが鉄則の作品なんです。
そうすると、作品としても、構成としてもリアリティが出て面白くなるんです。
(まぁその為にMCの時に伏線しいたり、演技の方向性など色々工夫はいるんですけども)

なので今回は、それぞれ演じるキャラクターの名前が
古澤利人→りひと役
中川美和→みわ役
となるわけなんですが。

それで稽古を始めたら

まぁ、利人さんが
騒ぐ騒ぐ。

恥ずかしーキャーとか
何だこれはーうおー恥ずかしー

とか
騒いでて。
どうも、本名でやる事の恥ずかしさがかなりあるらしく。

でも、私は別に恥ずかしくなかったんですよ。
なので、稽古の合間に照れ倒す利人さんを見て、私は

何やってんのかしら、この人……

こんな表情になっておりました。

冷めた眼差し……


だってですね。
彼は劇中劇で「ドン・ジョヴァンニ」から「お手をどうぞ」をやるんですよ。
これがなかなかどうして、エロい方向性……おっと違う。
大人な方向性で、我々演技してましてね。

ジョヴァンニとツェルリーナの「お手をどうぞ」

じゃあ、ああいう演技のドン・ジョヴァンニやるのも恥ずかしいの?
ときいたところ

「え?全然恥ずかしくないけど」
この時「何言ってんだコイツ」みたいな表情してた。

じゃあ本編部分は別にエロくもないんだから、恥ずかしくなんてないじゃないのよ、という話をすると
利人さん、

だって〜恥ずかしいぃぃ〜
乙女か。

みたいなやり取りを、終わるまで繰り返しておりました。
しかし役者の面白いところで、利人さんそう言いつつも、演技はしっかりめちゃくちゃ振り切ってやるっていう。
そこはちゃんとやるのね 笑

でもね。

今までどんだけオペラ出て、
どんだけソプラノとラブシーン、
下手するとそれ以上の場面をガンガンやってきたくせに

せいぜい抱き合うレベルまでの作品の
一体何が恥ずかしいのやら……

サロンコンサート終演後、ピアニストの大下さんと利人さんと3人で、
「何故利人さんはこんなに恥ずかしかったのか」
と、推理したところ、

①本名である
②台本の性格が、本人ととてもよく似ている
③バリトンは、恋が始まるというキャラクターはほとんどやった事がない。
だから不慣れで恥ずかしい。

の、この三点あたりが原因ではないかと。

①はまあ、わかります。本名役ってまずないですからね。

②は、知らんがな、て感じです  笑

③がちょっと面白い。
オペラにおいてはですね、こういった恋をする役どころはほとんどテノールの役どころなんですよね。
バリトンは大概、テノールとソプラノが恋人になってるとこに横恋慕する役が多いんですよね。
でなきゃ「ボエーム」のマルチェッロとムゼッタみたいに、もう恋人関係が完全に出来上がってる役どころ。

だから、こういう「恋の始まり〜」みたいなのは経験がなくて、恥ずかしいのではないか。
(故に、ソプラノである私は慣れてて、何とも思わない)

……とまあ、そんな推理をしてたんですけどね。(ものすごくどうでもいい)

面白いから、今度この「パパゲーノの憂鬱」を別のバリトンさんにやってもらってみようか。
その人は同じように恥ずかしがるのかな  笑
それはそれで見てみたい。

まぁ実際のとこ、のぞみさんがブログで書いてくれた通り、甘酸っぱい感じな(笑)作品だからこそ、忘れかけてた何かを思い出して恥ずかしいのかもですね。
甘酸っぱさを書いたつもりもなかったんだけど  笑

しかしそれだけ恥ずかしかったにも関わらず、あれだけのクオリティの演技と歌を、古澤さんありがとうございました……!!
もうどれだけ御礼言っても足らない。

大下さんも、1部の盛モリな曲目から、更に2部も気が抜けない状態で、素晴らしい演奏を本当に本当にありがとうございました!!

そして私は音楽劇はどうだったかと言いますと、あれをラブコメって言ってもらえて、嬉しかったなー。
お客様にコメディと思ってもらえたものが書けたかな、と思うと……
感涙……

古澤さん、大下さん、幸せな初演にしてくれて本当にありがとうございました!!
古澤ファンになられたお客様、彼とは年内にまた自作音楽劇でご一緒しますので、ぜひともいらして下さいね!
またここでお知らせします

そして何より、延期になったこのサロンコンサートを観にいらして下さったお客様、本当にありがとうございました!!

また次のサロンコンサートでは、喋りまくりながら歌いまくるので、ぜひぜひその時お会いできるのを、お待ちしております!
もちろんもちろん、サロンコンサート以外の本番でも、お待ちしております〜



音楽劇「パパゲーノの憂鬱」について②

2020-01-21 23:50:00 | コンサートのご案内&ご報告

クラシックの面白さというのは、同じ楽曲が演奏者によって全く違う解釈が成り立つというところ。

というわけで、今回の音楽劇は
「同じ曲を2回演奏して、音楽の方向性を全く変えて別の曲みたいに演奏するよ」
ていうチャレンジをしました。

これ、ミュージカルでは時々ある手法なんですよね。
同じ歌を劇中で、複数回演奏する。
でも、その時は大概編曲されたりしていて。
だから2回演奏しても、違う雰囲気がある為、お客様に納得してもらいやすい。劇中で成立しやすいんですが。
それを敢えて、オペラの曲で、しかも編曲一切無しでやっちゃおうっていう。

オペラの劇中で、同じ曲を2度歌うって、まぁないです。だから、まるで違う曲のように演奏しなくては、お客様は飽きてしまう。
なので、これはもう、

利人さん、大下さん、頼んだ……!!
という気持ちでした。

この音楽劇、というものを作るにあたり、ミュージカルでは作れないもの。
ストレートプレイの演劇でも表現できないもの。
且つ、過去のオペラ作品でも作れないもの。そういったものを出せたらなぁ、と思いました。

クラシックならではの、多様な解釈をお見せしたい。
しかしそれには、クラシックの音楽家としての表現力と、そして何より、確かな技術がなければできない。

古澤さんのストレートプレイ(普通の台詞部分)の演技力は、もはや演技の上手いオペラ歌手というレベルではなく、『歌役者』といった方がしっくりくるんですが。
しかし音楽劇においては、やはり最後はオペラ歌手としての表現力の引き出しと、何より技術がなくては、成り立たないものなんです。

そしてピアノの大下さんが全く同じ曲を、まるで別の曲のように完全に音色をコントロールして演奏する。
二人の確実な技術なくては成立しないものでした。

おかげ様で、お客様にも気付いて頂けて。
「同じなのに、違う曲みたいだった」と言って頂けたり、そのガラリと変えた雰囲気を楽しんで頂けたようで……
今回の音楽劇のチャレンジが成功したかな〜と思うと嬉しい!
利人さん、大下さん、本当に本当に、ありがとうございました!!

それでですね。
ここからは、その音楽劇というものの作り方についてツッコんだ話になりますので、興味のない方はスルーで  笑

私は音楽劇では、必ず登場人物それぞれにメイン曲を与えてるんですが。
そのメイン曲をどういう風に歌うのか、がキャラクターの造形に深く関わってくるんです。

以前書いた「モーツァルトの旅」という作品では、ドン・バジリオをモデルにした、ダポンテという役を書きましたが。
そのダポンテのメイン曲が、ドン・バジリオのアリアでした。

そのメイン曲をどう歌うか。
例えば、ダ・ポンテを演じる人が、ドン・バジリオのアリアを明るい雰囲気で、テンポも軽やかに設定すれば、キャラクターは本音を隠し通した、悲しさも不条理も全てを飲み込んだ、究極のペシミストになる。
しかし、テンポを許されるギリギリまで遅めにし、怒りを所々で発露して歌えば、キャラクターの造形はかなりシリアスなものとなります。
これは、ドン・バジリオを歌う時に、そもそもそういったものですよね。

で、私の書く音楽劇ではそういった役作りも、演者に任せています。
前述のダ・ポンテというキャラクターも、アリアの歌い方をどちらを選ぶかで、台詞部分のキャラクターの造形も変わっていくわけです。 
ちなみに初演、再演でダ・ポンテ役を演じられた吉田先生は、後者の役作りと歌の表現をなさってました。

ただ、演者の皆さんはそこら辺は無意識にやってる感じですね。
そういった事は多分理屈ではなく、ごく自然に演じながら歌うと、スムーズにいくのでしょう。

さて、今回の「パパゲーノの憂鬱」では、主人公りひとのメイン曲は、パパゲーノのアリア「可愛い恋人か女房が」。
このアリアを2回歌ってもらいました。
りひとがまず、そのアリアを1回目に歌唱するのは、劇中劇「魔笛」ハイライトの中で、パパゲーノ役として歌うわけです。
この時はまず普通に、コミカルに歌えばいい。

しかし2回目に歌う時は、りひとというキャラクターが出す哀しさ、寂しさ、切なさを表現して欲しかったので、「寂しく歌って欲しい」とお願いしました。
そうすると、1回目のコミカルな歌い方とはテンポ感、言葉の入れ方もまるで変わってきます。
そこらの表現の仕方は、演者の古澤さんに全ておまかせ。

私はただ、後は歌手を信じて「寂しい雰囲気に持ってくような台本」を作る事に、全てを注げばいいわけです。
そうすると、古澤さんは歌に合わせた台詞のテンポ感になり、その寂しげに歌うキャラクターを役作りしてくれました。

そここそに、音楽劇の台本と音楽の親和性がある訳です。
台本は音楽を超えてはならないし、音楽が台本を超えてはならない。
どちらも完全に同等の関係でいなくてはならない。
こういう音楽劇の台本を書く時は、音楽をベースにつくりながらも、台本にとことんまでこだわらなければいけないと思ってます。

音楽ありきの台本ではなく、台本ありきの音楽。その位の感覚でいなくてはいけないと思ってます。

何故なら、我々音楽家はそれでも無意識に、結局音楽に比重を置いてしまうから。
どうせほっといても、音楽の方が目立つように書いちゃうんですよ、音楽家の書く台本は  笑

だから、ストレートプレイの台本作家さんがこういう音楽劇を作る時は、逆に音楽に比重を置いて作った方が良いのかもしれませんね。
多分、無意識に台本の方に比重がいってると思うので。

もう一回だけ続きますー。

音楽劇「パパゲーノの憂鬱」について①

2020-01-20 23:15:00 | コンサートのご案内&ご報告


サロンコンサート終わって早1週間、2部の音楽劇について書かなきゃね。

サロンコンサートの後半はバリトンの古澤利人さんにゲストにお迎えして、「パパゲーノの憂鬱」という音楽劇を書きました。

前回のブログにも書きましたが、内容などは、もはや古澤さんのブログの方が私より詳しいので  笑
こちらをご覧下さい↓

音楽劇の台本書くのは久しぶりで、色々考えながら書きました。なので思い入れもひとしお。
ブログ、何回かに分けますので、気長にお付き合い下さい。

ちゃんとした音楽劇は「モーツァルトの旅」以来ですから、5年ぶりかな。
今回の「パパゲーノの憂鬱」はコメディで。
そこの難しさがありました。

「笑い」は難しいからあまり書かないですし、書く気もありませんでした。
(人にもよると思うけど、シリアスな作品とコメディ作品書くならば、シリアスな方が楽。人の泣き所って大体同じですが、笑いのポイントは人によって違う。もう本当に難しくて……)

けれど、あるオペラの現場で先生が
「コメディって、面白い動きをして笑わせるって事じゃなくて。一生懸命な人がいて、その行動が結果として笑えるって事なんだ」
とおっしゃってた事があり。

それがずっと心に残ってて。
笑いそのものは、難しくて書けない。
でも、一生懸命な人なら書けるかも……と思い、チャレンジしてみました。

「一生懸命」というのを考えた時、思いついたのはオペラ「魔笛」の登場人物であるパパゲーノ。
彼が恋人を求める一生懸命さが、まさにそれだな、と。



パパゲーノは弱くてずるくて、嘘もつくけど。
それと同時に、こんな純粋で強い人もいないよな、と、この曲を聴く度思うんです。
自分を愛してくれる伴侶が欲しい、それだけを切実に願い、それ以上を本当に望まない人。
だからこそ皆に愛される。

「一生懸命さ」を描くなら、この曲!
と思って、主人公はパパゲーノ……そのものは使えないから。
パパゲーノ“みたいな”人。
でもお客様に、まずパパゲーノがどんな人か説明しなくちゃね。

なので、まず劇中劇として、「魔笛」のミニハイライトを演奏しました。
実はたまたま、「魔笛」のハイライトを既に作っていたので、それを使い回し  笑

常連のお客様にはこのハイライト、ご存知の方もいたでしょう  笑

パパゲーノとピアニストの会話  笑
いやーウケましたね!

で、そのミニハイライト「魔笛」を演奏し終えた所から、音楽劇のストーリーは始まっていきます。

古澤さん演じる「りひと」は、舞台の上なら度胸もあって何でも出来る癖に、ひとたび舞台から降りると、意気地無しで見栄っ張りの臆病者。
余計な事ばかり言って、嘘をついて。まるでパパゲーノ。
幼なじみに告白しようとしても、どうしても勇気がなくて「好きだ」の一言が言えない。
でも、一生懸命勇気を出して気持ちを言おうとしては、失敗の繰り返し……
それでも「りひと」が勇気を振り絞って告白しようとする度、
「ほら、頑張って……
オーラが客席からムンムンと  笑

で、毎回告白失敗するんですけど  笑
その度に必ず客席から笑いがくる。

あー、一生懸命な人の行動が笑えるって、こういう事なのかぁ、と改めて「笑い」を勉強させられました。
本当にお客様からあたたかい笑いが、何度も何度も出て。
共感させてから、笑わせて。
そして古澤さんの真骨頂、寂しげな雰囲気にスっと持っていって、寂しく歌う。

笑いっていうのは、寂しさと表裏一体なんだなぁ、と改めて痛感しました。

この作品、結末はもちろんハッピーエンド。
本当に他愛のない内容の作品ですが、こういう一生懸命さって、誰しも経験があるし、正直、自分的にはなかなか良い台本書けたかな〜、と思ってます
また、この「パパゲーノの憂鬱」は初めてチャレンジした事もあって。
同じ曲を、劇中で全く別の方向性で二度演奏する、という事でした。

まだ長くなるので、次の記事で!

終演しました!

2020-01-15 23:40:00 | コンサートのご案内&ご報告

改めて、サロンコンサート終演できました。
去年の秋、台風で延期になったコンサートですが、次はまさか大雪とかにならんよね、と祈りつつ。
終演できて良かった……

おかげで今までやった中でも、思い入れの深いリサイタルになりました。

1部はピアノの大下沙織さんと2人。
何故か2人でニヤニヤ。

前半はお喋りしながらの私のソロコンサートでしたが、初めて私の喋りを聴いて下さったお客様が異口同音に
「あれはトークでもない。MCでもない。もはや漫談」
と言って下さり。

褒め言葉をありがとうございます  笑

一番最初にいらして下さったお客様は、トーク(あ、歌も?笑)最前列で聞きたくて、わざわざ開場の大分前にいらしたとか。

いやん、そんな事言われたら、いつもより多目に笑い取りにいっちゃうじゃないですかー

トークでお客様から笑いが起きる度、アドレナリンが出てます。
快感……

これからもトーク力をガンガン磨いていこうと思います。

あ、もちろん歌も歌いましたよ  笑

ナンシー・ストレースの為に書いた「モーツァルトの恋文」とも言われる、大好きなコンサートアリア(kV505)。
あの曲はダレるかな?と思ったけど、本番ではピアノの大下さんと、今まで感じた事の無いテンションが、どんどん上がってく感じがして。
作品に込められた「熱さ」を体感できて楽しかった……!

なんて言うか、
モーツァルトの妄想の恋心というか、妄想のエロというか 笑
それをピアノと一体になって演奏できて、本当に幸せ……!

そして、岩河智子さん編曲の「カチューシャの唄」に思い入れがあったので、ウケて嬉しかった~。


歌は真面目に歌います。

それから、「サンドリヨン」の妖精の女王、前田佳世子先生の歌曲、椿姫などなど。
タイプの違う曲ばかりでしたが、好きな曲ばかりで楽しかった
前田先生の「孤独」は名曲ですよ~

1部の曲は、どれも去年の夏からずっと練習してたから、練習中にさすがにちょっと飽きたな……
と思う時もありましたが
それでもやっぱり、好きな曲はやってて楽しいです!
好きな曲ばかりにして良かった~!!

はーもう既に次のサロンコンサートやりたい  笑

あ、2部の音楽劇については、長くなるので次の投稿で!

ちなみに2部の音楽劇については、ゲスト出演して下さった、バリトンの古澤利人さんが詳しくブログに書いて下さってます。

クリックすると音楽劇についての記事が読めます

利人さん、私より私の作品に詳しい……