ちわわ一家の 食べ歩る記・飲み歩る記

美味しい料理と
美味しい酒を求めて
日本を、世界をさまよう
チワワ一家の「食べ歩る記・飲み歩る記」

郡山 ベーカリーロミオのクリームボックス

2011-07-28 23:38:00 | グルメ
ベーカリーロミオ

イトーヨーカドー郡山店1階の
食品売り場の一角にあるパン屋さん


ここの名物はなんといっても
この『クリームボックス』


以前にも紹介しましたが、
郡山では知らない人はいない名物パン

今回は元祖と言われている
『ロミオ』さんクリームボックスをご紹介します

今まで『なかや』さんのしか食べたことがなかったので
初めての味に期待が高まります


このような紙に包んでくれました


小型の厚切りパンは
耳がこんがりと焼けています


パンはふんわり柔らか
クリームはたっぷり

甘すぎない練乳味クリームです

『なかや』さんと『ロミオ』さん
どちらもとても美味しいです



桶川祇園祭りの露店

2011-07-16 23:55:21 | グルメ
桶川祇園祭りでは
沿道に数多くの露店が立ち並んでいます

お祭りの1番の楽しみは
実はこの露店に立ち寄ること

この『原宿クレープ』さんは
毎年出店していて、
とても美味しいクレープを提供してくれます


いつもお店の前は
若い女の子達で埋め尽くされています


手慣れた手つきで
あっというまに2枚のクレープを
焼き上げてしまいます


どうですか美味しそうでしょう?


原宿クレープさんの隣を見ると
たこが丸ごと入ったタコ焼きが目に入りました


桶川のインド料理店『サッカール』の前で買った
ベジタブルサモサ


それとタンドリーチキンを買ってビールで一杯


旧中山道沿いにある老舗鮮魚店『稲葉屋本店』では
イカを焼きいていました




他にもたくさんの露店があり
見るだけでも楽しいです

桶川祇園祭り2011

2011-07-16 22:28:44 | イベント
桶川祇園祭り

毎年決まって7月15日と16日に開催されます


お祭りは桶川駅の東口側で行われます


この日、駅前の通りは歩行者天国になります


ちょっと寄り道して浄念寺でお参り


お寺の入り口には仁王像が立っています




旧中山道に入ると
お神輿が勢いよく担がれていました




中山道の桶川宿はかつての宿場町
昔ながらの建物が多く残っています


今年は『がんばれ東北』の文字も


毎年非常に多くの人たちでにぎわうお祭りです

国立新美術館3F ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ

2011-07-14 22:48:59 | グルメ
国立新美術館3F 『ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ』
美術館の帰りにこちらでディナーのセットを頂きました


最初の乾杯は白のスパークリングワインで

さわやかなのど越しのとても美味しいスパークリングワインでした

自家製の鶏肉のリエットは
バゲットにつけていただきます

いつもバゲットにはエシレバターを別に注文するのですが
今回メニューからなくなっていたいました
バターのかわりにオリーブオイルが出てきましたが
良質なオイルで、これもかなり美味しかったです

前菜は『茄子のラザニア仕立て モッツァレラのクリームソース』

パスタのかわりに茄子が薄く広げられ、
ラザニア風に仕上げられています

2杯目は白のグラスワイン
『La Vieille Ferme 2010』

青りんごの香りのさっぱりとしたワインで、前菜によく合いました

メインの肉料理は
『鶏胸肉とフォアグラ・マッシュルームのルーロー
カリフラワーのフラン添え ソース・シュープレーム』

フォアグラと柔らかい鶏肉が
外側に巻かれたキャベツの食感とあいまって非常に美味でした
中央にあるのはプリンのようなカリフラワーのムース
これまた絶品

白ワイン『Robert Skalli 2009 Chardonnay』と


赤ワイン『Robert Skalli 2007 Cabernet Sauvignon』を追加注文


デザートは
『チョコレートのタルト フォンダン仕立て
ヴァニラのアイスクリーム添え』

これの他に『クレーム・ブリュレ』、『スフレグラッセ』の3つから選べるのですが
去年のゴッホ展の時に初めて頂いて
とても美味しかったの迷わずこれに決めました

今回はコーヒーもセットについていました


また今回も最後の1組になってしまいました


レストランの店員さんと警備員さん以外に誰もいない美術館の内部


警備員さんに誘導されながら外へ
美術館の中庭から見た六本木ヒルズ

今日は満月の夜でした

美味しいディナーと美味しいワイン
今回もごちそうさまでした





国立新美術館 ワシントン・ナショナル・ギャラリー展

2011-07-14 19:31:21 | イベント
「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 印象派・ポスト印象派 奇跡のコレクション」
六本木の国立新美術館にて開催されている展覧会を鑑賞してきました


「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」

1941年にアメリカの実業家「アンドリュー・メロン」により
ワシントンDCに設立された美術館です

今回は、この美術館の所蔵12万点のうち、印象派とポスト印象派の作品
全83点(このうち日本初公開は50点)が展示されています

通常「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」で
「常設コレクション作品」に指定されている作品が
1度に貸し出しできる作品は12点までと決められているそうですが
今回は史上最多の9点もの「常設コレクション作品」が出品されている
かつてない質と規模の展覧会です

コロー 『うなぎを獲る人々』
1860/1865年

本展覧会は全4部で構成されており、
その第1部『印象派登場まで』の第1番目に
展示されている作品になります

ありふれた風景を詩情ゆたかに描き出し
後の印象派の画家たちにも影響を与えた作品です

ルノワール『踊り子』
1874年

第2部『印象派』に展示されている作品
この作品は「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」設立の
翌年から展示されている作品で、
常設コレクション作品にも指定されています

なんといってもこの作品は1874年『第1回印象派展』に
出展された作品になります

柔らかい光の中に浮かび上がる踊り子の姿は
見る者を引き寄せる力を感じました

ゴッホ『ガシェ医師』
1890年

第3部『紙の上の印象派』に展示されている作品

ゴッホの作品の中では唯一のエッチングによるもので
モデルであり、自らも絵画を描いていたという
精神科医のガシェ医師との協力により作られたと推測されています

スーラ『オンフルールの灯台』
1886年

第4部『ポスト印象派以降』に展示されている作品
常設コレクション作品にも指定されています

点描画によるこの作品は近くで見ると
小さな色の点が複雑に配置されていることがよくわかりますが
少し離れてみると複雑な色の配置が融合し、
全体に柔らかな色に仕上がって見えました

ゴッホ『自画像』
1889年

第4部『ポスト印象派以降』に展示されている作品

この展覧会にどうしても行きたかった理由の1つが
この自画像を見ることにありました
昨年末のゴッホ展をみてから、
ゴッホに関していろいろと知る機会が増えた為
今では1番好きな画家の1人となっています

自画像を見に行くということは、ゴッホ本人に
会いに行くような感覚になっています

この作品は、精神を病んで入院をし、
一時回復した後に初めて描いた作品と言われています
青白く血色の悪い顔色になっていますが、
その眼差しからは、決して病んでいることなど感じられず
むしろ作品に対する情熱のようなものを
強く感じることができました

ゴッホ『薔薇』
1890年

第4部『ポスト印象派以降』に展示されている作品

この作品は入院していた病院を退院する数週間前の
制作意欲に満ち溢れていた時に描かれた作品と言われています
そのためかエネルギッシュに描かれたこの薔薇の花は
南フランスのアルルで描かれたひまわりの絵画を
彷彿させ、生きる希望を表現しているように感じました

昨年のゴッホ展に展示されていた『アイリス』も
同じ時期に描かれたそうで、その作品を見たときの感動を
思い出しました

ゴッホはこれらの絵を描いた数ヶ月後に自らの命を絶ったと
言われていますが、これらの作品や、死の直前まで描かれた
絵を実際に見てみると、どうしてもそれが信じられなくなります
120年も前の真実を語る者は、今や誰もいませんので
残された作品から感じ取ったことを信じるようにしています

またいつかゴッホに会える日を楽しみにしています


さて、今回の展覧会の見所のひとつとして
かわいい犬が描かれた作品が5点出展されています
この5匹は「ワシントン犬」としてそれぞれニックネームが付けられ
キャラクターグッズも販売されていました

『エド』

エドゥアール・マネ 《鉄道》より
1873年

『メアリー』

メアリー・カサット《青いひじ掛け椅子の少女》より
1878年

『アンリ』

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 《犬を抱く女性》 より
1891年

『ポンタ』

ポール・ゴーギャン《ブルターニュの踊る少女たち、ポン=タヴェン》 より
1888年

『キング』

エドゥアール・マネ 《キング・チャールズ・スパニエル犬》より
1866年頃

ピンバッチ、マグネット、刺繍シールなど
気に入ったわんこのグッズが特設ミュージアムショップで購入できます

「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」
今回もたくさんの名画に出会い、とても満足しています

美術館に来ていつも思うのですが
芸術作品は印刷物やパソコンで見るのと
実物を見るのとでは全く感動が異なります

海外でしか見ることが出来ない作品が
日本に来ているこのチャンスに
ぜひ1度足を運んでみてはいかがですか