MY研究所

(えむわいけんきゅうじょ) ピアノの先生の日常と、音楽教室や音楽についてのお話。

齢7歳にして

2009年06月26日 | 音楽教室

レッスンを始めて1年ちょっとのTちゃん。
ハキハキしていて、明るくしっかりした印象の子です

綺麗な色のもの、キラキラ光るものが大好き。
ピアノの音も、こうしたらきれいかな、と
考えた音を出してくれます。

しかし、気になるというか不思議なことが。

お休みが結構多い生徒さんなのです。
身体が弱いのかなあ。
風邪をひいたのでお休みします。」
という連絡をよくもらいますし・・・
        
習い始めてまだ1年、習うのは新しい事ばかり。
こんなにお休みが多かったら
前に習ったことを忘れてしまいそうですし
演奏も崩れてしまいそうなものですが
久しぶりに来たレッスンでは
実にきっちり仕上げてきてくれている

お母さまのサポートもあるかと思うのですが
お母さま、レッスン室には入らないしなあ…
しかも本人、練習を聴かれるのを嫌がるそうなのです。
じゃあ、お母さまがサポートしているわけでもないの?

何故???

        
たまたま、お休みされた翌週のレッスンで
先週は、Tちゃん風邪でも?」
と お母さまに伺ってみたところ
『いえ、その・・・・
 出がけの最後の練習で「弾けてない!」と
 本人、行くのを嫌がりまして。』

うわあ・・・
なんという完璧主義

しかし、レッスンには来てほしいので
あのね、Tちゃん。もし弾けていなくても
 練習がんばっていることは、わかっているから
 まだ途中だと思ってもレッスンに来てくれるかなあ?
 Tちゃんが来ないと寂しいし
 それに、あまり弾けてばかりだと
 先生のお仕事が無くなっちゃうからね?
と、説得。

Tちゃん「うん。」とお返事してくれました。

これで、お休みが減ると良いのですが。