ちわわ一家の 食べ歩る記・飲み歩る記

美味しい料理と
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日本を、世界をさまよう
チワワ一家の「食べ歩る記・飲み歩る記」

ホテル日航東京 銀杏(いちょう)

2015-04-29 22:52:52 | グルメ
ホテル日航東京
お台場にあるシティホテル
開業は1996年3月12日

お台場臨海副都心で計画されていた
世界都市博の開催に合わせ
ホテルの建設が進められました

世界都市博は当時の都知事の決断により
幻となってしまいましたが
このホテルは中止されることなく
予定通りオープンを果たしました


レインボーブリッジ

ホテル開業の3年前に開通した芝浦とお台場を結ぶ連絡橋
当時からお台場を象徴する建造物です

バブルの時代に計画された世界都市博は
後のバブル崩壊の影響で開催中止となりましたが
この周辺にはデックス東京ビーチや
アクアシティお台場などの大規模商業施設が建設され
フジテレビ本社ビルをはじめ多くの企業も移転した影響もあり
ホテル日航東京を中心としたお台場地域は
一躍人気のリゾートタウンへと変貌していったのです

ホテル日航東京のロビー

ホテル日航東京は開業から今年で19年を迎えましたが
長らく親しまれてきた日航東京という呼び名から
今年の10月1日からはヒルトン東京お台場に
変更になってしまうそうです

日航との関係が解消されると
JALマイレージで変換したクーポンが
10月から使えなくなってしまうので
今日ここのレストランでここまで貯めたマイレージを
使ってみようと思います

本日訪れたのは鉄板焼きスタイルのレストラン
『銀杏(いちょう)』

メニューはこちらにある
『シェフ亀谷忠延 鉄板の極み銀杏コース』を選びました

まず最初のアミューズはこれ

和牛の煮込み
とろとろに煮込まれた和牛は柔らかくておいしい
いきなりごはんにのせて食べたいくらいのうまさです

最初の飲み物はシャンパンをボトルで

LANSON BLACK LABEL BRUT
ランソン・ブラックラベル・ブリュット

シャンパングラス

琥珀色に輝くグラスの中に
細い糸のように流れる気泡が美しい
きりっとした味わいでとても幸せな気分に

前菜は銀杏の形のお皿で

『春野菜と海の幸』
お魚は伊勢海老・平貝・カンパチのお刺身です

『フォアグラと山菜』

とても大きなフォアグラでした
プルプルに柔らかい食感と濃厚なソースのおかげで
お酒がどんどん進みます

シャンパンに続いての飲み物は赤ワインのボトル

CHATEU DE SALES 2011
シャトー・ド・サル

ワイングラス

ベリーのような香りに芳醇な味わい
ミディアムボディでパンチの聞いた鉄板料理によく合います

『活きアワビ』

生きたままのアワビを目の前で焼かれるのはちょっとかわいそうでした
新鮮なアワビは柔らかく、海藻バターソースで濃厚な味わいに
こんなにおいしいアワビは初めてです

『銀杏サラダ』

ここで少しお口直し

『生麩田楽とお薦め焼き野菜』

柔らかい生麩に少し焼き目をいれて香ばしい味わいに
お薦め野菜はモロッコインゲン豆

中庭の庭園

趣のある庭園を挟んだ向こう側には
お寿司のカウンターがあるようです
なんとも優雅な眺めですね

担当のシェフ

炎をあげながら焼いているのは本日のメイン

メインは『和牛3種の食べ比べ 岩塩板スタイル』

食べ比べる和牛は左から
秋川産銘柄牛サーロイン
千葉産特選和牛フィレ(A5ランク)
長崎産和牛サーロイン(A4ランク)

こんな高級和牛を食べ比べるなんてなんとも贅沢
でもどれもおいしくて比べることなんか出来ませんでした

『ガーリックライス・香の物・味噌椀』

ガーリックライスを炒めるときに出来る
おこげを巻いてトッピング
ガーリックの香りが口いっぱいに広がります
熱々のお味噌汁は五臓六腑にしみわたります

『デザートとコーヒー』

デザートは鉄板前のカウンターから離れ
別のテーブル席でゆっくりと
デザートは盛り合わせで
アイスとケーキ、そしてフルーツをいただきました

初めての鉄板焼きスタイルで
最初は緊張しましたが
シェフが優しく話かけてくれたので
リラックスして食事をすることができました
とてもおいしくて贅沢で楽しい一日でした