JR新宿駅 東口
新宿駅の開業は
1885年(明治18年)3月1日
この日に開業した駅は
新宿駅の他に
渋谷駅・板橋駅・赤羽駅
吹上駅・桶川駅で
全部で6駅になります
開業当時の新宿駅は
1日の利用客は50人程度
雨の日には利用客がいないことも
あったとか
それが現在は1日347万人が乗降する
世界一のターミナル駅へと
成長しています
ルミネエスト新宿
新宿駅東口の駅ビルは1964年(昭和40年)に
『新宿ステーションビル』としてオープンしました
当初はこのビルの2階部分に西武線が乗り入れる計画でしたが
6両編成2線分とホーム1本というスペースしか確保できず
利用客が急増していた西武新宿線には狭すぎるとの判断により
建設途中で計画が中止となったようです
新宿ステーションビルは1978年(昭和53年)の全館改装時に
『マイシティ』と呼び名が変わっています
その後JR東日本が株式を買い進め
JR東日本の子会社『ルミネ』が経営権を獲得し
2006年(平成18年)より『ルミネエスト』に呼び名が変わりました
新宿アルタ
『笑っていいとも!』の公開生放送が行なわれていた
7階にあるテレビスタジオ『スタジオアルタ』で有名です
『笑っていいとも!』は2014年に終了して、はや3年が経過します
新宿駅東口
ルミネエストの地下1階につながるJR新宿駅東口の改札口
西口への最短ルートですが、通過するには入場券が必要になります
したがって、駅を利用しない人が東口と西口を行き来するには
とてつもない遠回りを強いられています
しかもそのルートは分かりづらく訪日外国人を悩ませています
東口改札
しかしそれを解決する策はすでに進行中なのでした
ここ東口と西口を結ぶ新宿駅構内の北通路は
切符不要の自由通路になる為の工事が密かに行われているのです
2020年完成を目指しているようですが
オリンピックには間に合うのでしょうか
新宿駅構内図
東西自由通路の完成後は駅ビルの改修も計画されています
完成は2030年ということですが
超高層ビルが出来たり、駅前広場が整備されたり
新宿駅周辺は大きく様変わりする事でしょう
東口と中央東口を結ぶ通路
自動券売機やみどりの窓口などがある通りです
中央東口
東口に2つある改札口のもう1つ
中央東口改札
埼京線や湘南新宿ラインだと中央東口を利用する事が多いです
フルーツクチュール TAKANO
1885年(明治18年)創業の老舗フルーツ店『新宿高野』の販売店
中央東口改札の目の前にある中央東口を象徴するお店です
ミスターミニット
靴の修理や合カギ作製をはじめ、iPhoneの修理までこなす
総合リペアサービスのお店です
主要ターミナル駅では必ず見かけます
『acure』のイノベーション自販機
『acure(アキュア)』はJR東日本の子会社が展開する自動販売機
主にJR東日本の駅構内に設置されている自販機ですが
一般的な自販機が各飲料メーカーごとの品揃えに対して
オリジナル商品も含め様々なメーカーの
売れ筋の飲料をJRが独自に集めているので
飲みたいものが見つかりやすい自販機になっています
以前から全面液晶の自販機を出していましたが
その最新機がこちらです
スマホと連動させる事で様々な機能を利用する事が出来ます
東西を結ぶガード下の通路
角筈(つのはず)ガードと呼ばれる通路で
ここが完成したのは1927年(昭和2年)だそうです
角筈とは、この辺の旧地名だそうで
現在は新宿3丁目に変わっています
角筈ガード下の通路
以前は暗くて狭くて通るのに勇気のいる通路でしたが
2009年に改修工事が完成し明るくきれいになりました
しかしここで生活している人もまだおられるようです
地下通路を抜けると、また独特な雰囲気の店が立ち並んでいます
この先には昔からある小さなペットショップもあります
思い出横丁
戦後の闇市が発祥の横丁ですが
昔の新宿を知っている人に聞くと
昔はしょん◯ん横丁と呼ばれていて
悪臭が漂い普通の人は近づかない場所だったそうです
横丁の内部
現在はトイレもきれいに整備され
女性客も多く見かけるようになりました