土日の休日出勤の時のランチは
会社の食堂ではなく外に出かけます
行くところはいつも同じ
会社のすぐ前にあるタイ料理のお店
お店の外観
道路に面したガラスケースに食材を並べ
その奥で調理をしています
調理場
特別な設備はありませんが
この調理場でお昼時に一気にくる注文を
手早くさばいています
手前のテラス席
調理場の前のテラスにはテーブルがあり
タイ人はほとんどがこのテラス席で食事をします
奥の店内
店内といってもお店の家族の居間も兼ねています
なのでここに上がる時は必ず靴を脱ぎます
日本人はこの店内を利用しています
このお店も3年前の大洪水の時には
1階のほとんどが浸水してしまったようですが
なんとか復活してくれました
洪水前はこの近辺には他に数軒お店があったんですが
洪水後に残ったのはこの1軒のみ
もしここもお店を閉めていたら
我々の休日出勤はランチ難民になる所でした
飲み物はコーラ
お店のご主人はいつも忙しいので
調理場の向かいにあるクーラーボックスから
勝手に持ってきています
ここで注文するのは決まってこれ
スープはトムチュー
玉子豆腐、白菜、はるさめ、豚のひき肉が入っています
このお店のトムチューはどこよりも1番美味しいです
何よりも美味しいのはパッカパオ・ムー
正式にはパット・ガパオ・ムーサップ
唐辛子を効かせ、甘辛味に炒めた豚ひき肉に
大量のガパオを入れて仕上げます
玉子は多めの油で揚げるように作る目玉焼き
タイ米のごはんの上にこれらをのせて頂きます
『パット』は炒めるという意味
『ガパオ』とはタイ原産のバジルのこと
肉と相性の良い爽快な香りが特徴です
『ムーサップ』は豚のひき肉です
パッカパオはタイで最もポピュラーな食べ物で
屋台でもレストランでもどこでも食べることができます
テーブルにある唐辛子が漬かったナンプラー
沖縄料理で出てくるコーレーグースのような
調味料で、このナンプラーをパッカパオにかけると
ピリッと味が引き締まります
今年から食べだしたサイドメニュー『パット・ママ―』
ママ―とはインスタント麺のメーカーのことですが
タイではインスタント麺のことをママ―と呼んでいます
そのインスタント麺を炒めたものがパット・ママ―
日本のインスタント焼きそばとは全然違う味で
本当に美味しいです
昔日本の会社に研修できていたタイ人が
このパットママ―を作って持ってきたのですが
それが美味しくて美味しくて忘れられなかったのですが
その時に食べた味と同じでした
作り方がわかれば家でも作りたいです