ソプラノ歌手 中川美和のブログ

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ビザ月間&コンサートの予定

2011-04-28 08:48:27 | ドイツのこと
ビザビザビザビザ…昔、ピザって10回言わせて、肘を指して「ここは?」という遊びがありましたね。
膝、と言いそうになるのをねらった遊びでしたな。(すごいどうでもいい)

そんな訳で、ビザに悩んでおります~。いや、まだとりあえず切羽詰まった何かではないんですけどね。外国人登録局いっても、欲しい書類もらえなかったしー。そもそもビザの種類も、こんなに色んな種類があるとは思わなかった…書類や調べただけではわからないですね。
それでも、うちのアパートは日本人の音楽家が多いので、色んな方から話を伺う事が出来たのですが。おかげで、大使館や、ネットで見つかる以上の情報を教えて頂く事が出来ました。感謝…
それでもまあ、何とかせにゃならんのですが。

そんな中、イースター休暇でしたね。休暇だとほら、外国人登録局のような役所は当然、問答無用で全部休みじゃないですか。スーパーに至るまで。
そうしたらもう、登録局もいけないし、普段のスーパーに行く事すらできない。何しよっかなーと思っていたら。あらどうした事でしょう。
登録局にたびたび行ってて、疲れてたんですね…何かが緩んだんでしょうか。ホッとした途端、休暇の間、一日の内、20時間寝たりという事してました…思ってたより、しんどかったのね、と気づいたり。

でも来月はいよいよ本格的にビザ月間だわ~。憂鬱orz

ところで。

詳細はまた未定なんですが、半年後、一時帰国する時、チャリティコンサートする事になりました。
親戚の貸しスタジオを借りての、内輪の小さなものです。人数もそんなに入らない、本当に小さな規模のものですが…
まだ詳細は未定ですが、チケットはなく、入場料という形で決まった金額を入れて頂けたらと、何となく考えています。それで、その入場料を今回の震災の義援金に回させていただきたいと思っています。
チケットがないのは、経費もできるだけ抑えたいので…入場の申し込み方法の類も、こちらでまた少しずつご連絡していくつもりです~。

日程だけは決まっています!9月25日と10月2日の、二回公演です~
二回なんて生意気ですけどね(笑)小規模な分、二回にしようかな、と。

あと、その分、せめて二回の内容は変えようと思ってます。曲目はもちろん、趣旨もね

1日目は、カジュアルに、クラシックになじみのない方でも楽しめるようなものを。
2日目は、がっつりマニアックにクラシックのみで

でもでも、1日目の方は、クラシックがお好きな方でも楽しめるようなものにするつもりです。クラシックの曲もある程度入れるつもりなので~。カジュアルなコンサートの時は、とにかくクラシックを楽しくお伝えできたら、とそれが私のポリシーで、今後私が大事にしていきたい音楽活動の一つだと思っています

2日目のクラシックの方も、見せ方など、少しは考えています。あまり一般的ではないけれど、やってみたい歌い方などがあるので…これは普段クラシックを聞き慣れている方には違いがわかって面白いかも。
こういう実験的な事は、内輪のものでなければ、トライできませんしね。
どちらも、色んな事を工夫して、とにかく楽しんで頂きたいです

あくまで私個人の考え方ですが、チャリティーコンサートといえど、コンサートと名のつく以上、エンターテイメント、娯楽はとにかく楽しくなくちゃ~!と思うので。内容はチャリティーコンサート的なものとは遠いかもしれませんが…でも、その分楽しんで頂けるよう、しっかり用意します。

また、もし、二回ともいらして下さった方には、どちらも別の方向から楽しんで頂けるようにするつもりです。
行ってみたいぞ!と思われる方は、手帳に書いておいてくださいね

それではまた、色々きまってきたら、少しずつご報告していきます~。




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エージェントのオーディション 2

2011-04-20 05:25:41 | ドイツのこと
エージェントのオーディションの話、続きですー。

vorsingenはじまると、審査員は女性二人。
「一曲目は好きなの歌って良いわよ」
と言われたので、ラブなツェルビネッタ。 ロンドの前からね。

そしたら2曲目は、
『これは当たらないだろう…』
と勝手に思ってたデスピーナが、見事大当たりのビンゴ
キャー 一番練習してなかったのに(笑)

でも、どちらの曲も、普通にはいけたでしょう。 必ずしも十分な練習量ではなかったのですがね。
デスピーナはとても興味のある役柄で。
その時によって違うとは思いますが、常に「いま、好きにやっていいよと言われたら、こういう風に演技してみたい」という気持ちがあります。
そのやりたい音楽は、練習こそあまり出来ていなかったけれど、出せたかなと思うので。

私の歌手としての唯一の自慢は、本番に強い事。これだけはひそかな自慢です。でも大事な事だと思ってる。これは、師匠のO島先生に教えて頂いた部分がすごくあるかなー。

そして、発声的にはツェルビネッタで上手くいかなかった部分もあったのですが、審査員はその問題点をデスピーナで確認したかったらしく。
デスピーナの時にはそこが上手くいっていて、ツェルビネッタもそういう風に歌うように、とダメ出し頂きました。正直、デスピーナで少し評価を取り戻させていただいた感じがありましたね。デスピーナは大丈夫、問題なし、と言われたので。
ちょっとうれしい

結局私は、何かあった時、必ずモーツァルトにいつも救われてるなあ…と、ふと思ったりして。
本当にモーツァルトは大事だなあ…

審査員ふたりは歌ってる最中、話したりしてたが、ムダ口ではなく、私の事について話してくれてんだな、っという感じでした。

そして、色々ダメ出しくれた後、
「11月にもう一度来れるかしら?」
と言われて、あ、もちろん、と返事したら、

「その時に、後宮の誘拐のブロンデと、ホフマン物語のオランピアをもってきて。」
と言われました。
あとは、歌わなかったやつの中から数曲選んで、それも持ってきてねと言われました。

それにしても、いきなりブロンデとオランピアの2役限定だったのでちょっとびっくり。
オランピアは今日歌う、準備曲の中にあったけれど、ブロンデは何も書いてなかったんです。
て事は、この2つは何となくセットなのかしら。 確かに何かこの二役って、やる人、かぶってる場合多いよね。 エージェントのレパートリーのグループ分けの中に、この二役がセットであるのかなー。

というわけで、言われたから楽譜読んでおかなくては。オランピアはもう少しきちんと練習してこよう。


そしてダメ出しはプロフィール写真にも及びます。

日本人の写真はダメだしされやすいというのを聞いていたので、内心びびっていたのですが、かなりお気に召していただけたご様子。
しかし聞く所によると、海外では日本よりもプロフ写真が大事らしいと。そうなの?

日本は何だかんだ、きれいに写ってるといいなーとかそんな事しか思わないけど、海外では、音楽歴に匹敵する程のアピールポイントだという話もききましたが、どうなんでしょ?

実際審査員さん、写真にもがっつり食いついて、 髪の長さもこういうのが良い、黒いのが素敵、この衣装の色が良いわ!歌う時はこういう長くした方が良いかも、などなど。 やっぱり黒髪長いのが良いわ!とか。

プロフィール写真は文句なしだったようです(笑)
あ、HPのトップに飾ってあるやつです。実物知ってるとわかると思うんですけど、すごい良く撮れてんですよね、これ…

審査員さんたちも、嫌な感じではなくずーっと褒めてくれていて。
「この写真すっごい良いわ!美人~」
「日本!?日本で撮ったの!?とっても素敵よおぉ~」
キャッキャと盛り上がりました
安堵…で思わず、
「あぁ、このカメラマン、すっごい良い腕だったんですよぉ」
室内、爆笑の渦。

ドイツ語で笑いが取れると超快感です(笑) そんな事、ほとんどないけどねー。

それにしても、カメラマンさん、良い仕事しすぎです…


で。
エージェント登録はしてもらえるのかわからないんですけど。まあどんな結果だとしても、11月のが終わってからかな。
でも登録してもらえないにしても、役柄限定して、もう一度聴きたいって言ってもらえたわけだから、少しは喜んでも良い…のかな。

ま、公的なエージェント登録なんて、全然アレですけどね。でもとりあえず、一番最初という事で。
緊張しすぎてて、終わった直後は元気だったのに、数日してから、どーっと疲れが来ましたね…

そして今はビザに奔走しておりますよ~(笑)
色々相談したいんだけど、先生がザルツブルグにいってるからみわきち困っちゃうん…
先生!早くカムバック!

そんなわけでバタバタとしているの。
そして今週はイースターだよ~。




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エージェントのオーディション・1

2011-04-14 23:02:06 | ドイツのこと
今週、エージェント登録のvorsingen(オーディション)だったので、準備に追われて、更新、間があいてしまいました~。ごめんなさい。

それにしても、エージェントのオーディションなんて、慣れてる方や勉強してる方にとっては当たり前の事なんでしょうが、私にとっては何もかも新鮮。そして緊張で、もうもう…
若いうちから海外でやってる方ってすごいなあ、と思います。今までの本番の中でも最強に怖くて緊張しましたよぅ。前日は二時間しか寝られなかったよん。 その前はほとんど丸二日眠れなかったしね。
まー本番になっちゃえば、ソプラノ気質と言いますか。体調が多少悪かろうが睡眠不足だろうが、結構大丈夫なタイプなんですが。
それまでが キャー キャー とナーバスになるタイプなんです…周り迷惑。情けないですけどねえ~、でも見栄張っても仕方ないし。日本のオーディションも、最初に受けた時のことはすっごい緊張して、よーく覚えてます!あとはもう、ほいほいと受けてたので、何かぐちゃぐちゃですれども…(笑)

そんだけ怖かったんですもの、むしろ、せっかくですから、覚書みたいな感じで、日記に詳しく書いてこうかと思います。
初めてのオーディションなんて、もう二度とないからね(笑)

まあ付き合ってやろうと思う方は、ヘタレっぷりを楽しんで頂けると幸いです。

今回私が受けたのは、まあいわばドイツの都市ごとの、歌い手の事務所ですね。
つまり今回はミュンヘンのオペラ歌手登録事務所のオーディションってわけ。
で、ここは公的な機関。問い合わせしてもレスポンスなしという事務所やオーディションも多数ある中、公的な分、「必ず聴いてもらえる」という、大変にありがたいもの。
…と、こちらでお世話になってる方が言ってました。だからとりあえず最初に受けるのならここが良いんじゃない?と。
私、偉そうに書いてますけど、全部人からの受け売りですからね?

で。その事務所は名前はZAV(ZBFともいうらしい…?)と言って、いくつかの都市にあるみたいですね。ミュンヘンあるので助かります。あとはシュトゥットガルドとかベルリンとか…
これページ。
ZAV。クリックしてね。
ここの下に都市が書いてあるから、希望の都市クリックして、オペラんとこにvorsingen希望の問い合わせメールすれば返信が来るってわけです。
結構すぐレスポンス来ました。

「本来なら10月まで予約がいっぱいなんだけれど、十日後にキャンセルが出たから、そこなら大丈夫」と言われたので、あわててそこに予約を入れて、急いで準備準備。

持ってくる書類で用意しろと言われたのは写真付き履歴書、レパートリーのリスト。
※この場合のレパートリーというのは、オペラのエージェントなので、歌えるアリアというより、アリア部分以外も含んだ、全幕できるオペラの役の事です。だからどうしても自分が一度やった役になりますね。あとは勉強している役といったとこですか。
私の場合はモーツァルトの四大オペラの娘役と、ルチア、ボエームのムゼッタ、そして勉強中のツェルビネッタという事になります。

履歴書は自分でワード使って適当に作りました。 で、プロフィール写真をペタリと貼って。

隣の日本人の歌い手さんに、履歴書ってこんなんでいいでしょうかね?と見せてみたら、履歴書部分と、レパートリー部分をくっつけて、一枚にまとめた方が良いんじゃないかとアドバイス。

そして一番気になる、vorsingenで歌う曲の事。

「準備曲目は、母国語がドイツじゃない人は、ドイツ語二曲を含むオペラ(オペレッタ可)のアリア5、6曲。」
と、事務所からのメールにあったんですが。
…この時点でツッコミたいんですけど。

なんで準備曲目が「5、6曲」なの!5曲か6曲かはっきりしてよ、ねえちょっと!!
…仕方がないのでとりあえず6曲用意しました。あぁん小市民…orz

しかし当日記入する書類にあった、準備曲目の欄は五つまでだった…だったら五曲でいいじゃん!!

結局用意したのは、
☆ツェルビネッタ
☆パミーナ
☆ルチア狂乱
☆フィガロの結婚・ウィーン再演版 スザンナ四幕「あなたを愛するこの胸に」
☆コシ・ファン・トゥッテ デスピーナ「女も15になれば」
☆ホフマン物語 オランピア「人形の歌」

ということに。

それにしても、やはり五曲用意すると、それなりに色々考える訳でしてね。
日本でお世話になってました、オペラサロン・トナカイなどでも、時間の配分が微妙で、曲数が前もって決まらない事があったんですよ。そういう時の予備曲をどうするか、ということがたびたびありましてね。その時、自分の中で学んだ教えが、

「困った時には、とりあえずモーツァルトを入れておけ!」

…という事なんですけど。これが本当に、役に立ちました…ドイツ語がもっと必要になっても、モーツァルトなら対応できるしね。コンスタンツェや劇場支配人がある。イタリア語のものはたくさんあるしね。
たとえば、こうもりのアデーレとかを入れたとしても、オペレッタになるから、ドイツ語が母国語の人には太刀打ちしにくいし…
だから、モーツァルトには本当救われます。今更ながら、おととしのリサイタルに思いをはせたりしてました。いやいや。

で、当日。事務所はKarlsplatzとMarienplatzの中間くらい。ルードヴィヒ二世が眠っている教会(名前忘れちゃった)の前あたりでした。人通りの多い所で、こんなとこに事務所あるんかい、て感じでした。
いってみたらば、知り合いのメゾ、田村さん(お世話になりました…m(_ _)m)に聞いていた通り、アットホームな感じ。 おしゃれワンピを着てきましたが、それで充分。

行ったらまずプリントがあってそれに色々必要事項を記入。記入内容は履歴書と大差ないです。

予約がいっぱいと聞いたとおり、着いたらすでに数人が待っていました。1時間で4人前後をさばいてる感じ。必ず1曲はうたわせてもらってました。2曲歌ってるのが普通みたい。あ、ピアニストは用意されてます。だから本当にお金かかんなくて最高…

あ、おかしかったのが、トイレに行ったら
「ここで声を出さないで!歌わないでください!」
と貼ってあって。

手を洗う所にまた、
「シーッッ!歌わないで!」
と貼ってある。

ここまで色んな所に貼ってあったらなあ…気付きませんでしたぁ~、とか言って、歌うわけにはいかんなあ(笑)

…長くなりましたので、vorsingen始まってからの話は次に続く~




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春の日曜日。

2011-04-05 00:10:22 | ドイツのこと
ドイツは一気に春でした。

数年前、初めてこちらに一度きたとき、寒い冬から、突然春になったという感じを初めて体験して。
WolfのErist'sという歌曲の内容が少しだけ理解できた気がしました。
Wolfは精神的に不安定な人で、それ故の独特の和声が魅力ですが、Er ist'sは、そんな彼の歌曲の中では珍しい位直球で嬉しくなる、春の喜びを書いた、わくわくするような曲ですごく好きです。

「もう春だねえ…うらうらするねえ…
ではなく。

「春だー!ヒャッホー!イエー!ビールアイス! ビール! イエー!春だー!」
…ぐらいなテンションの上がり方があります。
突然春になる、て感じで、ほんとにうれしくてたまらない。ドイツの春、大好き。

そんな春の日曜日。昨日は、普段はガラガラな洗濯機も争奪戦。皆もう、順番待ち状態。
洗濯物干したくなるいいお天気だものね。
※こちらは住居の地下にランドリーがついてるタイプが多い。うちもそうです。洗濯機と乾燥機が一台ずつ。一台だけですが、普段、混みあってて困るという事はないです。

私もベランダでクッション干したり、布団干したり。
ベランダにはリスがよく来るので、リスの餌用に、植木鉢に種を入れているのですが、それも全部あけて掃除してたら、ヒマワリの芽が出てた。
…春だね。

そんな春の日曜日。サイコーです。
最初は、ほとんどのお店がお休みになるこちらの日曜日についていけない部分もあったんですが、最近はやっと楽しめるようになった気がします。

お休みして、楽しむ日なんだね。スーパー開いてるのも良いけれど、あいてなければ、身の回りの事をしたり、散歩する位しかないものね。
美術館や観光スポットは開いてたりします。だから日曜は楽しむ日、お休みする日なんだな、と思えるようになってきた。

で、今日は、練習はお休み。なので、洗濯がひと段落した後、(良い天気だったので調子こいて大物を洗っていた。)近くの公園に散歩にいってたんです。
本当にあったかくていい天気だったので、木に登って日向ぼっこしてたんですが。ふと気付いたら、子供たちが順番待ちしていた。
…あー、羨ましくなるよね、人がやってるの見ると…あ、そんな高い枝じゃありませんよ。危なくないです。そんな運動神経ありませんから。

子供に「はやくぅ~
と言われて、
「あとちょっとー
という31歳。ふふふ…いえ、すぐ譲りましたよ、大人ですから(笑)

そして帰宅後、何となくテレビつけたら子供向け番組のグリム童話をやっていて。童話好きの私は、気づいたらガン見。
やってたのは、「金の毛が三本ある悪魔」
結構有名な話です。わりと込み入った話で、結構手に汗握る。私の好きなグリム童話ランキング上位です。
思わず口開けて見入ってしまった。リンクはろうと思ったんですけど、wikiになかったわ…

こちらのメルヘン番組、子供向けと言っても、実写できちんと作っているので見応えあります。時々、中身にアレンジ加わってますけど、基本は変わってないし。特にこの話は、主人公のハンスが恐れながらも、悪魔の所(地獄)にいくという怖~い場面があるので、映像になるとかなり面白かった。

色んな昔話が好きだけど、やっぱり日本の昔話と、グリム童話は好きだなー。あとハンガリーの昔話、大して詳しくないけど、好きです。ラドカーン、かっこいいよね。ちなみにアンデルセン童話は苦手で、イソップ童話が好きでした。

そのうち、時間のある時にメルヘン街道とか行きたいものです。ブレーメンの音楽隊は、そんなに好きな話ではないんだけれどね。別に嫌いでもないけど。ハーメルンの笛吹きも、普通。好きでもなく嫌いでもなく。
友達と国内旅行行った事で、都市によって雰囲気が全然違う事にびっくりしました。だからこそメルヘン街道、行ってみたいな。せっかく近いんだし。

あと、行ってみたいのはブロッケン山!
何もないと思うけど、行きたいの(笑)

ブロッケンには魔女が来るんですよ~ホークスポークス、うふふふふ。
ブロッケン山についてはこちらをクリック。

ブロッケン現象とか有名ですよね。簡単にいうと、虹みたいのが人の周りにできて、すごーく大きな影が見えて、妖怪みたいに見えちゃうっっていう自然現象。(簡単すぎ…)
くわしい説明はこちらをクリック。
私はこれを、手塚治虫の『ブッダ』で知った。←私の知識の8割は漫画…


ちなみに余談ですが、好きなグリム童話は、
忠臣ヨハネス

死神の名付け親
これ、落語でもなかった?

6人組、世界をかける(これリンクなかった…好きなのにぃ)
(Sechse kommen durch die ganze Welt)

これはロシアの昔話『空を飛ぶふね』ともよく似てる。


…あ、また国内旅行の話書き忘れた(笑)
でも、書くからね!




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グルベローヴァのサイン会@エイプリル・フール

2011-04-02 21:00:44 | ドイツのこと
昨日は四月一日でしたね。
エイプリルフールですね。
皆さん、嘘、つきましたか?

昨日ね、グルベローヴァのサイン会があったんですよ。
…四月一日ですが。

ええ、単なる四月一日ですとも!

四月一日、四月一日…




グルベローヴァ キタ――――――――(゜∀゜)

本当です。(笑)
たまたま四月一日だったんですけどねー。四月一日にグルベローヴァのサイン会があったんすよ。ちょいと大きめなデパートで、でも大して宣伝してなくて。エイプリルフールに、嘘のような本当の話。
私はバイエルンの歌劇場のTwitterで知ったのよ。

サイン会だけど、写真も一緒に撮ってくれたよ。
思ってたより本物はずっと可愛い感じの人でした。 彼女が会場にやってきた途端に、「かわい~!」という歓声が聞こえたのにも激しく同意。

サイン会自体は、五時から始まるので、四時過ぎくらいに行ったら、まだ2人くらいしか待ってる人、いない(笑)
なので、しばらく他の店を冷やかして、改めて四時半位に行った。それで五番目くらいだったなあ。まあその頃から、何だかんだで人、増えてきましたけれど。

サインしてもらうものに、CDやDVD、ブロマイドを用意してる人が多い中、楽譜持参の私は浮いていた。
しかもグルベローヴァが出てきた途端、どうした事でしょう。涙が…

どーもドイツ来てから涙腺弱くなってる(笑)

周りはおじさまおばさまがほとんどだったので、
「あらあらあのアジア人泣いてるわ うふふふふふ」という雰囲気ではあったのですが。

泣いてるっていうより、アワワワワあうあうあう、みたいな泣き方だったので全然美しくないww鼻水とか出てたし。つーかガン泣き過ぎww

だってさ、やっぱツェルビネッタが好きな人間から見たら、ツェルビネッタはやっぱりグルベローヴァで。
そりゃー他の歌手もいるけどさ。例えばデッセーも素敵だけど、やっぱデッセーも本領はフランスものだしさ。
グルベローヴァはやっぱドイツ物だし。ルチアも聴いて泣いたりしたけど、でもでもやっぱりやっぱり、『後宮からの誘拐』のコンスタンツェと、ツェルビネッタは、もうもう最高だし。

…自分でも何言ってるのか、よくわからないです(笑)

ま、とにかくツェルビネッタとコンスタンツェはグルベローヴァが一番好きなんですよ私は。

と、いうわけで。
『ナクソス島のアリアドネ』のスコアにサインいただきました。

そしてサインは、これ。


えへへへへへへへ……

写真やCDの解説を渡す人がほとんどの中、楽譜を差し出したのはは私が初めてだったので。少し気に留まったらしく。
「あら!ツェルビネッタ!?…あなた歌うのね?」
と言われて。思わず、
「来週(本当は十日後…)オーディションで、ツェルビネッタ歌うの…」
と言ったら、サインにToi toi toiって書いてくれた。 (本番がうまくいくように、とのおまじないです。)

うれてぃい…

まーオーディション言っても役決めとかじゃなくて、エージェントのやつですけど。 それでも初めてなので緊張のあまり腰が抜けそうになっていて、全力でヘタレております。

でもサインもらったし、ツェルビネッタ歌うの。がんばるー。 …問題は他の曲だあ…アリアあと五曲……何にしようかなー。

でねでね。サインなんですけど。これの3行目、なんて書いてあんのかしら…

Viel Glueck! (幸運を!)
Toi toi toi ! (おまじないの言葉です。)

この次ですよ。
その後は、名前よね。

わかんなくて、帰り道、電車の中で居合わせたドイツ人達(無関係の三人)に、
「これ、なんて書いてあるんでしょう?」
てきいたら、
「…わかんない…」



三人のうち、一人が、
「Herzlich(心をこめて)ではないか?」
と言ってきましたが。その割には、サインの方がそれより文字数が多いと思う、という他のドイツ人の意見も見逃せません。

で、あとで詳しい人にお話伺った所、
「Herzlichst! (最上級の形ね)
Dein(e) G(r)uberov(a)=Deine Gruberova」

ではないかとのご意見が。
心をこめて、あなたのグルベローヴァ、だそうです。
Deinは、vornameのEdita かな?とも思ったけど、どちらにしてもハッピーな内容。

多分そんな感じっぽい!

でも、ドイツ人にもなかなかわからないって、どんだけー(笑)

ちなみに、そのドイツ人さんたちに、「誕生日だったの?」ときかれたので、「ううん!今日憧れのオペラスターのサイン会で、サインもらったの―!」
と、訊かれてもいない事をべらべらと答えました(笑)


実は昨日、興奮のあまり頭が痛く、疲れてるのにハイになってて、なかなか眠れませんでした。
今日のこの日記、文章とか言葉、あんまりまとまってないけどご容赦ください…あまり絵文字を使う余裕もなく…まだ興奮が…(´д`)

そして今日、バイエルン歌劇場でそのグルベローヴァのルクレツィア・ボルジアやるんです。観に行くんだ~。立ち見ですけどね~。立ち見だってなんのその。



…そういや国内旅行の話が放置されている…




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