MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

迷子。

2008年08月10日 | バイオリン
    
お盆休み前 最後の、バイオリンレッスン。
最近の課題は、必ず
スケール(音階)とアルペジオ(分散和音)が
入るのですが

短調のスケール(音階)が ちょっと大変です。
  
短調の音階には
「自然的短音階」
「和声的短音階」
「旋律的短音階」
が ありまして、特に 「和声」と「旋律」は
ピアノでも ごく普通に練習します。

この二つの短音階には、大雑把に言ってしまえば
半音上ったり、下がったりの変化がありまして
音階の7番目だけが半音上るか(和声)、
6番目と7番目が 上行と下行で半音変化する(旋律)
という違いがあります。

ピアノの場合、変化する先は 隣の鍵盤なので
気をつけていれば、まず 外すことが無いのに対し
バイオリンの場合、目印になるものが 何も無いので
半音の変化に 注意が要るのですね。

もっとも、私の場合は
 これから弾くスケールが「和声・旋律のどっちだったか」
 で 迷ってしまうパターンなのですが…

長音階だと、1つのパターンしかないため
迷いようがないのに対し
短音階だと、1つだけじゃない事を知っているため
半音の変化に注意している内
「あれ?私、今 どっちの音階を弾いているんだっけ?

旋律的短音階で 始まったのに
途中から 和声的短音階を弾いていたりして
先生に 爆笑されております。

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