MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

名曲が弾きたい。②「トルコ行進曲」

2007年10月05日 | 音楽教室
『トルコ行進曲』というと
一般的によく知られているのは
ベートーベンの作品と
モーツァルトの作品と がありますね。

発表会で弾かれる頻度が高いのはベートーベンの方ですが
皆が憧れるのは、モーツァルトの方のようです。

どちらも、あの独特の 
ズンチャッチャッチャッ
ズンチャッチャッチャッ
ズンチャッ ズンチャッ ズンチャッチャッチャッ
という勢いのあるリズムの伴奏に乗り
にぎやかで、覚えやすい曲です。

モーツァルトの「トルコ行進曲」は
ピアノソナタ第11番の3楽章で
くるくる駆け巡るようなメロディが印象的。

初めから速い動きがあるのはわかっているので
これを弾きたい、という生徒さんは
難しくてもがんばる、と覚悟を決めて申し出ています。
単なる憧れだけで挑戦する人は あまりいないので
有名なわりには、他の参加者とあまりかぶることもなく
希望が通りやすい曲でもあります。

そういえば、トルコ行進曲が作曲された当時は
流行していたトルコ趣味から
「打楽器(シンバル等)が付けられていたピアノ
というものが、わざわざ作られたそうですね。
大学時代に聞いた話では
特殊なペダルだか、膝を使うレバーだったかで
操作するということでしたが
いまだに『トルコ行進曲』と聞くと
その話が脳裏をよぎり

発表会の舞台の上で
実際にシンバル・太鼓係を置いて演奏したら
さぞかし楽しいだろうなと思ってしまいます。

演奏している生徒さんの保護者には
間違いなく不評だろうと予想がつきますが・・

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