ちわわ一家の 食べ歩る記・飲み歩る記

美味しい料理と
美味しい酒を求めて
日本を、世界をさまよう
チワワ一家の「食べ歩る記・飲み歩る記」

折尾 堀川運河の飲食店街

2014-12-19 20:52:29 | 国内旅行
夜の折尾堀川
JR折尾駅から外に出ると
すぐ目の前に広がるのは
運河沿いに立ち並ぶ飲食店です

距離にして100メートルほどの
川沿いの道路には
居酒屋やスナックなど
小さな飲み屋さんが
たくさん並んでいます


運河沿いの飲食店街

堀川が一番輝いて見えるのは
やっぱり夜ですね

川面に映る飲み屋の灯りが
さらにこの街を輝かせ
ここを通る人たちの心を踊らせてくれます

堀川橋 堀川運河にかかる橋です


堀川橋から見る景色も美しい


今日のお昼に行ったお店も営業しています


餃子兄弟は夜も大盛況


昭和の雰囲気漂うスナックも営業中


いろんなお店があってこの街に住む人がうらやましい


お店から出て来た人たちが行き交っていました

再開発でこの景色はどのように変わるのでしょうか
この雰囲気はぜひとも残して欲しい限りです

折尾駅内部赤煉瓦

折尾駅の古い駅舎はもう無くなってしまいましたが
構内の古い通路はまだ残っていました

この後、再び電車に乗って家に戻りました

北九州旅行 今日の夕食

2014-12-19 19:48:03 | 今日の献立
今日の夕食は実家でお鍋
鰹と昆布のお出汁に
たっぷりの野菜
そしてメインの具は
下関のフグでした

北九州の新鮮なフグは
とても美味しいです



食べ終わった鍋にごはんと卵を入れて
おじやを作りました


きょうのしめ

フグのだしが効いたおじや
最高に美味しかったです

小倉 玉屋サンローズ

2014-12-19 15:23:52 | 国内旅行
リーガロイヤルホテル小倉
小倉興産16号館ビル
高さ132m地上30階
1993年竣工 当時は県内で1番高い高層ビルでした


小倉興産ビル

ここの地名である浅野の由来でもある
浅野総一郎が1931年に設立した小倉築港(株)
20年後の1951年に 小倉興産(株)に商号変更しました
1979年にKMMビル竣工を機に不動産事業へ本格進出しました
その16号館がリーガロイヤルホテル小倉です

サンローズ

婦人・紳士衣料品、宝石・貴金属
ギフト・日用品などを取り扱うお店

和装

呉服の販売やアフターケアなども
やっているようです

ショップリスト

リーガロイヤルホテルの1階
ショッピングアーケードのパレ・ロイヤル
こちらにはサンローズの他にも
さまざまな高級専門店が並んでいます

玉屋サンローズ

サンローズの正式名称はタマヤサンローズ
かつて小倉に存在した百貨店『小倉玉屋』の元従業員達が
「玉屋の名前を小倉に残そう」とスタートしたお店です

店舗の外観

以前はロゴに『Tamaya』を全面に出していましたが
最近はその『Tamaya』を消して
『SUN ROSE』だけになっています
玉屋の名前を消してしまったのは何か理由があったのでしょうか

店内の様子

店内に展示されているのは主に婦人服
なのでちょっと中には入り辛い感じでした
その他の商品は訪問販売やインターネットなどで
対応しているようです

店内その2

このお店は現在も佐賀で営業を続ける
株式会社佐賀玉屋と委託販売契約を結んでおり
小さな店舗ながらも着実に黒字を出して
資本金を増やしているようです
いつかまた小倉に玉屋百貨店を復活させて欲しいものです

北九州市役所 レストラン パティオ

2014-12-19 15:01:38 | グルメ
北九州市役所の15階のレストラン
展望レストラン パティオ

ここも地下の玉屋食堂と同じ
玉屋食品が経営しています


食品サンプル

こちらのメニューは地下の玉屋食堂よりは
高めの価格設定になっています
そのぶんメニューもバラエティに富んでいます

おすすめランチ

日替わりランチの設定もあります
今日は檸檬ステーキランチでした

ランチパスポート参加店

最近人気のランチパスポート
書店などで920円で本を買えば
この本に掲載されているお店のメニューが
ワイコインの500円+税で利用できるというもの
こちらのパティオでも通常780円の焼肉ランチが
ランチパスポートがあれば540円で利用出来ます

店内の様子

おしゃれな店舗内装です

景色のいい席

15階の展望レストランというだけあって
景色は抜群ですね

このような景色が眺められます

お店から眺めることが出来るのは
隣のリバーウォーク北九州
小倉城も見ることができますよ

ケーキセット

ケーキとコーヒーのセットもあるので
お食事だけではなく喫茶として利用することも可能です
北九州の隠れた名店ですね

北九州市役所 玉屋食堂

2014-12-19 14:45:30 | グルメ
玉屋食堂
玉屋は今はなき小倉の老舗百貨店
小倉から百貨店として姿を消したのは2002年
今のリバーウォーク北九州の場所に
かつて存在していた百貨店
リバーウォーク開発に伴い
2002年3月に閉店しその後
旧小倉そごう跡地に移転し
営業を続けましたが
1年も満たないうちに廃業
65年に渡る百貨店の歴史に
幕を下ろしました

百貨店としては消滅しましたが
関連会社玉屋食品が経営する
玉屋食堂は今も北九州市役所の地下で
営業を続けています


食品サンプル

ここは市役所に務める人達が利用する食堂ですが
一般の人も利用することが可能なのです
営業時間は8:15~17:30
朝食メニューやランチメニューなど
時間によって異なるメニューも設定されています

食券販売機

利用はこちらで食券を買ってから

食堂の内部

食券を買ったらこちらでおぼんを取って
食堂の中に進みます

厨房

こちらの厨房のカウンターに食券を差し出し
料理が出来るのを待ちます

カツカレー サラダ付き

ランチの時間が過ぎてしまったので
定食関係は終わっていました
今の時間に利用できるのは
カレーやかつ丼など

カレー

カレーは玉屋食堂の人気メニュー
ミニサラダもついて550円
一般の食堂と比べれれば安いですね

ローズマーク

高島屋が中心の百貨店グループ
ハイランド(高島)グループに所属しているため
高島屋のロゴであるローズマークを使用しています
北九州市民のとってはこのマークは
非常に懐かしい懐かしいマークです

中華・麺類・寿司コーナー

厨房を挟んで左右2ヶ所に食堂が編成されています
左が定食などのお食事ができる和食・洋食コーナーで
右がラーメン、ちゃんぽん、うどん・そば、おいなりなどの
中華・麺類・寿司コーナーです

店内の様子

定食コーナーよりも少ない客席数です
この時間はさすがにガラガラでしたが
お昼時はたくさんの人で埋まっているのでしょうね
和食・洋食コーナーは15時で閉店ですが
こちらは閉店の17時30分まで利用できます

懐かしい玉屋のロゴ

扉に印字されている玉屋の文字は
昔懐かしい玉屋デパートのロゴでした

食堂の隣の売店は井筒屋でした

かつての小倉のデパートの縮図を見るようでした

北九州市役所 展望室

2014-12-19 14:34:21 | 国内旅行
紫川に架かる橋の1つ
「中の橋」通称「太陽の橋」
1992年5月に拡幅が完成し
以前の一方通行が解除されました
歩道部分が広く設けられ
北九州市の花「ひまわり」が
タイルでデザインされています

歩道に建てられた7体のオブジェは
「宇宙七曜星の精」という名称ですが
この不思議な頭の形から
「マカロニ星人」などと
呼ばれています

この橋の先に見える建物が
北九州市役所です


北九州市役所

1972年竣工
地上15階建て高さ70メートル
総ガラス張りの建物で
建築当時は「ガラスの城」
とも呼ばれていたそうです
今では高層ビルがたくさん建っていますが
昔はこれほど高いビルはあまりありませんでした
あまり知られていませんが
このビルの屋上は展望室になっていて
誰でも自由に入れるようになっています

展望室入り口

15階までエレベータで上がり
そこから階段を登ると展望室への入り口にたどり着けます

展望室のフロア

ここが屋上の展望室
屋上といっても全面ガラス張りで天井もあります

小倉城方面

北九州市役所は小倉城のすぐとなり
小倉城とリバーウォーク北九州が一望できます
一番奥に見える高層ビルは福岡県内で一番高いビル
高さ145.8m地上41階の小倉D.C.タワーです
2011年竣工 総戸数195戸のタワーマンション

勝山公園方面

かつて市民会館のあった跡地は
芝生で整備された広大な公園になっています
緑のチューブ状の建物は
北九州市立中央図書館
1974年竣工北九州市役所が出来た2年後です

紫川中の橋方面

「中の橋」通称「太陽の橋」
上からみると歩道に描かれたひまわりの像が確認できます
橋の横のたもとの高層ビルは小倉タワー
高さ100.8m地上28階 総戸数147戸のタワーマンション
かつての小倉法華倶楽部(後のガーデンホテル紫川)を解体し
2007年に竣工しました

井筒屋方面

レンガ色の建物が小倉井筒屋本館
右隣の白い建物は1998年にオープンした新館
奥には駅前のコレットやリーガロイヤルホテルなど
小倉の代表的な商業建築を見ることができます

小倉 鳥町食道街 だるま堂

2014-12-19 13:57:52 | グルメ
魚町銀天街と
その東側に並行する
小倉駅前商店街とを
東西に結ぶ狭い路地

ここは1945年(昭和20年)
戦後の闇市から生まれ
当時は小倉の台所とも
呼ばれていた『鳥町食道街』
(とりまちしょくどうがい)


アーケードの飲食店街

狭い路地ではありますが
ここにもアーケードが設置され
異空間の雰囲気を漂わせています

路地に立ち並ぶ飲食店

新しく入れ替わるお店から
昭和20年からずっと続く老舗まで
様々な飲食店を目にすることが出来ます
ちなみにこちらのラーメン店『まるいち』さんは
深夜3時まで営業しているお店です

中でも有名なお店はこちらの『だるま堂』さん

焼うどんのお店ですが
このお店の何が有名かというと
この焼うどんが日本で初めて考案された
焼うどんであるということ
つまり焼うどん発祥の店

お店の開店は戦後の昭和20年
初代の店主が焼きそばを作ろうと考えていたところ
当時は戦後の物資難でそば玉が手に入らず
代わりに入手できたうどんの乾麺を使って
焼きそばを作ったのがはじまりだそうです

カウンターにあるメニュー表

現在のメニューはこちらに書かれているものだけ
料理は焼きうどんと天まどのみです

では、天まどを注文しました

注文を受けて調理をするのはこちらの女将さん
親戚である初代店主から
昭和28年に夫婦でお店を引き継いだ2代目だそうで
2代目ご主人が亡くなられてからは
女将さんたったひとりでお店を切り盛りしています

完成しました

これが天まどと呼ばれる焼うどん

天まどが焼うどんと異なるのは
真ん中に落とされた玉子のみ

天窓から見える月の様子に例えたのが
この名前の由来だそうです
なので麺の上に目玉焼きを乗せるのではなく
麺の真ん中から雲に見立てた玉子の白身と
月に見立てた黄身の部分が覗いて見える様に
作り方も工夫がされているのです

玉子を割ると半熟の黄身が流れ出しました

この玉子の黄身を麺に絡めて食べるのが美味しいのです
現在我々が普通に食べる焼うどんとは全く違う味ですが
これが焼うどんの始まりの味なのかと思うと感慨深いです

歴史を感じる店内

いつまでもこの味を守り続けて欲しいですね


JR小倉駅 1・2番ホームの立ち喰いうどん

2014-12-19 13:30:20 | グルメ
小倉駅構内に何店かある
立ち喰いうどん店
『ぷらっとぴっと』
プラットホームとピットイン
をかけたもので
アメリカの俳優とは関係ありません


小倉駅と言えば『かしわうどん』

一般的に立ち食いといえばそばが主流ですが
小倉では主にうどんです
昔は特に指定がなければうどんが出て来て当たり前でした

東京の立ち喰いうどんとの違いとしては
まずはスープの色
関東以北では醤油の色で真っ黒ですが、
小倉のうどんは透き通っています
かつお昆布をベースに鶏もも肉でだしをとっているので
醤油の味ではなく、甘めのスープに仕上がっています

そしてもう1つの違いは麺はコシ
小倉のうどんはコシの無い柔らかい歯触り
うどんはコシが命と思っている人には物足りないでしょうが
こういう麺も美味しいのです

そして最大の特色は『かしわ』と呼ばれる鶏の刻み肉

北九州ではかしわめし弁当が有名で
折尾の東筑軒や小倉の北九州駅弁当などで販売されています
これらの駅弁販売店はそれぞれ基盤とする地域の駅で
かしわめしに入っている鶏肉を立ち喰いのうどんに入れて販売しています
東筑軒は折尾駅や黒崎駅、北九州駅弁当は小倉駅がテリトリー

メニュー

この小倉駅の立ち喰い店にはかけうどんの設定がなく
ベースが『かしわ』なので
ほかの月見やきつねなどすべてのメニューにかしわが入っています

厨房

駅のうどんなのでこちらの厨房であっというまに調理されます

こちらは小倉駅7番8番ホームにある『ぷらっとぴっと』

小倉駅には北九州駅弁当が経営する
立ち喰いスタンド『プラットピット』が3店存在します
なかでも1番の売り上げを誇るのは
7番8番ホームにあるこちらのお店
1番利用客の多い黒崎/博多、門司/下関方面の
電車が発着する鹿児島本線のホームであるのも理由の1つですが
もう1つ大きな理由があるのです

クッキングパパ 59巻の表紙を飾りました

このお店はクッキングパパで紹介されたお店なのです
数あるかしわうどんの中でも小倉駅のしかも8番ホームが
1番うまいとマンガの中で言われています
ですからこのお店に集中しているのでしょう
同じお店なので味も同じだと思うのですがねえ




JR九州の車両

2014-12-19 13:08:24 | 国内旅行
JR九州の813系車両
ステンレス色のボディに
真っ赤なアクセント

単なる移動手段だった電車に
デザインで命を吹き込んだ

デザインを手がけたのは
ドーンデザイン研究所の
水戸岡鋭治氏

この美しい電車に乗って小倉まで


車両の内部

シートは転換式クロスシート
進行方向に対して直角に配置されたシートを
クロス(交差)シートと呼ぶそうです
転換式なので2人がけのシートにも
4人がけのボックスシートにも変更可能

円形に配置されたつり革

ドアスペースのつり革に採用されたデザインは
混雑時に人を分散させる機能も持っています

連結部付近は固定式のボックスシート

ここでお弁当を食べながらのんびり鉄道旅もいいですね

内側のドアも赤いペイントです


813系の赤い車両に接続されていたのは817系車両

こっちは真っ白の塗装がされた車両で
813系とは全く異なる配色の車両がつながっていました

817系のシート

817系3000番台の車両はこのような木製のロングシート
さすが水戸岡氏のデザインはロングシートもおしゃれですね
座ってみませんでしたが座り心地はどうなんでしょうかねえ

丸いつり革の配置は813系と同じですね

車内はドアも含め白で統一されています

くるま椅子のスペースにはテーブルが設置されています

ここにお酒を持ち込めば車内立ち飲みスペースに早変わり
満員電車だと迷惑ですが
空いてる時ならアリではないでしょうか?

813系1100番台車両

2007年から投入された1100番台の車両から
行先表示が以前の幕式からLED方式に変更になっています
0番台が投入された1994年からもう20年
少しずつマイナーチェンジされていますが
デザインの斬新さは昔から変わりません

黒崎 井筒屋

2014-12-19 12:58:39 | 国内旅行
井筒屋黒崎店

ここはもともと『黒崎そごう』でした
黒崎そごうの創業は1979年
そごうとしては10番目に開業した店舗で
初期の名称『十合(そごう)』の十から
全国10店舗を目標とした当時の出店計画が
達成された記念すべき店舗だったのです

さらにここはそごうが九州に出店した第1号の店舗
これにより、百貨店として初の北海道から九州まで
4島すべての出店を達成したのであります

その後そごうは20店、30店と日本各地
そして海外にも出店を重ねましたが
後のバブル崩壊による不景気の影響で
2000年7月にそごうは破産
黒崎そごうも同年のクリスマスに閉店してしまいました

閉店から約1年後、空き家となったその場所に入ったのは
当時ライバルであった井筒屋黒崎店だったのです
黒崎店がそごう跡地に移転した後の元の店舗は
井筒屋アネックス-1として現在も営業を続けています



長い全長の複合商業施設

『まるで、宇宙船艦!』というのが
そごう開店当時のキャッチコピーでした
そごうが開店した1979年は『宇宙船艦ヤマト』
がまさに大ヒットしていた時
当時としては日本一長かった店舗の外観を
宇宙船艦ヤマトの姿にたとえる事で
当時の人々の心を掴んでいったのです

2階の正面玄関前から見上げた眺め

屋上の『井筒屋』の文字の上には
そごう時代から受け継いだ大きな看板が
ありましたが去年撤去されました
その看板には井筒屋のロゴマークがあったらしいのですが
そのマークの後ろからそごうのマークの影が浮き出ていたそうです
何度塗り直しても浮き出てくることから
そごうの呪いだと怖れられていたそうです
それが撤去の理由では無いのでしょうが

南東側からの眺め

開業当時は九州最大のショッピングセンターでした
最初は百貨店のそごう、67の専門店を持つメイト、スーパーのジャスコの最強タッグで
売り上げも順調に伸ばしていきました
ジャスコ黒崎店は1990年に同じイオングループの『フォーラス』へと業態を変更
後の1999年にフォーラスは閉店、そして翌年にそごうも閉店
その後いろいろなお店が入れ替わり現在に至っています

最上階の7階はレストラン街

ファミリーレストランや和食バイキング
中華にお蕎麦など様々な料理が味わえます

クロサキメイトの5階はベスト電機

福岡発祥のベスト電機はかつては業界No.1でした
現在はヤマダ電機の子会社です

メイト1階の食品スーパーはレッドキャベツ

初めて見るスーパーですが
どうやら隣の下関が基盤のお店らしいです
このショッピングセンターは地下がないので
1階が食品売り場になっています

駅側からの眺め

裏から見ると景色がだいぶ違いますね

黒崎駅と井筒屋

駅とは2階のペデストリアンデッキでつながっています
黒崎の顔でもあるこのショッピングセンターは
今後の活性化に向けて頑張って欲しいですね

黒崎駅のプラットホーム

折尾名物の駅弁当『かしわめし』を販売する東筑軒は
ホームの立ち食いうどんもやっていました



折尾堀川 餃子兄弟

2014-12-19 12:28:25 | グルメ
折尾堀川 餃子兄弟
堀川沿いの飲食街にある超人気店
中国人のご夫婦が営む
小さな小さな中華料理のお店です

その名前の通り餃子がメインですが
餃子の他にも麻婆丼やラーメンなど
本場の中華料理が楽しめます

開店時間を見計らって1番乗りしました


とりあえずビール

ビールはアサヒのスーパードライ
ビールと同時に餃子も注文しました
カウンターの目の前で
奥さんが餃子の皮を伸ばして
みるみるうちに具を詰めてゆく様子を見る事ができます

おつまみにザーサイもついています

餃子が焼き上がるまで
ザーサイとビールで間をつなぎます

ビールと焼き餃子

あっという間に焼き上がってきました

焼き餃子

パリパリの羽根つき餃子で
焼き上がりも美しいですね

写真を撮り終えてようやく頂きました

こちらの餃子はにんにくを使っていないので
お仕事中でも安心ですね
にんにくがなくてもしっかりとした味で
とても美味しいのですよ
焼き餃子とビールは最強の組み合わせですね

お次は水餃子

皮がぷりぷりしていてこちらも激ウマです
なぜか豆腐が1切れ入っていました

お店を出るとお客さんが並んでいました

かなり人気のお店なんですね
うまさの秘訣はすべて手作りだからでしょうか
皮がもちもちなのも、焼く直前に延ばしているから
出来合いの皮を使った餃子とは
うまさが全く異なります

あまりの美味しさにお土産用の10個入り餃子を買いました

お店は堀川沿いの堀川橋の近く

こちらのお店も当然再開発の区域に入っているのでしょう
取り壊される事になったら、お店はどうなるのでしょうか
ぜひとも何処かで営業を続けて欲しいものです

しんしん堀川

一般的にこの川は堀川と呼ばれていますが
厳密に言うと新々堀川というらしいです

源流の遠賀川から約700mの範囲が本当の堀川で
そこから先の約200mが新堀川
さらにその先から洞海湾までの約9kmがこの新々堀川だそうです

堀川の裏通りにある宮原酒店

こちらの酒屋さんも、先ほどの高橋酒店と同じく
角打ちが出来る酒屋さんです
今度来た時は、こちらのお店にも入ってみようと思います

赤煉瓦アーチ高架橋

2000年に完全廃止となった西鉄北九州線が走っていた高架橋
高架駅だった折尾駅は解体されましたが
高架橋の一部は解体を免れ今も残っていました

何でもない古い橋かと思いきや
調べて見ると色々と意味のある橋だったようです

この赤煉瓦アーチ橋は大正期に造られたもので
現存するのは東京駅とこの折尾のみ
また、『ねじりまんぽ』と呼ばれる幻の工法で造られており
現在では同じ工法での建設が不可能と云われています
また、この高架橋を通る北九州線が開通したことをきっかけに
この沿線付近の5つの市が合併して北九州市が誕生したと云われているそうです
歴史的にも、技術的にも、文化的にも意味のある建築物なんだそうです

3連プラス6連の計9連のアーチだったそうですが
市民達の署名運動も虚しく6連が取り壊されて
現在残っているのはこの3連のみなのです
この付近の再開発に当たり
今後この高架橋がどのように扱われるかは注目すべきでしょう


折尾駅前

現在折尾駅は解体工事中
旧駅舎は1916年(大正5年)に完成した木造2階建て
門司港駅と並ぶレトロな駅舎でしたが2012年から解体が始まり、新駅舎の完成は2021年と言われています
東京オリンピックの後ですね


八幡西区折尾 堀川 高橋酒店 

2014-12-19 11:48:35 | グルメ
八幡西区折尾
JR折尾駅の南側には
堀川と呼ばれる運河があります

江戸から明治にかけて造られた人工河川で
水害防止や物資の運搬などの
目的を果たしていました

この付近は炭鉱や製鉄所など
北九州工業地帯の要の場所でもあり

それらの工員たちが多く行き交う事から
運河の沿岸には古くから飲み屋が
建ち並ぶようになりました


堀川の飲食店街

この付近は戦争の時にほとんど空襲を受けておらず
戦前からの町並みを今に残す
『昭和の横丁』として親しまれています
堀川の川沿いの100メートルほどの距離に
小さな飲食店が30軒ほど軒を連ねる姿は
まさに昭和にタイムスリップしたかのようです

こんな素晴らしい景観なのですが
近々付近の区画整理事業に伴い
全てが取り壊されてしまうと言う事で
非常に残念な限りです

飲食店街の先の静かな雰囲気の場所にある
1軒の酒屋さん

創業は1918年(大正7年)
非常に古い歴史を持つ酒屋さんです

高橋酒店外観

こちらの酒屋さんもまた
区画整理の予定地に入っており
残念ながらそのうちに取り壊されてしまう建物なのです

店内

非常に立派なアサヒビールの木製看板や
沢田研二さんのポスターなど
昭和の時代から時計が止まった様な雰囲気です

目野酒造 國の壽の木製看板

目野酒造は現在の福岡県柳川市にある
創業120年の造り酒屋さん
山門郡三橋村と言うのは1952年(昭和27年)
まで存在した呼び名なので
この看板はそれよりも以前の物と言うことが分かります
高橋酒店さんとは古くから関わりがあったようです

店内

店内には日本酒や焼酎、ウイスキーなどが
所狭しと並べられています

カウンターには熱燗器

そう、ここは店内でお酒を飲む事が出来る店
酒屋は本来飲む所ではないのですが
買ったお酒をその場(店内)で飲む事を
角打ち(かくうち)と言うらしく
この酒屋さんはそれが出来るお店なのです

店内には乾き物のおつまみも並んでいます


串ものやソーセージなども並んでいました


もちろん今回訪問の目的はこれ

平日の午前中にも関わらず
熱燗を飲むという行為は
とても幸せな気分です

午前中から飲めるという理由は
この辺りの2交代や3交代の労働者達が
夜勤を終えて飲む事が出来るようにということらしく
以前は早朝7時頃から営業していたそうなのです
現在は10時とか11時とか、お店をあける時間はその日によって変わるそうです
私が訪問したのは11時前でしたが、すでに多くの先客達が
お酒を嗜んでおられました

鳥皮の串焼き

飲食店ではないので、つまみをお皿で提供する事が出来ません
何かの裏紙に乗せて戴くというのが角打ちのスタイルなのです

熱燗の日本酒

何の銘柄か確認するのを忘れましたが
おそらく店内の看板にあった
目野酒造さんの『 國の壽(くにのことぶき)』でしょう
きりっと辛口で味わい深く熱燗にぴったりでした
鳥皮1本をちびちびと食べながら
熱燗を2杯いただきました

4代目の店主

カウンターで飲んでいると
色々と話を聞かせてくれる
とても気さくな方でした
初めての角打ちで知らない人達の中に
飛び込んだ訳ですが
店主のおかげでいつの間にか周りの知らないみんなと
楽しく飲んでいたのでした

お店から外を望む

冬場は暖をとる為にビニールのカーテンが取り付けられていましたが
普段はカーテンも扉もなくフルオープン
お店の中から店の外まで
角打ちのお客さんで溢れかえっているそうです

堀川の景観に溶け込む高橋酒店

そういえば、小倉の実家の向かいにあった酒屋さんも
この様な角打ちが出来る酒屋さんでした
子供の頃お使いで酒屋の中に入ると
昼間からお酒を飲む人がたくさんいたのを思い出します
残念ながらその酒屋も今は店を畳んでしまい
当時の角打ちを見ることが出来ません
もし今でもやっていたら絶対に飲みに行ったのに

北九州は工業地帯だったという土地柄から
この様な角打ちが街中に存在していたようです
でも今はそういった姿がどんどん消えていく最中なのかも知れません
こういったさなかに高橋酒店に来れて本来に良かったです

北九州 かつて小倉にあった百貨店

2014-12-19 09:43:19 | 国内旅行
ワシントンビル
その昔、西鉄の路面電車
『北方線』が走っていた
狭い道路沿いにある建物


現在はドラッグストアやカフェそしてオフィスなどが入る雑居ビル


でも私の記憶にあるこのビルには
ビルの名前でもある小倉ワシントン靴店が入っていました

昔から靴屋さんだと思っていたら
実はもっと古い歴史を持つビルだったそうです

斜めから見たワシントンビル

表側はきれいにリフォームされていて分かりませんでしたが
横から見ると古い壁が見えています
このビルは戦前の1936年(昭和11年)に建てられた
今はなき小倉の百貨店『かねやす百貨店』の
新館として建てられたものだったそうです

かねやす百貨店は井筒屋や玉屋よりも歴史が古く
1920年(大正9年)に小倉で2番目に開業した百貨店です
ちなみに最初の百貨店は1918年(大正7年)開業の
『兵庫屋』と言うお店
そのお店はしばらくして閉店してしまったそうです

かねやす百貨店が新館を建てた昭和11年前後に
小倉井筒屋と小倉玉屋が立て続けに開業し
当時は小倉の3大百貨店と言われるほど繁盛していたそうです

しかし戦後の1952年(昭和27年)に発生した
魚町大火と呼ばれる火災によりかねやす百貨店は大きな損害を受け
遂に1954年(昭和27年)に『かねやす百貨店』は閉店してしまいます

歴史を感じる壁

「かねやす百貨店」はなくなりましたがそのビルは残り
その後『ワシントンビル』として第2の人生を歩むことになったのです
ワシントン靴店としての歴史が長かったので
ここが百貨店だったということを知る人は少ないのです

そして最近になってもう一つ話題となったのは
屋上部にある防空監視哨(ぼうくうかんししょう)です

防空監視哨とは戦時中に空襲に飛来する米軍機を監視する小屋のこと
2メートルほどの立方体の側面には小さなのぞき穴があり
小倉の街と上空を一望する事ができるそうです

以前はワシントン靴店の大看板が屋上に設置され
それによって防空監視哨が隠されてしまっていたため
長い年月のうちに『かねやす百貨店』と共に忘れ去られていました
しかし、ワシントン靴店が店を閉め、後にその大看板が撤去されると
防空監視哨が露わとなり郷土史愛好家の目にとまり
注目を受ける様になったのです

ワシントンビル南側の壁

かつては建物の南側には小倉では有名だった老舗のナガリ書店が隣接していましたが
その書店も2006年には閉店をし、後にそのビルも立て替えられました
その新しいビルとの隙間からこの南側の壁を見る事ができます

歴史を感じる鉄骨の非常階段

この非常階段はなぜか1階の途中で切れているため
上にあがる事が出来なくなっています

小倉井筒屋とオリエント キャピタルタワー

左のオリエント キャピタルタワーは2007年に完成した高層ビル
1階から5階は店舗やオフィス
6階から20階はレジデンシャルマンションです
このビルが出来る前に建っていたのは
1961年に完成した、地下1階地上6階建ての商業施設「小倉東映会館」
4階に2つの大規模な映画館が入っていました
子供の頃よく行っていた映画館です

地下1階から3階はファッションビルの三愛
ここにあった喫茶店『アルク?』のナポリタンが美味しかった
あつあつの鉄板で出されるナポリタンとその上に乗る目玉焼きが
今も記憶に残っています

地下1階にはお好み焼き『なにわ』がありました
ここにも子供の頃良く行った記憶があります

とても思い出のあるビルでしたが2004年に取り壊されてしまいました
でも新しく出来たビルの5階までの形は
当時の東映会館そっくりの作りになっています
だから何となく懐かしい
でもその中は空きテナントばかりのようなので
往年の東映会館を偲ぶことが出来ないのが残念です

小倉井筒屋

子供の頃のデパートとして記憶が強いのはここですね
そしてもう一つは小倉城の前にあった小倉玉屋
残念ながら小倉玉屋はデパートとしての姿を消してしまいました

井筒屋の本館と新館をつなぐ通路

この広場はドラマ『MOZU』の爆破ロケで使われました
ドラマでは架空のデパート『銀座 井筒屋』の設定でした
ロケの時はこの通路に瓦礫が敷き詰められて
本当に爆破されたようになっていたそうです

松本零士クロスロードミュージアム

2001年に廃業した旧小倉ホテルの壁面を覆い
小倉出身の漫画家松本零士さんのおなじみのアニメ
銀河鉄道999が描かれたストリートミュージアムになっていました


旧小倉ホテルは予定では2011年に解体し
その跡地に地上19階の商業ビルが建つ計画だったのですが
その計画はいまだ実行されていないようです

北九州旅行 西鉄イン小倉の朝食

2014-12-19 07:19:34 | グルメ
本館1階は居酒屋チェーンの
つぼ八が入っています
夜は居酒屋として営業し
朝はホテルの朝食会場として使われます


朝食の案内

無料朝食なので宿泊者ならどんなプランで宿泊しても
自由に朝食をとることが出来ます

バイキング形式の朝食です

パンは食パンにロールパンにクロワッサンと
種類も豊富なのでどれにしようか迷ってしまいます

おかずもたくさん

イワシの煮物に高菜の漬け物にゴボウサラダ
ウインナーも並んでいます

今日の朝食

鶏の炊き込みごはんにお味噌汁
お味噌汁の具は乾燥わかめと乾燥麩
入れ過ぎると膨れ上がるので控えめに
ポテトサラダはパンに合わせるのがオススメです

パンも頂きました

レーズンロールにシュガークロワッサン
朝食にオレンジジュースは王道ですね
ホテル側は無料の軽食と控えめに言っていますが
十分に豪華で美味しい朝食でした

観光案内コーナー

北九州を観光するなら
各種パンフレットが取り揃っている
1階ロビー横の観光案内へ
中国語や韓国語の案内もありました

新館1階のロビー

おしゃれなソファで待ち合わせが出来ます

新館1階のパソコンコーナーとフロント

パソコンは自由に使えるので
旅行の時のちょっとした調べ物に便利

フロントには受け付けが数名で対応してくれるので
混雑時でもそれほど待たされないでしょう

アメニティは部屋には置いていないので
フロント横のアメニティコーナーから
必要な物だけ持っていくシステムです
ブラシにシェーバーにタオルにスポンジなど
種類は豊富です

勝山通り沿いにそびえる新館

本館は小倉駅に近い勝山通りの裏通りに面しています

では行って来ます