久しぶりに、動画をアップしました！
5月8日、東京オペラシティで開催したリサイタル
「中川美和ソプラノリサイタル」～私の隣のモーツァルト～Mein Nachbar Mozart
のプログラムの中から、
モーツァルトのコンサートアリア、KV538 「ああ、情け深い星々よ、もし天に｣
前半は少し気になるなー
まぁ、ライブのご愛嬌ということで
モーツァルトお気に入りのコロラトゥーラ歌手、アロイジアの為に作られたこの曲、楽譜の端々からモーツァルトの気持ちが見えて、私は大好き
｢このフレーズ、難しいだろー？ふふふ、困るだろ～？こんなギリギリのコロラトゥーラ入れちゃったりしてー｣
というような、モーツァルトのイタズラ心が見え隠れするのです。
でも、それでいながら、アロイジアへの敬意が見える。
歌手として尊敬していなければ、こういうフレーズは絶対に書くことはないだろう、というのがよくわかるんです。
はぁ～、モーツァルトすごい…
アロイジアは、女性としてもモーツァルトに愛された人。
だからこの歌を歌っていると、自分がモーツァルトから公私共に愛された、アロイジアという人になれたような気がして、すごく嬉しい気持ちになれるんです。
そんなわけで、
モーツァルトのコンサートアリア KV538
｢ああ、情け深い星々よ、もし天に｣ “Ah,se in ciel benigne stelle”
ピアノは、田中明子先生です。
よろしければ、どうぞお聴き下さいませ。
ホームページの｢ビデオ｣の所にも置いてあります。一応、アドレスはこちら。
https://nakagawa-miwa.com/video.html
ところで、これまであげてあった 「ランメルモールのルチア 狂乱の場」 の動画の再生回数が、2万5000もいってる…すごくない…？
ご覧下さった皆様、ありがとうございます…！！
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