ちわわ一家の 食べ歩る記・飲み歩る記

美味しい料理と
美味しい酒を求めて
日本を、世界をさまよう
チワワ一家の「食べ歩る記・飲み歩る記」

湖月堂の銘菓詰め合わせ

2016-05-16 23:02:26 | グルメ
小倉の菓子メーカー
湖月堂の菓子折り
先日帰省した実家の両親から
お土産に頂きました

湖月堂は1895年(明治28年)創業
昔住んでいた小倉北区赤坂の
海岸付近にある臨海公園の隣りに
本社・工場があるので
昔から馴染みが深いです


湖月堂の銘菓詰め合わせ

湖月堂の人気定番銘菓が3種類の詰め合わせになっています

栗饅頭

湖月堂創業以来作り続けられている小倉の代表銘菓
日清・日露戦争の頃、勝ち栗を包み「栗饅頭」として発売したところ
当時の戦勝を願う風潮に受け入れられ好評を得たとの事です
以来今日まで「湖月堂の栗饅頭」として不動の看板商品になっています
小判のかたちで表面は卵黄でこんがり栗色に焼き上げられています

栗饅頭の中身

餡はしっとりとやわらかく、その中に蜜漬けの栗が入っています

一つ栗

こちらも湖月堂の看板商品の1つ
栗饅頭の高級バージョンになります

一つ栗の外観

栗饅頭が小判形だったのに対し、一つ栗はまん丸です
上面の焦がし具合も控え目で柔らかい口当たりになっています

一つ栗の断面

渋皮付きの栗をあく抜きしてから柔らかく煮て
1粒まるごと餡で包んで焼き上げています
渋皮付きの栗と餡が織りなすコクのある素朴な味が楽しめます
栗の毬(いが)の中に1つだけ栗が入っている『一つ栗』をイメージしています

ぎおん太鼓

甘さ控え目の餡をバターたっぷりのパイ生地で包んで焼き上げた
和と洋が融合したお菓子です
こしあん、つぶあん、抹茶餡の3種類が詰め合わせになっていました

ぎおん太鼓の外観

小倉のお祭り『小倉祇園太鼓』の太鼓のかたちをイメージしています
しっとりとした口当たりのパイ生地が中のあんこと良く合います
北九州の人気のおみやげ3種類、どれも美味しかったです

北九州 最終日の夕食

2016-05-15 18:55:22 | 今日の献立
北九州最終日
実家での夕食です


乾杯のビール


お刺身

今日のお昼に行った芦屋のとと市場で買って来た刺身盛合せ
どのお魚も新鮮で美味しかったです

いかそうめん

数時間前までとと市場のいけすで泳いでいたイカ
甘くて柔らかいイカそうめんに変わってしまいました

北九州産の生うに

うにと言えば北海道が思い浮かびますが
実は北九州近海の玄界灘はムラサキウニの宝庫なのです
なので北九州では安くて美味しいうにが食べられます

生野菜のサラダ

食前に食べる事で血糖値の上昇を抑えます

パスタサラダ

さっぱりと美味しいツナマヨサラスパ

金箔入り純米酒

おめでたい時に飲みたい金箔入り

笹かまぼこ

そのままで美味しいお酒のおつまみ

かぼちゃの煮物

いりこだしが効いていてかぼちゃの甘みが際立つ旨さ

ムール貝の白ワイン蒸し風

缶つまシリーズの優れ物
今日もたくさん食べて、たくさん飲みました
この後21時発の飛行機で東京に戻らなくてはなりません
もうちょっとゆっくりしていたかったのですが
19時に実家を出て帰路につきました

いづつや饅頭

2016-05-15 16:08:37 | グルメ
いづつや饅頭
井筒屋小倉店のデパ地下で
昔から売られている
人気のお饅頭
昔は都まんじゅうと
呼ばれていました


ガラス越しに焼き上がる様子を見せる実演販売スタイル

1953年(昭和28年)に販売が開始されてから今年で63年目を迎えます
子供の頃にみた景色と何一つ変わっていないように思えます

自動の饅頭焼成機械

この機械を発明したのは福岡県糟屋郡古賀町
(現在の古賀市)に工場を持つ(有) 城野鉄工所
キノ式自動製菓機として実用新案を取得しています
昭和10年代に機械を発明し、自社で菓子店を開き
店頭で実演販売したのが始まりだそうです
その後この機械とレシピと販売方法が東京へ進出したことから
その名を『都まんじゅう』と呼ぶようになりました
上野や浅草では今でもキノ式自動製菓機で『都まんじゅう』が売られています
そのほか秋田では『金萬』として、京都では『ロンドン焼き』として
全国各地で今もキノ式自動製菓機が活躍しています
現在城野鉄工所を見つける事が出来ませんでしたが
愛知県の自動機メーカーで同じ機械が販売されているようです

生地と餡の充填(じゅうてん)

真鍮(しんちゅう)製のリングにベースの生地を充填(右側)
次にチューブから出てきた餡をワイヤーでカットして落とし込み(真ん中)
最後にもう一度生地を充填して全体をカバーします(左側)

返し

内側で1周する間に片面が焼き上がります
1周したところで自動の返し装置でリングごとひっくり返されます
ひっくり返すと同時に外側に移動するので
今度は外側を1周する間にもう片側を焼き上げてゆきます
お饅頭の側面は熱伝導のよい真鍮のリングで焼き上げられます

焼印

ひっくり返された後、先に焼き上がった面に
井筒屋の社章である井筒紋の焼印が押されます

焼き上がり

外側を1周すると表も裏も側面も焼き上がるので
店員さんが特殊な器具でリングを持ち上げて
鉄板に残ったお饅頭をヘラですくい上げて完了です
機械の最大能力は毎時720個
1日平均4000個(2009年情報)を売り上げているそうです

販売カウンター

驚きなのはこの値段、お饅頭1個当たり27円で
数十年値上がりしていないそうです
全国にある同様の都饅頭の中でも最安ではないでしょうか
注文すると焼き立てを目の前で包んでもらえます

お土産に購入しました

消費期限は今日を含めて3日間です
ここで焼かれたお饅頭は確か小倉駅の中にある
井筒屋のサテライトショップでも売っていたと思います

10個買ってもたったの270円

包装は紙に包んだだけの簡易包装です
これも安さのひけつなのでしょう
15個以上で箱詰めが出来ますが、別途箱代がかかるようです
1個からでも買うことができますが、1個じゃ少し物足りないような

お饅頭の断面

生地と餡の絶妙なバランスでふっくらとした口当たりに
白餡はほんのり甘くて昔懐かしい味が口全体に広がりました
この先もずっと同じ機械で作り続けて欲しいですね

小倉井筒屋

2016-05-15 16:02:59 | 国内旅行
小倉井筒屋
北九州の小倉を拠点とする
百貨店グループの本店
九州の百貨店としては
唯一の東証第1部上場企業です

1936年(昭和11年)
10月6日に開店し
今年で開店80周年を迎えます


平和通り魚町交差点付近から見た井筒屋

手前の高層ビルはオリエントビルNo.63
通称『オリエントキャピタルタワー』
総戸数225戸 20階建のマンションです
以前は映画館とファッションビルからなる東映会館でした
1階から5階までの外観は当時の東映会館の面影を再現しています

井筒屋本館・新館の連絡通路

1998年(平成10年)8月小倉本店の新館が開店し
連絡通路で新館と本館が連絡通路でつながりました
新館があった場所には、かつて本館と同じ煉瓦色をした
駐車場棟がありました
現在『クロスロード』と呼ばれる本館と新館の間の広場は
昔は車道になっていて、駐車場棟に入る車が列になっていました

本館エントランス

平和通りに面した1階のメインエントランス

全館案内図

井筒屋小倉店は新館と本館の2館体制で営業しています
本館も新館もフロア構成は地下1階から9階まで
本館はデパ地下から屋上遊園地まであるオーソドックスな構成
新館は地下が駐車場、1階から8階がファッション・スポーツ用品
レストランなど、9階はイベントホールになっています

1階フロアガイド

本館1階はインポートブランドやコスメショップなど

1階の店内ご案内カウンター

2名のインフォメーションガールが対応していました

インポートブランドのショップ

ヴィトンやグッチ、コーチなどのブランドショップが入っています

本館エスカレータ

本館は9階まで売り場がありますが
メインのエスカレーターは8階止まりになっています

8階の催事場

天井の配管がむき出しになっていて
いかにも催事場といった雰囲気が漂っています

ファミリーレストラン

以前は昔からあるデパートの大食堂でしたが
今はおしゃれなファミリーレストランです

レストラン外観


お子様ランチ

デパート大食堂の定番メニュー
日の丸の国旗は私が子供だった頃から変わっていません

9階へ上がるエスカレーター

下層階からエスカレータでダイレクトにいけないので
8階からこのエスカレータに乗り換える必要があります
上り専用なので、下りは階段かエレベータの利用になります

9階のお好みスタンド『ビオレ』

昭和56年の創業以来、昔ながらの味を守り続けています

『ビオレ』の食品サンプル

焼きそば、焼うどん、オムチャーメンなど
井筒屋で焼きそばといえば、アルミホイルに包まれた
お持ち帰りの焼きそばが子供の頃にありました
普通の焼きそばとはちょっと違う独特な風味でおいしかったのを覚えています

ビオレの先を進むと屋上に出ることができます

かなり昔には屋上に観覧車もあったそうですが
私が子供のころにはもう観覧車はありませんでした

こどもの遊び場「グラーダバーン」

現在の屋上遊園地は子供が遊べる遊戯施設になっています
昔は乗り物系の遊具がメインだったのですが
現代はアスレチック系に代わっているようです

ローズガーデン

屋上フロアの約半分を占めるのは屋上薔薇園
今の季節はちょうど見頃を迎えていました

屋上の稲荷神社

デパート屋上の定番の1つの稲荷神社も健在です

井筒屋守護神伏見稲荷神社

ここにお祀りする稲荷神社は昭和11年10月6日
井筒屋開業に当たり伏見稲荷大社の分霊を受け今日に及んだもので
お客様の御安全、招福、井筒屋の事業繁栄を祈願するものです

屋上から見た西側の景色

井筒屋の西側に流れるのは二級河川の紫川
手前の幅広の橋が勝山橋で昔は路面電車が走っていました
右側に架かる細い橋は木造の橋で常盤橋と呼ばれています
江戸時代に整備された長崎街道の起点にもなっています

屋上から見た東側の景色

奥には同じ井筒屋が経営する『コレット』や小倉駅などが見えます
子供の頃はとても大きく感じていた小倉の街ですが
大人になって改めて見てみると案外小さい街だったことに気付かされます

小倉 魚町銀天街

2016-05-15 15:53:35 | 国内旅行
魚町銀天街
1951年全長130mのアーケードが
ここ魚町に完成しました

6,000通の公募作のなかから
『銀の天井に輝く街』を意味する
『銀天街』と命名されたそうです

以降『銀天街』の名称が
各地へ広まりました

そう言う訳で
ここに『銀天街発祥の地』の
記念碑が建てられています


記念碑のすぐ近く、魚町銀天街の角にある空き店舗

以前ここにマクドナルドがありましたが
今年の1月31日をもって惜しまれながらも閉店してしまいました

閉店10日前のマクドナルド小倉魚町店(2016年1月21日撮影)

昔は店の前を路面電車が通り、小倉の繁華街でも
特に人通りの多い場所でした
まさかここのマクドナルドが無くなってしまうとは
小倉の人は誰も予想していなかったでしょう

ここは『魚(うお)マック』と呼ばれていたそうです

小倉の繁華街に3軒のマクドナルドがあり
ここ小倉魚町店は『魚マック』、小倉駅前店は『駅マック』
小倉チャチャタウン店は『チャチャマック』と呼び
使い分けていたそうです
自分が子供だった頃は、そんな呼び方はしていなかったと思います

マクドナルド正面入口

お店の構成は、1階は厨房と販売カウンター
2階・3階が客席で客席数は120席でした
以前は24時間営業でしたが、数年前から取り止めていたようです

2014年の賞味期限切れ鶏肉問題や2015年の異物混入問題など
このところ何かと問題を起こしていました
その影響もあってか2014年から2年連続の大幅赤字となり
去年の10月〜12月で毎月100店ペースの閉店が行われれていたそうです
そんな中、去年の12月にここ小倉魚町店の閉店発表がありました

1月から貼り出されていた『See you』のポスター

開業したのは1978年(昭和53年)
私が子供の頃にオープンし、当時親に買って来てもらうのを
心待ちにしていたのをよく覚えています
あれから37年間、無くなってしまったのはとても残念です

マクドナルドの看板

閉店後にここがどうなるかはまだ決まっていないそうです
銀天街に活気が戻るような新しいお店に入ってもらいたいですね

コットン&クロスSHOP『百万両』

創業1919年(大正8年)布地服地・手芸用品を扱う衣料雑貨店

閉店のお知らせ

創業100周年を目前にして、無念の閉店となります
昔から知っているお店がどんどん減っていくのは悲しい事です
でも、もうすでに5月中旬になっていますので
もうしばらくは営業が続きそうです

百万両ビルの脇にある下り階段

この下にはかつては10店舗ほどが営業していた飲食店街があります

地下の空き店舗

アメカジ専門店や古着店などが入居していたようですが
すでに空き店舗になっていました

閉業して10年以上そのままの博多ラーメン店


さらに地下へ下る階段

この下は動力室となっているようで、関係者以外立ち入り禁止です

インドの大衆食堂『GANE-SHA(ガネーシャ)』

地下食堂街で現在も営業しているのはわずか2軒
そのうちの1軒がこちら
創業28年の本格インドカレーのお店です

和風の店『玉川食堂』

営業中のもう1軒がこちらです
ボリュームある定食が人気のお店

すべての定食に選べる小鉢一品付き

たくさんの種類があって悩むところです

営業時間の案内板

「おかげさまで97年目」とのことです
上の衣料雑貨店『百万両』とほぼ同じころの創業のようです

年季の入った食品サンプル


とんかつ定(豚ロース)

1度も入った事がありませんでしたが、そのうち入ってみたいです
そしてぜひ100周年を迎えて欲しいですね

セントシティ北九州 屋上

2016-05-15 15:45:39 | 国内旅行
瘡守稲荷神社
(かさもりいなり)
セントシティ北九州の
屋上に鎮座する神社
相殿祭神は宮地嶽神社


小倉駅前アイム12階にはビルの屋上につながる出口があります


屋上を出るとすぐにあるのが、この立派な神社

1637年(寛永14年)江戸時代この付近の寺院境内に建てられたそうで
そごうが建てられる際にここに遷座してきたとのことです

手水舎

ここにも立派な屋根が掛かっていました

水は竜の口から流れていました


無人のおみくじ販売所

お金を投入して自由に取るタイプです
お札なども販売されています

宮地嶽神社

昭和34年に新しい社殿を建立する際に近くにあった
宮地嶽神社の祠(ほこら)も相殿として祭神することになりました

拝殿の鈴


神社全体


鳥居の内側から見たセントシティ北九州の円筒部分

小倉そごうの時代には最上階の14階は回転レストランとして
陳健一氏の四川飯店が営業していました
現在は『博多くいもんや益正』が居酒屋として営業しています
もう回転はしていませんが絶景のパノラマが見られることで
人気を博しています

由来の説明

詳細はこちらに記されております

屋上ビアガーデン

神社のある場所から反対側のエリアでは
もう少ししたらビアガーデンが始まるようです

花葡萄

福岡県産の野菜をたっぷりと使用した自家製惣菜やパスタなど
約40種類のメニューをビュッフェ形式で味わえるレストラン

セントシティ北九州屋上エリアの紹介でした

セントシティ北九州

2016-05-15 15:32:56 | 国内旅行
セントシティ北九州
地上14階・地下3階
竣工は1993年(平成5年)


小倉駅の目の前の大型テナントビルです

1993年10月10日に小倉そごうとしてオープン
毎年400億円程度を売り上げていましたが
親会社のそごうの経営破綻により、オープン7年目の2000年12月25日に閉店
その後2002年に小倉玉屋が入居しましたが、1年も満たずに閉店しました

現在の中核テナントは『COLET(コレット)』と『小倉駅前I'm(アイム)』

小倉玉屋が閉店してから1年以上空き状態が続いていましたが
2004年2月10日に地元百貨店『井筒屋』との共同出資による
『小倉伊勢丹』が開業しました
その4年後の2008年、売り上げ不振により伊勢丹が撤退
6日間の休業期間の後『コレット井筒屋』として営業再開しました
井筒屋本店との差別化を図る目的で大規模改装の後に
2009年3月11日に店名が現在の『コレット』に改められました

2階正面玄関

現在COLET/I'mのロゴのあるガラスの壁には
以前はそごう名物の大きなからくり時計がありました
そごうがスポンサーだった東京ディズニーランドのアトラクション
『イッツ・ア・スモールワールド』をモチーフにした『世界の人形時計』
現在残っている国内のそごうに設置されている同様のからくり時計は
2008年4月15日に一斉にからくりの稼動を終了して
現在は時計のみの機能となっているそうです

デパート『COLET』は地下1階から6階までの7フロア

『小倉伊勢丹』が開業した2004年から、デパートは6階まで
残るフロアは『I'm専門店街』として現在も続いています

8階のペットショップ『OPA(オーパ)』

福岡、佐賀に4店舗を展開するペットショップです

9階の本屋『喜久屋書店』

神戸に本社をおく書籍販売のチェーン店

10階フロアはKOKURA natu-garden(コクラナチュガーデン)

現在はイベントスペースとなっていますが
そごう時代は『UCCカフェプラザ』というカフェが入居していました

CROSS fmサテライトスタジオ

2010年3月より古船場町からこのビルの10階に本社が移転してきました

イベントが始まりました

ホークスファミリーのダンスマスター「ハーキュリー」と
公式ダンスチーム「ハニーズ」によるオリジナルダンスメドレー

吹き抜けの広い空間


11階から上はレストランフロア


シアトルズベストコーヒー

1968年にアメリカ合衆国ワシントン州ウィッビーアイランドで開業した
シアトル系コーヒーを専門とする、コーヒーショップ
日本では1999年10月に大阪に1号店をオープンさせて以来
現在は全国約40店舗を展開しています

小倉オムライス食堂

折尾名物『かしわ飯』で使われる『鶏肉の炊き込みご飯』を
福岡県のブランド卵『つまんでご卵(らん)』で包み込んだ
美味しいオムライスがいただけます

『麺屋 福博軒』

博多ちゃんぽんと博多もつ鍋がうまい店

螺旋状のエスカレーターに乗って12階フロアへ

国内でも珍しいスパイラルエスカレーターは三菱電機製
左右対称に合計4機設置されていますが、この台数は国内最大らしいです
ちなみに世界最大数は上海新世界大丸の12基だそうです

JR小倉駅

2016-05-15 15:11:17 | 国内旅行
JR小倉駅
1日5万人が利用する
北九州最大の
ターミナル駅


小倉駅開業125周年記念パネル展

小倉駅のコンコース内で4月1日から開催されていました
小倉駅の歴代の駅舎や当時の車両や街並みなどが
パネルや映像で紹介されています
そのうちのいくつかを紹介したいと思います

初代小倉駅

小倉駅は1891年(明治24年)4月1日に九州鉄道の駅として開業しました
当時は門司-黒崎間の単線での営業でした
駅は現在の西小倉駅付近に設置されていました
駅前にはタクシーではなく、人力車が待機しています

二代目小倉駅

1907年(明治40年)に国有化され、1915年(大正4年)に
二代目となる新駅舎が落成しました
瓦屋根から西洋風のモダンな煙突がのぞき人目を引いていました
場所は少し東側に移転し、小倉駅と西小倉駅の間
ちょうど現在ヤマダ電機のある辺りに設置されていたそうです

三代目小倉駅

1958年(昭和33年)3月1日にようやく現在の位置に移転しました
民間資本と国鉄の共同出資による民衆駅として
地下1階地上5階建ての近代的なビルの駅舎が落成しました

平成3年の三代目小倉駅

1975年(昭和50年)3月10日に山陽新幹線の岡山ー博多間の開通に伴い
駅の北側に新幹線の小倉駅が開業しました
この前後には駅舎直結の小倉ステーションホテルが開業したり
駅ビルデパートが開業したりと三代目小倉駅はさらなる進化を遂げました

小倉祇園太鼓

1959年(昭和34年)地元の青年会議所の結成5周年事業として
小倉駅前に「祇園太鼓を打つ少年像」が建立されました
銅像のモデルとなったのは前年のコンクールで優勝した旭町の子供会チーム
現在は2階のペデストリアンデッキの上に移設されていますが
当時は1階の駅の出口の前にありましたので
待ち合わせとして有名な場所になっていました

四代目小倉駅

そしてこれが現在の四代目です
1998年(平成10年)に完成、当時平和通りまでだったモノレールが
駅ビル内まで延伸し、新しいモノレールの小倉駅として開業しました

小倉駅JAM(ジャム)広場

JR小倉駅在来線の2階の改札を出ると、巨大な空間が現れます
JAM(ジャム)広場と呼ばれるこの広場では
さまざまなイベントが開催されています
この日は「沖縄の観光と物産展」が開催されていました

今日の小倉駅


小倉駅前のマクドナルド、通称駅マック

店舗外壁の『M』のマークが小さくなっていました
以前の壁からはみ出すほどの攻撃的なマークは撤去されましたが
うっすら当時の形状が確認出来ます

あしや釜最中

2016-05-15 14:22:40 | グルメ
あしや釜最中

芦屋釜をかたどった
遠賀郡芦屋町の銘菓


知る人ぞ知る芦屋の銘菓

芦屋釜の里でお土産で買ってきたものを
実家に戻って、さっそく頂くことにしました

国産小豆にこだわった小倉餡

作っているのは昭和33年創業の芦屋町の老舗あしや釜本舗
すべて手作りで添加物を一切使用していません
餡の糖分に心地よいシャリ感があり
一度食べたら忘れられない美味しさです
小倉と黒崎のデパート『井筒屋』でも売っているので
地元では割と有名なお菓子です
餡は小倉餡の他に抹茶餡もセットになっています

また今度お土産に買って帰りたいと思いました

芦屋 とと市場で昼食

2016-05-15 12:14:02 | グルメ
今日の昼食
とと市場で買った
サザエと帆立
併設のイートインに持ち込んで
焼き立てを食べました


焼きさざえ

螺旋に沿って回しながら抜くと綺麗に抜けました

とと市場で買った助六も一緒に

おいなりさんとオーソドックスな巻き寿司のセット
東のおいなりさんはほとんどが俵型ですが
西のおいなりさんはこのように三角型です
ちなみに福岡は俵型と三角でどっちもいい勝負だそうです

シーチキン巻

シャキシャキのレタスにきゅうり、そしてシーチキン、カニカマ、厚焼き玉子

昔なつかしの玉子巻きずし


超特大サイズの厚焼き玉子が入っています


ビールは一番搾り

とても美味しい昼食でした

芦屋 とと市場

2016-05-15 11:58:22 | 国内旅行
生鮮直売所 とと市場

芦屋釜の里から
車で北上すること約3分
買って、食べて、楽しめる
食のテーマパークに
行って来ました


イカが泳ぐいけす

生きた魚をその場で無料で調理してもらえます

いけすのコチ


イカ、帆立

ここで買った食材を併設のバーベキュー会場で食べることも出来ます

福岡産キアラや甘鯛など


福岡産アラカブ

アラカブの正式名称はカサゴです
刺身、唐揚げ、味噌汁、煮付けなどに

刺身コーナー

今日の夕食用に刺身の盛り合わせを購入しました

焼物コーナー

今日の昼食はここで売っているサザエと帆立にしようと思います

芦屋釜(あしやがま)の里

2016-05-15 10:53:30 | 国内旅行
芦屋釜の里

茶の湯釜の名品
と知られる芦屋釜

江戸時代初期頃に
芦屋釜の技術は
途絶えてしまっていました

ここは400年前に途絶えた
芦屋釜の復興に取り組む施設です


芦屋釜の里の入口

かんぽの宿がある北九州市若松区の隣
遠賀郡芦屋町に『芦屋釜の里』があります
芦屋釜復活のプロジェクトは芦屋町が1995年に
竹下内閣の「ふるさと創生資金」の1億円をかけて
『芦屋釜の里』という工房や資料館を備えた施設を
作ることから始まりました
工房の二人の職人と学芸員、それと芦屋町のバックアップにより
2010年にようやく形、薄さ、地金の基準をクリアして
芦屋釜の復元を見事に成し遂げたそうです

資料館内部

「古芦屋」とよばれ珍重される室町時代の芦屋釜や
現代に復興された芦屋釜などの作品が展示されています

映像資料室

まずはこのモニターでエンドレスに流されている映像を見て
芦屋釜について学びました
芦屋釜の歴史や茶の湯釡の製作工程などが紹介されていました
芦屋釜は、芦屋で造られた鋳鉄製の湯沸し釜で茶道に使われます
芦屋釜の製作の始まりは明確ではありませんが
15世紀中頃にはすでに芸術的にも優れた釜が造られていたそうです
数ある茶の湯釜の中でも、特に芦屋釜は格調の高さ、品質の良さによって、
当時から茶の湯を嗜む人々や貴人達から好まれたそうです
現在、国の重要文化財に指定されている茶釜9個の内8個が芦屋釜です

古芦屋

芦屋霰地真形釜(あしやあられじしんなりがま)
室町時代中期頃(15世紀後半)に作られた芦屋釜
茶の湯の世界では、「古芦屋」とよばれ珍重されています
現存する室町時代の芦屋釜は少なく、貴重な作品です
芦屋釜の技術の高さを示すのは、その美しい形状のみならず
鋳物でありながら厚さ2ミリ程度という驚異的な薄さにあります
芦屋釜の材料は砂鉄を木炭で製錬して取り出した鉄で
和銑(わずく)と呼ばれるものです
純度が高く500〜600年は錆びないと言われていますが
この和銑を使って厚さ2ミリまで薄くした芦屋釜の技術の高さは
現代まで400年もの間、復元を拒んだ証とも言えるでしょう

現代に復元された芦屋釜(1)

浜松図真形釜 銘「末の松山」
(はままつずしんなりがま めい「すえのまつやま」) 
胴部に浜松文様と青海波風の波文様を表す釜
文化庁所蔵重要文化財の復元品です

現代に復元された芦屋釜(2)

亀甲文真形釜(きっこうもんしんなりがま)
鐶付は亀、胴部に亀甲文を施した真形釜
中国より伝わった亀の万年長寿の思想から
亀甲文は長寿を表す吉祥文様とされています

平成20年製作の梵鐘

芦屋鋳物師は釣り鐘も得意としており
重厚な釣り鐘も再現され資料館に飾られています

お土産の銘菓『あしや釜』

資料館で売っていた知る人ぞ知る芦屋の銘菓
釜の形をかたどったモナカです
小倉餡と抹茶餡の2種類あるようです

水琴窟(すいきんくつ)

ひしゃくですくった水を下の石にかけ流すと
琴を奏でるようなポンポンという音がしてきます
石の下に作られた洞窟の中で
導かれた水が跳ねる音を反響させることで
地上に漏れてくるかすかな音を楽しむ設備です

大茶室「蘆庵(ろあん)」

庭園を一望できる25畳の茶室です
大寄せの茶会にも利用できます

小茶室「吟風亭(ぎんぷうてい)」

露地(ろじ)、にじり口を備えた4畳半の茶室です
お茶会が無いときは中を見学することが出来ます

庭園の奥の滝

3000坪の日本庭園には変化に富んだ情緒ある眺めが広がっています

庭園に咲いていたエゴノキの花

鈴のように下向きに咲いています
原種は白い花のようですが、ピンクの花はかわいいですね

キスゲの花

ユリに似た花を付けるユリ科の多年草

クレマチスの花

御手洗の奥の垣根に生えていたつる性の植物
花が綺麗に咲いていたので近寄ってみました

クレマチスかテッセンか

クレマチスはテッセンと呼ばれることもありますが
テッセンは中国に自生しているクレマチスの原種の1つに当たります
テッセンは6枚の乳白色の花弁で、雄しべが花弁化しています
こちらの花も同じく6枚の乳白色ですが
花粉が着いた雄しべがあるので、テッセンではないでしょう

色々と見どころの多い施設で予想以上に楽しめました

かんぽの宿北九州の朝食

2016-05-15 08:37:16 | グルメ
かんぽの宿北九州
朝食はバイキング形式


焼き魚と厚焼き玉子


ウインナーとミートボール


チキン南蛮

宮崎県発祥の鶏肉料理

茄子挽肉炒めと薩摩揚げ


オクラの胡麻和えとアジの南蛮漬け


肉炒めとレンコンのきんぴら


海苔の佃煮


温泉玉子


辛子明太子

バイキングなので明太子も好きなだけ食べられます

ちりめんじゃこおろし


有機納豆


ごはん


味噌汁


サラダ


フルーツ

完熟マンゴーとパイナップルです

バイキング

和食・洋食合わせて約40種類のメニューから選ぶ事が出来ます

ごはんが進むおかずがたくさん揃っています


お食事コーナー

ごはんとお味噌汁は担当の係の人がよそってくれます

ドリンクコーナー

オレンジジュースやアップジュース、牛乳も揃っています
朝からしっかり、大満足の朝食でした

かんぽの宿北九州は料理も景色も温泉も
全てが満足のとても良い宿でした
またぜひ利用したいです

かんぽの宿 北九州の夕食

2016-05-14 21:54:51 | グルメ
かんぽの宿北九州
玄界灘に沈む夕日を見ながら
レストランでの食事会


お品書き

今日のコースは懐石料理のみさきプラン

最初はビールのジョッキで乾杯しました

サントリーモルツは何といっても泡がうまい

最初の小鉢は蛸(たこ)土佐酢ジュレ


続いて焼き八寸

八寸(24センチ)の盆に出された酒の肴

うすい豆を使った春の前菜


鰆(さわら)若草焼き


お造りは5種盛り合わせ


うに

甘くてとろける食感が最高でした

煮物は魚卵、蛸、春野菜の炊合せ


強肴(しいざかな)は百合根饅頭


揚げ物は春野菜と海老の変り揚げ


お凌ぎ(おしのぎ)は桜そば


追肴(おいざかな)はサイコロステーキ


鍋物


海鮮ピリ辛鍋


夕焼け空

水平線には厚い雲があり、海に沈む夕日は見れませんでしたが
綺麗な夕日でした

お食事は筍御飯

香の物は三種盛り

デザートは杏仁豆腐


レストラン内部

円形のレストランで、どの席からも海が見れる様になっています

レストランの看板

今日は美味しい懐石料理と美味しいお酒で
素晴らしいお祝いをする事が出来ました

かんぽの宿北九州の大浴場

2016-05-14 17:32:52 | 国内旅行
かんぽの宿北九州
開放感溢れる露天風呂
海に沈む夕日を眺めながら
のんびりと旅の疲れを
癒すことが出来る温泉


浴室案内

かんぽの宿の1階奥にある大浴場

男湯の入り口


大浴場の脱衣室

広くて解放的な脱衣室
無料の鍵付きロッカーも備えられています

大浴場の内部

広い浴場には2種類の浴槽とたくさんの洗い場が用意されています

若松ひびき温泉(天然温泉)


光明石温泉(人工温泉)


洗い場

ここで利用できる馬油のシャンプーなどは
売店でも購入する事が出来ます

洗面台


大浴場の前にある自販機コーナー

お風呂上がりの渇いた喉を癒してくれます
でも今日はこの後お楽しみの夕食が控えているので
取り敢えず我慢しておきます