MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

ピアノとオルガン

2010年03月28日 | Weblog
京都で古いオルガンをいくつか見かけた時
一緒にいた友人から「たまさん、弾いてー」と言われ
私も弾きたかったものの
先客のおじいさまが独り占め状態だったため
結局弾けませんでした。

しかし、後からふと思ったのですが
弾けたとしたら、何を弾いたかな?

電子オルガンの一種【エレクトーン】は弾いているけれど
昔のオルガンとは全然違う楽器になってしまっているし
ピアノの曲は奏法的に向かない

そもそも、ピアノの曲をいきなりオルガンで弾いたら
  ちゃんと暗譜できている曲でも
  音色の違いに、一瞬わからなくなりそうな気がします。

で、帰宅してから
エレクトーンでオルガンの音色を呼び出して
実験的に弾いてみました。
            
日頃ピアノで弾いているバッハの『平均律
エレクトーンの鍵盤で足りるかな?と心配しつつ
下鍵盤で演奏してみたところ
全然問題なく、足りてしまいました。
(エレクトーンの下鍵盤は4オクターブ・49鍵)
昔のピアノって、鍵盤が少なかったのだなあ。

弾いた実感としては
やはり、感覚が違い過ぎて
フレーズの歌い方も、音の長さも
かなり変えて弾かないといけないのだなとわかります。

それからピアノに戻って演奏した時の違和感といったら。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。