ちわわ一家の 食べ歩る記・飲み歩る記

美味しい料理と
美味しい酒を求めて
日本を、世界をさまよう
チワワ一家の「食べ歩る記・飲み歩る記」

ボジョレー・ヌーヴォー2015

2015-11-19 01:34:41 | 今日の献立
今日はボジョレー・ヌーボー解禁の日
ドン・キホーテ北上尾PAPA店
日付けが変わる0時前に到着


ボジョレー・ヌーヴォー売場

日付けが変わっても幕が下がったままの状態
お祭り感全くなしでしたが
誰も手を付けない棚から1本取り出し
当店第1号の購入者となりました

北上尾駅ホーム

ボジョレーを買いに桶川から電車で北上尾へ
そして帰りは北上尾から戻ります
電車は遅延していましたが、北上尾に着いたのと同時に
電車も到着、待たずに乗れました

ロベール・サルー ボジョレー・ヌーヴォー2015

ドン・キホーテ オリジナル
フルボトルで1本679円+税
本場フランスの価格で提供できるよう
ドン・キホーテが最安値に挑戦したボジョレー・ヌーヴォーです
ボジョレー地区ロマネッシュトラン近郊のガメイ種からつくられたワイン
去年は近くのコンビニで買いましたが、どこも2000円前後はするので
今回は少し足を伸ばしてドン・キホーテで


フレッシュでフルーティーな新種の味わい
安くてもおいしいです

安さの秘密はペットボトル

少し前は驚きでしたが、最近は非常に良く出回っています

ラ・フランスサラダ

頂き物のラ・スランスは今年はサラダで大健闘しています

ボジョレーに合わせるオードブル


サバのグリーンペッパー

グルメ缶詰シリーズ『家バル』のうちの1つ

サーモンとディルのオイル煮

こちらも『家バル』シリーズ

広島県産 かき燻製油漬け

こちらも缶詰ですが、K&K缶つまプレミアムシリーズです

ナッツ

今年もボジョレー解禁を大いに楽しみました

アニバーサリー

2015-11-14 23:40:23 | 今日の献立
誕生日のお祝いに
フランスのシャンパン
『ヴーヴ・クリコ』
今日は我が家で
バースデーパーティです


コルクの上にかかる栓おさえ

この栓おさえはミュズレと呼ばれるそうで
ここに描かれている肖像画はこのシャンパンをつくり上げたニコル・クリコ女史

創業者フィリップ・クリコの息子のフランソワ氏と結婚しましたが
結婚後4年で亡くなり、その妻であったニコル・クリコ女史が
27歳でその遺志を継ぐこととなりました
最初は小さな企業でしたが、彼女の活躍により事業は拡大し

1810年にヴーヴ(フランス語で未亡人の意味)・クリコ・ポンサルダン
と社名を変え、現在も広く愛飲される屈指のシャンパンブランドへと成長させたのでした

グラスに注がれたヴーヴ・クリコ

澱(オリ)のない、澄んで透明なシャンパンはニコル・クリコ女史が開発した製法です

ヴーヴ・クリコにあわせるのはラ・フランスのサラダ

生ハムとブルーチーズでサラダに仕上げたラ・フランスは
シャンパンの最高のおともです

サバの缶詰め

ワインなどのお酒によく合うおつまみ缶詰シリーズ『家バル』から
グリーンペッパーをピリッと効かせたサバのオイル漬け

「缶をあけたらすぐおつまみ! お家でバルのおいしさを」をコンセプトに
ワインなどに合わせてお楽しめるグルメ缶詰です

メインの和牛ステーキ

付け合せはにんにくのソテー

アンジェのバースデーケーキ

まちのパティスリー、『アンジェ』さんで買ってきました

生クリームのバースデーケーキ

いつも変わらぬ美味しさが魅力です

キャンドルを立ててバースデーを祝いました


カットしたケーキ

今日も幸せな1日でした

ミニパーティー

2015-11-14 00:31:07 | 今日の献立
今日は我が家でミニパーティー
日付けが変わったら
まずはシャンパンで乾杯します
今日のシャンパンはMOET(モエ)
ありがたい頂きものです


モエ・エ・シャンドン ロゼ

通称モエピン
特別な日にしか飲めないシャンパンです

グラス

淡いピンクが美しいですね
モエの白も美味しいですが、ピンクはさらに味わいが、増しますね

モエピンに合わせるオードブル

赤羽駅の駅ナカショップ エキュート赤羽にある
広尾プレーツさんで取り揃えました

スモークサーモン

広尾プレーツさんはワインに合わせるおつまみを多く取り揃えています

パテ

前菜には嬉しいポークのパテ
粒マスタードが味のアクセント

チーズ

お店の人が一押しのブルーチーズ
濃厚でまろやかな口当たり
クセが少ないのでブルーチーズ初心者でも楽しめます

プチ贅沢な深夜のミニパーティーでした

山形のラ・フランス

2015-11-11 20:28:04 | 今日の献立
山形から荷物が届きました
冬の味覚ラ・フランス


山形県ラ・フランス倶楽部

山形南陽のんのん倶楽部の契約農家が
丹誠込めて作ったラ・フランス

ふた開封

大玉のラ・フランスが6個入り

ラ・フランスの果実

甘味の中にほんのり酸味があり、果汁たっぷりの果肉が特徴です
濃厚な甘みと滑らかな舌触りで、上品な味わい
ほぼ食べごろの状態で送られてきました

ラ・フランスで作ったサラダ

もちろんそのまま生で食べるのが美味しいのですが
サラダにしてお酒のつまみにするのが我が家流

ベビーリーフに切ったラフランスと薄切りの生ハムを並べ
小さくちぎったブルーチーズやクルミなどのナッツをふりかけ
オリーブオイルとビネガーのドレッシングをかければ出来上がり

ラ・フランスの濃厚な甘みと生ハムとブルーチーズの塩気がベストマッチ
ナッツの食感もまたいいのです

ワインに良く合う最高のおつまみになりました

韓国旅行 最終日

2015-11-07 22:38:22 | 海外旅行
今回の韓国旅行で利用した
ホテル客室内の液晶テレビ

韓国はスマートテレビ先進国
世界シェアの4割を韓国の2つの企業
(サムスン、LG)が占めています

それだけに、ホテルのテレビも
インターネットと連携していました
しかし、画面もリモコンも全てハングルで
操作の仕方はもちろんのこと
操作画面の消し方までさっぱり分からず
邪魔な操作画面を常に表示させながら
テレビ視聴をすることとなりました

日本も同じですがこういう所は
外国人に優しくありませんね


ホテルの部屋からの景色

高層階だったので向かいのビルの屋上が見えました
辺りはビルが立ち並ぶ地域のようです

ホテル全景

今回の滞在で利用したホテルは中央に写っている高い建物

ホテル正面

今回の出張でお世話になった韓国の商社の方が予約してくれました
日本からもインターネットの予約サイトから予約できるようです
日によって異なりますが、1泊1万円前後から
ちなみに今回の出張で利用した部屋は、1泊9900円でした

宿泊したホテル界隈の街並み

ホテルのすぐ脇に「モクチャコルモッ」と呼ばれる通りがあります
日本語に訳すと「食い倒れ通り」です

全長600mほどの通りの両側を様々な飲食店が軒を連ねています
昨日のタッカンマリやユッケのお店もこの通り沿い
安いお店が多く、地元の人たちがよく利用するので日本人は見かけません

個人的には日本人観光客が多い明洞(ミョンドン)とかよりも
こういったローカルな通りの方が好みです

ユッケ工作所

昨日の二次会で利用したユッケの美味しいお店

食い倒れ通りと並走してる幹線道路

1988年に行われたソウルオリンピックで使用されたメインスタジアムが
この近くの蚕室総合運動場にあります

蚕室総合運動場の前を通るこの道路は
オリンピック通りと呼ばれているそうです

中央分離帯にはオリンピック競技にまつわるモニュメントが
多数立ち並んでいました

ロッテワールドタワー

オリンピック通りを東へ向くと
建設中のロッテワールドタワーを見る事が出来ます

2009年に建設が始まり、来年2016年に完成を予定しています
完成すれば、地上123階建て、高さ555メートル
世界第9位の超高層ビルになる予定です

ちなみに日本一の超高層ビルは大阪の「あべのハルカス」で
地上62階、高さ300メートル、世界第166位です

今日は朝からあいにくの雨でした
ホテルの周りのスーパーやコンビニでお土産を買って
その後空港へ向かいました

帰りの飛行機の機内

帰りの便は金浦(ギンポ)空港から羽田行きの大韓航空を利用しました
KE2079便は金浦空港16:20発、羽田空港18:35着です
機材はボーイング777-300でした

機内食

今回はビーフを選択
もちろんビールも

お土産のキムチ

無事に家に着きました
コンビニで買った2種類のキムチを食べ比べ

普通のキムチ(右)と焼きキムチ(左)です
日本で焼きキムチはあまり見かけないですね
焼く事でひと味変わり、これはこれでまたとても美味しいです

イカ燻製

こちらも韓国のコンビニで買ったお土産です
別に日本でも普通にありそうですが

酒のつまみに

味付けは韓国だけにピリ辛でした

以上韓国旅行(出張)の報告でした

韓国旅行 今回の宿泊先

2015-11-06 22:50:51 | 海外旅行
ソウル市松波(ソンパ)区
蚕室洞(チャムシルドン)

地下鉄2号線新川(シンチョン)駅
から徒歩5分のビジネスホテル

今回の韓国出張は2泊3日で
2泊ともこのホテルに滞在です


デスク

wifi完備なのでホテルで仕事も可能

バスルーム

ブラインドを上げれば夜景が一望できる展望風呂
でも外は近くに高層ビルが立ち並んでいるので
ブラインドを上げて入る勇気はありませんでした

洗面台

洗面台はアメリカンスタンダード製
タイでもこの陶器をよく見かけました

シャワー

洗面台の横にシャワーがあります

トイレ

シャワーの隣はガラス扉のトイレです

窓からの景色

夜中まで賑わっていました

今日の夕食はお客様と我々の橋渡し役である韓国の商社さんと
この近くのお店でタッカンマリ(鶏の水炊き)を頂きました

商社さん達とは今日が初対面だったので
なんとなく食事の写真は撮れませんでした(残念)

큰손닭한마리(クンソン タッカンマリ)と言うお店でした
白濁したスープの鍋に鶏やジャガイモ、トック(韓国餅)などが入り
大量の生のニラと一緒に頂きます

ニラには酢醤油みたいなタレとコチュジャンやカラシなどをブレンド
ニラだけでも十分美味しいので
これに合わせる鶏の水炊きの美味さは言わずもがな

鍋の具が少なくなると、その鍋に手打ち麺を投入します
鶏のダシが出たスープでいただくうどんの美味しいこと

うどんを食べ終えたら次は御飯を投入します

韓国の鍋の締めは必ず焼き飯です

鍋にスープを少しだけ残して、白い御飯を入れ
小さく崩した韓国海苔とニラをたっぷり加え
胡麻油をかけて鍋で炒めると最強の焼き飯の出来上がり

これまで食べてきた中で一番美味しいと思った焼き飯でした

タッカンマリを食べた後
商社さん達と別れて他のお店で飲み直すことに

二次会のお店


店外には日本語で「お食事処」と書いた提灯があったので
日本食のお店かと思って入ってみましたが
日本語メニューは一切なく、日本食のお店でもありません
焼き肉やユッケといった韓国料理のお店だったのでした

後から調べて分かったのですが、このお店は육회 공작소(ユッケ工作所)というお店でした


ビール

韓国でよく見かけるCass(カス)ビール
日本のビールと比べると薄い味のビールです

ユッケ

店名を知らずに入りましたが、ちゃんと店名のメニューは注文していました

今日本では、特別に許可を受けたお店でしか食べられないユッケです

ユッケは生の牛肉を細切りにして
ゴマ油やコチュジャンなどで味付けしたもの
下に敷かれているのはネギと梨、上に乗るのは卵黄です
すべてをしっかりかき混ぜて食べると至高の味が得られます

韓国に来たら必ず食べたい一品です

韓国旅行 ソウル

2015-11-05 22:55:25 | 海外旅行
久々の海外出張
今回は韓国ソウルです

まずは日暮里からスカイライナー
日暮里を6時半に出発しました
今回は朝早い便だったので
家からは始発の電車を使いました


京成スカイライナー

日暮里から成田空港までわずか36分
在来線としては日本最速の時速160kmで走行します
車両デザインを手がけたのは山本寛斎氏

成田空港第一ターミナル

空港のチェックインフロアに着いたのは7時半

巨大コカ・コーラ缶

第一ターミナルの休憩所には
巨大なコカ・コーラの缶が横たわっていました
この裏側はコーラの自動販売機になっています

搭乗した飛行機の機内

大韓航空KE706 成田空港を9:10に出発し
ソウル仁川空港に到着するのは11:50

エコノミーシート

個別モニターとリモートコントロールがシートに設置されています

機内食

ライスorヌードル?と聞かれたので
ライスを選択するとこちらの親子丼
パンにバター、そしてフルーツもついていました

機内から見た上空の景色

右の窓側シートからは富士山は見れませんでしたが
天気がよく、どこかのきれいな景色を見ることができました

仁川国際空港前の巨大なホール

空港に到着するとお迎えの人が待っていて
その人について行くと巨大なホールのある建物に入りました

A'REX(エーレックス)仁川国際空港駅

今回初めて入ったのですが
2007年に開通した空港鉄道の駅だったみたいです
でも電車を利用するのではなく
この建物の駐車場に止めた車に乗っての移動でした

これから韓国のお客様の所へ行って新しい仕事の打ち合わせを行います


桶川市民祭り 皇女和宮行列

2015-11-03 15:00:21 | 国内旅行
桶川市民祭り
桶川市の市制施行
(昭和45年11月3日)を記念して
毎年11月3日に行われるお祭りです

JR高崎線の桶川駅の東側に並走する
旧中山道は歩行者天国となり
露店やフリーマーケットなどが開催され
ボーイスカウトのパレードや
よさこいのパレードなども行われます

中でも1番のメインイベントは
公募で選ばれた桶川市民が
江戸時代の衣装をまとって旧中山道を歩く
皇女和宮(こうじょかずのみや)行列です


行列のご一行

『皇女和宮(こうじょかずのみや)』とは
弘化 3年(1846年)に産まれた仁孝(にんこう)天皇の第八皇女
和宮様は6歳の時、有栖川宮家の長男熾仁(たるひと)親王と婚約しましたが
ご成婚間近だった14歳のとき、突如起こった『公武合体』政策により
江戸幕府の徳川家との政略結婚をさせられる事になりました

ちょうどこの時代は幕末動乱期で、ペリーの黒船来航(1853年)や
安政の大獄(1858~1859年)、桜田門外の変(1860年)などが続き
徳川幕府は弱体化し、朝廷(天皇)との関係も悪化の一途をたどっていました
この打開策として生まれたのが『公武合体』政策でした
その『公武合体』の矢面に和宮様は立たされたのです



和宮様は当然拒絶されましたが
兄である孝明(こうめい)天皇の苦しい立場や
拒絶された場合に身代わりになられる方の事を考えて
泣く泣く江戸幕府への降嫁をご承諾なされました
和宮様輿入れ(こしいれ)のお相手は
徳川家茂(とくがわ いえもち)第十四代将軍です
将軍家茂にも同様に婚約者が居たということで
当然こちらの婚約も解消させられたようです
この結婚に関してはさまざまなドラマがあったようですね



文久元年(1861年)10月20日午前8時、和宮様の降嫁行列は
京都桂御所を出発され、中山道を経由して25日間134里(約530km)に渡る
江戸への下向がスタートしました
下向に費やされた人足は延べ60万人、馬1万5千頭
経費74両(現在の価値で推定150億円)だったと言われています
輿入れの行列は50kmにも及んだとか
中山道のみならず、五街道開設以来最大の大通行だったのです

桶川宿の提灯


和宮様が桶川に到着したのは11月13日
ご一行のために桶川宿に集められた人足は36450人
馬1799頭に達したと伝えられています

桶川宿の本陣で一泊され、その翌々日の11月15日に
九段にある清水御殿に到着されました

皇女和宮(こうじょかずのみや)様役に選ばれた桶川市民


和宮様が江戸に到着した翌年の文久2年(1862年) 2月11日
江戸城内にて将軍家茂と和宮様の婚儀が盛大に行われました
この時2人は同い年の16歳でした

不運の政略結婚ではありましたが
夫の家茂がとても思いやりのある立派な青年だった為に
誠実な愛情を以て和宮に接し、夫婦仲は睦まじいものであったそうです

ただ残念なことに病弱だった家茂は遠征先の大阪で病に伏され
慶応2年(1866年) 7月20日、わずか20年の短き生涯を大坂城で終え
和宮様との結婚生活はわずか4年半ほどに過ぎなかったのです

慶応元年(1865年)長州征討のため家茂が江戸を発つ時
和宮様は凱旋の際の土産として西陣織の衣を所望していました
しかしその西陣織が和宮様のもとに届いたのは夫の遺骸と共にだったのです
この時に悲嘆して詠んだ歌と伝わるのがこちらです

『うつせみの唐織衣なにかせむ 綾も錦も君ありてこそ』

おみやげに所望した西陣織の衣も、もはやなんの役に立つでしょう
綾や錦の美しい織模様も、あなたが生きておられればこそのものでしたのに・・・
という意味の歌で、和宮様の深い悲しみを容易に察することができますね

駐車場広場で行われた皇女和宮行列のお披露目会


家茂がこの世を去った後も和宮様は江戸城にとどまり
徳川家のために精一杯の努力をされました

幕府と朝廷の衝突回避に懸命の努力を重ね
慶応3年(1867年)の大政奉還(江戸幕府が政権を朝廷に返上)や
慶応4年(1868年)の新政府への江戸城明け渡しなどが
流血なく無事に行われたことは和宮様の尽力が大きく関わったといわれています

和宮様はのちに脚気(かっけ)の病になり、明治10年(1877年)9月2日
静養先の箱根塔之沢温泉にて31年の生涯を終えることとなりました
9月13日、東京の芝にある増上寺での本葬が行われ
御遺骸は増上寺に眠る夫の将軍家茂公の隣に葬られました

激動の時代に生きた和宮様は、朝ドラで人気の『あさが来た』
のモデル広岡浅子の3歳年上です
ちょうど今放送されているので、その時の時代背景など
共通するものがあり、より親近感を覚えるのでした

特別参加の川越藩行列

川越藩行列保存会も特別参加し、桶川の歴史時代絵巻に花を添えました

このように中山道の最大級の大通行だった皇女和宮行列ですが
桶川宿以外でも馬籠宿や奈良井宿などでも同様な再現行列が行われ
今も中山道沿道の人々の記憶から離れることはありません

県指定有形文化財 桶川宿本陣遺構 高麗門

本陣とは、江戸時代の宿場町においての
政治的中心施設であるとともに
参勤交代の際などには大名や役人など重要な人物が
宿泊・休憩するための施設でもありました

桶川宿に本陣が置かれたのは寛永年間(1624年~1645年)
と言われています
天保14年(1843年)の記録によると
建坪は207坪という大規模な施設だったようです
文久元年(1861)の皇女和宮様下向のときには大改修が行なわれ
和宮様の宿泊所となったことも当時の記録に残っているようです

建坪207坪のうち、「上段の間」「次の間」「湯殿」は現在も保存されており
埼玉県内の中山道筋において今に残る唯一の本陣遺構となっています
残念ながらこれらの建物は通常は非公開となっており
この門から先は入ることが出来ません
特別公開日などに巡り合えば是非とも中を見てみたいものです

国登録有形文化財 武村旅館

この武村旅館は、嘉永5年(1852)の建築です
皇女和宮様が中山道を下向した文久元年(1861)には
ここで紙屋半次郎が旅籠を営んでいたそうです
明治時代に同じ中山道の板橋宿から武村家がここに移り
旅館業を営む事になりました
明治末期頃には、現在の建物正面東側部分を突き出させた
寄棟造りに改築したと思われますが
建築当時の間取りは現在もほぼ引き継がれています
大戸、大黒柱、階段、根太天井など
当時の姿を今に伝える貴重な建造物で
現在はビジネス旅館として営業が続いています

国登録有形文化財 小林家住宅主屋

小林家住宅主屋は天保11年(1840)、もしくは嘉永5年(1852)
の建築ではないかと言われています
文久元年(1861)の皇女和宮の下向時に提出された
宿割書には穀屋吉右衛門(こくやきちえもん)が
旅籠を営んでいたことが記録されています

その後、小林家がこの建物を買い入れ、材木商を営みました
それに伴いこの旅籠は大きく改修され
旅籠当時の間取りは無くなってしまいましたが
外観は建築当時のままの姿をとどめています
2階は中廊下式になっており
旅籠当時の部屋割りの名残と考えられています
現在も小林材木工業として営業が続けられており
また建物の一部をbradbury(ブラッドベリー)という
ギャラリー併設の喫茶店として営業しているので
その部分はだれでも気軽に利用することができます

桶川市指定有形文化財 矢部家住宅

矢部家は屋号を『木半(きはん)』木嶋屋半七(きじまやはんひち)といい
主には穀物問屋を営んでいました
この土蔵造りの店蔵は、矢部家第六代当主
五三郎(ごさぶろう)氏が明治38年に建立させたものです

和宮様の下向時には無かった建物ですが
桶川宿に唯一現存する土蔵造りの店蔵で
かつての桶川宿の繁栄と賑わいをしのぶことのできる
貴重な建造物です

丸木島村老茶舗

茶・焼きのり・茶道具を扱う嘉永7年(1854年)創業の茶舗です
皇女和宮様の下向時にもこのお茶屋さんは存在していたことになります
現在の建物は昭和初期に建てられたものだそうですが
現在も和宮様下向当時の面影を残しつつ営業が続けられています

べに花まんじゅう べにっこ

こちらの古い木造の建物は建てられた年は不明ですが
現在は商工会女性部員が中心となって設立された
「株式会社べにっこ」さんにより
桶川名物 べに花まんじゅうの製造・販売が行われています

通常の営業時間は朝の早い時間だけなのですが
今日はお祭りの日なので、特別に午後もお店が開いていました
べにっこさんでは、べに花まんじゅうのほかにも
手造り味噌や紅花染め製品などの製造・販売も行われています

こちらの手造り味噌は無添加の材料を使用し、寒仕込みで造られており
品質や安心感が高く評価され、市内の全ての小中学校で
給食の食材として使用されているそうです

鮮魚 稲葉屋本店

こちらの古い木造の建物も詳細は不明ですが
現在も老夫婦により営業が続けられている魚屋さんです
同じ中山道の北側には稲葉屋支店があり
そちらも同じく老夫婦が営んでいます

店内には焼き場が備えられており
希望により焼き魚も対応してもらえます
夏の祇園祭の時には、店先で焼きイカの販売をしていましたが
今日は通常営業のみのようでした

桶川駅東口 駅前通り商店街

かつては多くの商店が立ち並び
多くの人で賑わっていた商店街でしたが
西口再開発でおけがわマインが出来てから
東口の商店街は衰退の一途をたどっていて
実にさびしい限りなのですが
夏と秋の桶川のお祭りの時だけは
本当に多くの人が通りを行き交い賑わいを見せています
現在はこの東口も再開発が計画されていますが
上手く進めてかつての賑わいを取り戻して欲しい所です

神輿

夏の祇園祭りの神輿とは違うようです
どこかの町のお神輿が、桶川まで遠征に来てくれたのでしょう

中山道の露店

夏の祇園祭りほどの規模ではありませんが
中山道の通り沿いにはいくつかの露店が出ていました
とてもインパクトのあるお店ですね

インド料理 サッカールの露店

桶川駅東口にあるインド料理のお店
『サッカール』さんも中山道沿いにお店を出していました
いろんなイベントなどで露店を出しているのを良く見ますが
オリジナルのテントで出店していたのは、今日見るのが初めてです
サッカールの名前の入った赤いテントがかっこいいですね

『サッカール』さんで買ったタンドリーチキンとサモサ

『サッカール』さんの露店を見かけると
買わざるをえないのがこの二品
家に持ち帰ってビールとともに美味しくいただきました

桶川の秋のお祭りもとても楽しかったです