今年初めて 学習者グレードを受験した生徒さん。
終わった後の感想は?と聞くと
初グレードだけに、やはり緊張したようですが
自由曲演奏も その他も うまくできた、とのこと。
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オールAで合格していました。
今回の生徒さんは、更に努力家で もっと力が付いていたため
じゃあ、大丈夫かなと 安心していたのですが
評価は、自由曲の基礎力だけ、「B」。おや?
試験官を担当されていた 同僚の先生に 伺ってみると
「ああ、緊張していたわよー
伴奏付けも、いきなり伴奏形で弾いちゃうから
1回で済んでしまったし(笑)」
緊張ね、それで 本番になって 演奏が崩れてしまったんだ?
「いえ、しっかり弾いて、表現力もあって よかったのよー。
演奏した2曲のうち、1曲だけ 力みすぎて、ちょっと
メロディと伴奏のバランスが崩れた部分があったくらいね。
…ただ、一緒に組んだ試験官の先生が
『オールAは、パーフェクトでなければ出せない』
って いう主義の方でー
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パーフェクト?
ヤマハの学習者グレードは、
このくらいならA、という評価の『幅』がありますよね?
パーフェクトという考え方のものではないと
この秋のグレード研修でも 念を押されたばかりですが。
「そうそう、それで その先生は
『ヤマハの研修での評価基準は 甘過ぎる
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って 怒っていらしたわ。」
…評価の基準については、気持ちがわからないでもないのですが
そういう怒りは、受験する生徒にぶつけず
ヤマハの本部に ぶつけてほしかったような。
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試験官の個人的主張で 評価を下げられた生徒さんが
〈別の試験官だったから いい評価をもらえた子がいる〉
と 知った時の気持ちを 考えていただきたい。
フォローが大変です。