初夏の風物詩さくらんぼが
今年も我が家に届きました
今年も我が家に届きました
ふた開封
山形のさくらんぼ『佐藤錦(さとうにしき)』
最高級のさくらんぼとして有名ですが
この品種は大正元年から開発がスタートし
その後16年かけてようやく完成したそうです
開発したのは山形県東根の農業家 佐藤 栄助氏
完成した品種を命名するとき最初は
『出羽錦(でわにしき)』にするつもりだったそうですが
共同開発者の提案により
佐藤氏の名を冠した『佐藤錦』にしたそうです
命名されたのは昭和3年(1928年)のことでした
佐藤錦のパック詰め
佐藤錦は酸味があるが実が硬く日持ちのいい『ナポレオン』と
日持ちが悪いが甘くて美味しい『黄玉(きだま)』を
掛け合わせた品種で、甘くて日持ちがすることから
1970年代から全国に普及し始め
現在ではさくらんぼの代表品種として広く認知されています
さくらんぼの皿盛り
佐藤錦は赤い宝石と呼ばれており
鮮やかな赤はルビーにも例えられています
昭和の歌謡曲で黄色いさくらんぼという歌がありましたが
佐藤錦も熟す前は黄色いさくらんぼだったのですね
熟す前のさくらんぼは歌の通りに渋みがありますが
この佐藤錦は完全に熟しているので
このように真っ赤でとても甘いのです
さくらんぼの果実
鮮やかなルビー色のさくらんぼ
中はジューシーな黄色い果肉
良く冷やした佐藤錦を思う存分にいただきました