ソプラノ歌手 中川美和のブログ

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新作オペラの台本

2023-08-31 23:17:00 | 日記
いま、新作オペラの台本を書いてます。
皆様ご存知この作品。



とりあえずほぼ書き終えて、いまは最後の修正に入ってます。
まぁこの最後の修正ってのが結構厄介なんですが……

原作のある作品なので、ストーリーの持っていき方、キャラクターの動かし方などは特に考える必要がないので、その点はオリジナル作品よりはるかに楽です。

ただ、
舞台としての見栄え、オペラとして聴き映えするようにするための工夫、
小説から舞台にした時の構成のし直しなどなど……
そういった事がオリジナル作品にはない難しさなります。
まぁ難しい所ほど、やり甲斐あって面白いのですけれども。

原作をあまり損なわず、舞台として気楽に実現可能で、魅力のある台本を描けたら……と思ってます。

それにしても、作曲家に渡したらどう思われるか……
そこがめっちゃドキドキではあります……

今回オペラほ台本書いてて思ったんですが、メノッティのような作曲家兼 台本作家の人とかは、もうヤバいレベルの天才だと思いますよ。
あんな曲書くだけで尋常じゃないのに、あんな面白すぎる台本書けるっておかしいでしょ……
メノッティの音楽の凄さはよく取り上げられますが、台本が同じ位絶賛される事ないじゃないですか。
あの人は、台本作家としても傑出し過ぎてる人です。
「電話」とかもう、おかしいとしか思えないくらい凄まじいですよ、ほんとに……

・登場人物2人
・1時間以内
・舞台転換ナシでできて、大道具がほぼいらない
・コメディ

もうね、この条件をクリアする台本書くのってめちゃくちゃ難しいんですよ……
書いてみるとわかります。
ストーリー進めるのがすごい大変なんですよ……

メノッティは凄すぎる。
書けるだけで凄いのに、まして台本の内容があんな面白いなんて……
あんなの専業台本作家でも書けないって……


出演するオペラのチケットのお申し込み、お問い合わせはこちらから↓
(私のHPのチケット申込ページにとびます)
もしくは
info@nakagawa-miwa.com
まで!




サンドリヨンのお知らせとか暗譜

2023-08-21 23:59:00 | コンサートのご案内&ご報告
稽古でした。
「偽の女庭師」の稽古ではなく、すみません、お知らせしてなかったこちらのオペラの稽古です。




マスネ
オペラ「サンドリヨン(シンデレラ)」
9月24日(日)14時開演
八ヶ岳やまびこホール
前売り券2000円/当日券2500円
(※完売の場合、当日券の販売はありません)

山梨県の本番ですが、よろしければいらして下さい!
なぁに新宿から2時間半!近い近い!!

で、こちらの稽古は7月からやってたんですが。

とうとうやってきました立ち稽古初回。
立ち稽古というのは、演技をつける稽古の事でして。要するに今まで楽譜見ながら音楽の練習してたのを、楽譜外して動くわけですよ。

まぁつまり、楽譜を外す、暗譜しなきゃいけないわけで。
えっそれがそんなに大変なの?と思われたそこのアナタ。


いやこの気持ちお分かり頂けますか。
今までずっと楽譜見て歌ってたのに、突然外すわけですよ!覚えなきゃいけないんですよ!!
難易度上がりすぎでしょーと、毎回思うんですよねほんと……

何故暗譜する日がくるんだろう、て思うわけで……
いやオペラの稽古してりゃ当たり前なんですが。

楽譜見ても完璧に歌えるわけでもないのに、まだ外せない!!
……とか思うんですが、それやってたら永遠に外せないのでね。
まぁ時期がきたら外すわけですよ。
で、今回もその日が来たわけです。

まぁ私はピアニストとかでも、ソロ曲は楽譜見たければ見れば良いし、楽譜外したければ外せば良い、ていう考えなんですが。
ただ、オペラはそういう訳にもいかないんですよね……
だって半分演劇だもんね……
そりゃ楽譜外さない選択肢はない訳ですよ。(演奏会形式はまた違うと思うが)
ミミや椿姫が死にかけながら楽譜必死でめくるとかね。ナイナイ。

そんな訳で、
ああ、暗譜だなぁ……(ため息)
と思うわけです。


自分の番を待ちながら撮った稽古の1枚。

皆覚えてないとか言いながら、もう覚えてんじゃん、なんかズルい……

暗譜はまだできてませんが、本番にはバッチリ仕上がってる予定ですよ!!
チケットご希望の方はこちらから↓

(↑クリックすると、私のHPのチケット申込ページにとびます)
もしくは
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モーツァルト「偽の女庭師」のチケットも、もちろん承っております。
こちらは東京での公演になります!
女庭師もよろしくね






企画とか

2023-08-02 23:53:00 | 普段のこと
あぁあぁあ……
やっと企画の目星が立った……

ここで書きたいような事はあるんですが、企画の音源のチェックとか、台本書きとか、企画案の練り直しとか、どれも夜の空き時間を使って色々やるものが多く……
ブログを書く気力が奪われておりました。

オペラやコンサートの企画ってーのは楽しいんですが、うまくいかない時は時間がかかりますね〜。
決まる時はビシッと決まるんですが、そうそう毎回、自分がやりたい!と思ってる物をただできるものでもなく。
予算や出演者、演目のバランスがあるので、ダメなのを前提で企画の案をいくつか考えなきゃいけないのが普通です。

条件に合いそうな曲目を探す→音楽を聴く→楽譜を取り寄せ→楽譜確認する→今回は使えないのがわかる→また曲目を探す→音源を聴く→楽譜を取り寄せ→楽譜確認する→今回は使えないのがわかる……
エンドレス。
ちなみに楽譜を取り寄せ、てのは主に母校の図書館から借りてるんですが、こないだから夏休みに入って借りられなくなっちゃって、まいんごっど。

いやーそれにしても、今回は結構手間取ったわ。
普段は大体ぼんやり考えてたプランに、うまく色付けする感じで企画って決まるんですが、今回はなかなか決まらなかった。
あちらを立てればこちらが立たず、で……
知り合いの先生にアドバイス求めたり、企画案のネタ帳ひっくり返したり、もう本当に何ヶ月も悩んでた。
まぁそうやって探し回ってた事で、色々オペラ企画案のストックもできたから良しとします。

更に全然関係ないんですが。
私が母校の図書館から借りるオペラの楽譜ってレア作品が多いわけです。
で、そうするとその楽譜を借りた人が、私が最初の事が結構あるんです。
でもたまに、私が2人目とか3人目のときがある訳でして。
そうすると「これを借りるようなオタクな人とお話してみたい」
と思ったりします。

そして、そんな楽譜がしっかり購入されてる母校、ひそかにスゲーと思ったりしてます。
いやもう、何であんな楽譜があるんだろう、本当に……
図書館って偉大だ。