小学生時代はよく弾いていた生徒さんが
中学生になってからは、勉強にクラブにと忙しく
弾く時間がない~
と、ほとんど練習できずにレッスンへ来ています。
じゃあ、ここでできることと
練習しなくても弾ける方法を覚えましょう。
というわけで
知っている曲に伴奏を付けたり
変奏して遊んだりしつつ
あわよくばグレードの方につなげていきたいな
と もくろんでいたのですが
その忙しい彼女が、合唱の伴奏を引き受けてきました。
同じ曲を、同僚が親戚の結婚式で弾きますが
講師をしているその人ですら
『結構これ、リズムが難しい~』と苦戦しておりますのに
弾く時間が無い彼女、大丈夫なのでしょうか。
一応、楽譜を持ってきてもらって
ちゃんと押さえておかなければならない部分と
省いてもいい部分
こう弾くとサマになるなど
いくつかアドバイスはしましたが、どうなることか…
ところが ところが。
昨日のレッスンで、ちょっと弾いてもらったら
弾けている。
何故?どうやったの?
「毎日3時間か4時間弾きました!」
思わず
『弾く時間が無かったんじゃ?』と突っ込みそうになりましたが
自力でこういう曲を弾けるだけの力が付いていた
という事に、一安心いたしました。