ちわわ一家の 食べ歩る記・飲み歩る記

美味しい料理と
美味しい酒を求めて
日本を、世界をさまよう
チワワ一家の「食べ歩る記・飲み歩る記」

桶川がちまやー 最終日

2016-03-31 23:53:23 | グルメ
この町で1番好きな飲食店
桶川の『がちまやー』さん
石垣島出身の店主が営む
沖縄料理のお店です
ちなみに『がちまやー』とは
向こうの言葉で食いしん坊の意味

たまたま通りががったお店の景色が
何かいつもと違う
いつも目立っていた看板がなく
何か貼り紙があるので
覗いてみたら
なんと閉店の告知でした
最終営業日は3月31日


しかしこう言う時に限って貸し切り

閉店する前に気づいてまだ良かったと思っていましたが
まさかの連日貸し切り状態

でも、無理を言って入れてもらいました


最後にこれが食べたかったのです


ソーキそば大盛り

麺は石垣島から取り寄せている
金城製麺所の八重山そばです
太めの丸麺で沖縄そばとも違う八重山地方の独特な麺です

ついに最終日

ようやく貸し切り状態が解けたと思ったら
食材切れで敢え無く終了

これで本当にお別れです

『がちまやー』さんは最初埼玉県の羽貫駅付近で開業され
6年後に同じく埼玉県の高崎線宮原駅近くに移転
2年間営業した後にここ桶川に再度移転されました
桶川では8年ほど営業されましたが、ついに現役引退

近くに住んでいるそうなので、また何処かで会えるかも

ここからは思い出の写真です


桶川駅の東口を出て南側にお店がありました


隣は床屋さん


さらに隣は昔ながらの食堂と居酒屋さん

とてもいい雰囲気の一角でした

ランチ

ホホ肉定食は柔らかい豚のホホ肉煮の定食です
定食は八重山そば(半そば)、おしんこ付き

美味しいコーヒーもセットでした

上尾にある自家焙煎コーヒーのお店
『マルワコーヒー』のお豆を使っているそうです

夜は定番のゴーヤちゃんぷる

沖縄料理といえば、やっぱりゴーヤちゃんぷるですね

ソーミンちゃんぷる

そうめんを使った炒め物です

ふーちゃんぷる

沖縄の車麩を使った炒め物
栄養満点、美肌と肥満予防にも

ミミガー

豚の耳を使った和え物です

もずくの天ぷら

衣のさくさくの食感ともずくのプチプチの食感が 堪らない

チマグー

豚足の煮付け
トロトロになるまで煮込まれ、コラーゲンもたっぷり

グルクンの唐揚げ

フエダイ科の魚で沖縄県の県魚にも指定されています

豆腐よう

島豆腐を米麹や泡盛によって発酵、熟成させた宮廷料理です

サーターアンダギー

沖縄のドーナツ菓子
素朴な味わいが人気です
いつも帰りにお土産で頂きました

思い出の看板

がちまやーさんさようなら
いつもありがとうございました

スワローあかぎ 185系引退

2016-03-25 23:34:44 | 国内旅行
2016年3月26日(土)
JRのダイヤが改正されます
これに伴い、高崎線から
引退が決定しているのが
185系車両


シンプルなデザイン

撮影日は引退前日の3月24日
引退当日は会社の飲み会に参加するため乗る事が出来ないので
前日に高崎線最後の姿を見にきました
今日の車両は白地にグリーン一色だけのシンプルなデザインでした
もう1色オレンジ色が加わった車両だと、高崎線と同じ配色になります

185系が高崎線に登場したのは1981年の旧国鉄時代までさかのぼります
登場から35年での現役引退です

グリーン車両

スワローあかぎは特急電車なのでグリーン車も連結されています

グリーン車の内部

ゆったりとしたシート配列に
厚みのあるカーペットが特色です

一般車両の内部

一般車両でも車内は綺麗なので
まだまだ現役として使うには十分です

洗面所

洗面所の作りはなんとなく昭和を感じます

車内の表示

スワローあかぎは全席指定のスワローサービスで運行しています
スワローはツバメの意味を持っていますが
全席指定で必ず座れると言うことで『座ろう』が本当の語源だそうです

これは2014年3月17日からスタートしたサービスです
以前は全席自由席だった為に、自分の席の隣に荷物を置いて
他の人に席を譲らないという迷惑行為が多発していました
せっかく特急券を買って乗車したのに座れる席が無いという
状況が多く発生していました

スワロー(座ろう)サービスからは全席指定席になったので
その様な迷惑行為が解消されました

事前に指定しておいた席に着席しました

スワローサービスでは座席未指定券を買う事もできます
電車に乗った後に空いた席に座り、巡回する乗務員に
座席指定の処理をしてもらう事もできます

急いで乗る時などには便利なサービスですが
ただこのサービスがある為に、座席指定したはずの席に
違う誰かが座っていることが良くあるのです
もちろん指定席を取っている方が優先ですが
先に座っている人をどかして座るという行為は
余り良い気分ではないですね

えきねっとチケットレスサービス

指定席特急券は駅の指定席券売機で買う事ができますが
JR東日本が運営するインターネットサービス『えきねっと』
の会員になっていれば、インターネット上で座席指定から
特急券の購入までチケットレスで行う事ができます
しかも券売機で買うよりも100円安く購入することが出来ます
新宿から桶川までなら750円の指定席特急券が
650円で購入出来るのです
ちなみに特急券を持たずに飛び乗った場合は
車内料金として1010円も取られます
ですのでえきねっとチケットレスサービスがオススメです

新宿からだと案外空いてる

通常の『スワローあかぎ』は上野発着がほとんどなのですが
1日1往復だけ新宿発着便があります
この新宿発着便が唯一残った185系車両でした
上野発着便と比べると乗車する人が少ないように感じました

桶川に到着

21:29新宿駅を出発したスワローあかぎは22:12に桶川に到着しました
高崎線としての185系車両に乗るのはこれが最後になりました

高崎線ラストラン

そして今日が185系が高崎線で運行する最終日
今日は乗る事が出来ませんでしたが、たまたま降りた宮原駅で
通過する185系のラストランを見ることが出来ました
最後の車両は高崎線カラーのオレンジとグリーンの車両でした
185系は高崎線を引退しますが、今後も特急踊り子号(東京−下田)や
臨時列車などで現役運行を続けるそうです

ボンディ・アルカディア

2016-03-17 13:34:11 | グルメ
ボンディ・アルカディア
板橋区志村にある
欧風カレー専門店


ボンディ・アルカディアの看板

看板は道路に面した洋菓子店不二家の前に立てられています

お店は不二家の前からその先に入った突き当たり

白いタイルのテナントビルの一角です

店内の様子

木目調でまとめられた落ち着いた雰囲気の店内です

外の景色

お店の入口側は全面ガラス張りになっています
奥まった場所にあるので人通りはほとんどありません

ここはカレー激戦区神田神保町にある『ボンディ』の直営店
『ボンディ』は1973年に創業したカレー専門店
オーナーがフランス留学中に学んだブラウンソースをベースに
カレーの素材を加えたものがボンディのカレーソースです
このカレーは欧風カレーと名付けられました
オーナーは『ボンディ』を創業する前は
板橋区西台にあるカレー専門店『インディラ』の厨房に立っていました
そして欧風カレーのベースはこの『インディラ』で作られました
ルーを入れる銀のカレーポットや前菜の皮ごとポテトなど
欧風カレー店の定番は『インディラ』から生まれたものと言われています

同じく『インディラ』から独立して
1982年に神田にお店を出したのが『欧風カレーガヴィアル』です
現在は神保町に移転していますが、神田駅前にあったときは
頻繁に通っていたお店です

また、半蔵門駅の近くにある『欧風カレー
プティフ・ア・カンパーニュ』さんは
神保町の『ボンディ』本店から独立して開業したお店です
『プティフ・ア・カンパーニュ』さんには随分前に訪問しましたが
ちょうど臨時休業の日に当たってしまいがっかりした思いがありました
それ以来訪れていませんが、機会があればまた行きたいです

配膳されたスプーンとフォーク


前菜のじゃがいも

欧風カレーのお約束とも言えるのが、この皮ごと茹でたじゃがいもです
昔『ガヴィアル』さんで何故じゃがいもなのかと尋ねたところ
カレーの辛味を抑える為にはお水を飲むよりも
じゃがいもを食べた方が効果があるからだと教えてもらいました

ボンディ・アルカディアさんだけの特徴としては
前菜にじゃがいもかグリーンサラダかのどちらかを
選ぶことが出来ることです
女性客には嬉しい選択肢ですね

ライス

白いライスの上に散らされたチーズは程よく溶けていて
見た目にも食欲がそそられます

銀のカレーポット

今日注文したのはチキンカレー
なみなみと注がれたカレールーの中には
香ばしくソテーされたゴロゴロのチキンが埋まっています

これが欧風カレーの基本スタイルです

果物と野菜をたっぷりのバターで炒め、赤ワインでじっくりと煮込み
バターと香辛料で仕上げたカレーのルー
甘さと辛さの絶妙なバランスは他では味わうことができません
家のカレーとも違う、食堂で食べるカレーとも違う
本場のインドカレーとも全く違う、高級で特別なカレー
お値段は前菜が付いて1390円
チキンカレーの他にも、ポークカレーやビーフカレー
エビカレーやアサリカレーなど色々な種類が選べます
いつもは食べられませんが、少し贅沢したい時に
食べたくなるカレーです

食後のアイスティー

ランチタイムだとプラス110円でドリンクが付いてきます

『ボンディ・アルカディア』の店内の照明

板橋は欧風カレーの発祥の地
ヨーロッパにもインドにもない日本固有の欧風カレー
板橋には『インディラ』や『ボンディ・アルカディア』のほかにも
有名な欧風カレーのお店がほかにもたくさんあるようです

そのうちに他の欧風カレーの食べ歩きをしてみたいと思っています

イオン 赤羽北本通り店

2016-03-07 23:32:53 | 国内旅行
イオン 赤羽北本通り店
3月6日(日)にオープンしました

3月3日にダイエー赤羽北本通り店
としての営業が終了し
2日間の臨時休業ののち
イオンの店舗として
新たに生まれ変わりました


ダイエーだった頃の店舗

ダイエーはかつては日本全国にあった総合スーパーでしたが
バブル崩壊後からの経営不振から脱却出来ず
2015年1月1日より株式会社イオンの完全子会社となりました

これまでに、北海道、中部、九州の全店舗が
すでにイオンの別のグループ会社に経営が譲渡され
すべての店舗がイオンのお店に転換されています

現在主に首都圏や関西圏に残っているダイエーのうち
新たに29店舗が3月1日に株式会社ダイエーから
イオンリテール株式会社へ経営譲渡されました
このうちの28店舗は3月末までにイオンのお店に改装される予定です
そして残る1店舗であるダイエー碑文谷店は5月までは
ダイエーのまま営業を続け、その後に大規模改装の為の
長期休業に入る予定になっています

ダイエーからイオンに切り替わる途中

赤羽北本通り店の改装期間はたったの2日間しかないので
ダイエーとしての営業中にすでに看板などは
イオンに切り替わっていました
屋上の看板がイオンで1階の店舗入口の看板はダイエーです

3月3日のダイエーとしての最終日

閉店セールが行われ食品売り場では
ほとんどの商品が売り尽くされていました

オープニングセールのチラシ

昨日イオンのお店としてオープンしたばかりです

オープニングセール開催中の店舗内


店舗内イートインスペース

テーブルと椅子が新しくなっていました

ダイエー時代の雨の日の屋上から


ダイエー時代の入り口


ダイエー時代の店舗外観

かつてフードコートだった場所にサイゼリヤがオープンしたのは
2012年11月29日でした
サイゼリヤも引き続き営業しています

ドムドムハンバーガー

都内に4店舗しかないドムドムハンバーガーの店舗の1つ
残り3店は練馬のマルエツ内にあるマルエツ大泉学園店と
小平のダイエー内にある小平店と
そして目黒のダイエー内にある碑文谷店です
碑文谷店は4月3日に閉店の予定なので
来月からは都内は3店舗のみとなってしまいます
そんな貴重なドムドムハンバーガーですが
イオンになっても残ってくれてよかったです

ダイエー時代のダストボックス

忠実屋のロゴマークの一部が残っていました
そうです、ここはもとは忠実屋だったのです
1982年3月25日『忠実屋赤羽店』として開業後
忠実屋のディスカウント形態の店舗『DISPA 赤羽店』に変わり
忠実屋がダイエーに吸収された後に
ダイエーのディスカウント形態店舗『Dマート赤羽店』となりました
さらにDマートのブランド廃止に伴い、『ダイエー』へと変わりました
『ダイエー赤羽店』はすでに別の地にあった為に
この店舗は『ダイエー赤羽北本通り店』となったのです
そして現在の『イオン赤羽北本通り店』へとつながっています
初代の忠実屋のマークの一部が残るダストボックスは
イオンになってからは姿を消してしまったようです

赤羽稲荷大神

イオンの敷地内、サイゼリヤの前にある神社です
これからも商売繁盛の神様としてイオンを見守ってくれることでしょう

桶川名物 べにばな饅頭

2016-03-05 15:37:46 | 国内旅行
桶川名物 べにばな饅頭
中にあんこが入った
皮の厚い饅頭でその皮には
紅花の汁が練り込まれています


べにばな饅頭の中身

あんこは粒あんとこしあんの2種類がありますが
今回は粒あんを選びました

べにっこ店舗

中山道の宿場町、桶川宿の街道沿いにある店舗
元は桶川の商工会の女性部メンバーが、桶川の名産品にと
2000年(平成12年)に開発し、販売された「べにばな饅頭」
これが好評で、本格的に販売する為に商工会から独立し
株式会社「べにっこ」が設立されました

店舗で販売されているべにばな饅頭

2個持ち帰りで注文したところ、3個入のパックから
2個取り出して販売してくれました
もちろん1個からでも購入できます

「べにっこ」の正面から

朝早くからここで「べにばな饅頭」を作って
市内のスーパーなどに出荷されています
なのでこの店舗での販売時間は午前中の早い時間のみです

このあと桶川宿の他の建物も少し巡ってみました

桶川宿のお助け蔵

1836年(天保7年)の建築と伝えられている3階建ての土蔵
桶川宿で穀物問屋を営んでいた島村家が天保の飢餓の際に
飢餓に苦しむ人々に仕事を与えるため建てられたことから
「お助け蔵」と言い伝えられています
月に一度、内部の公開も行われています

桶川宿本陣

江戸時代の参勤交代の際、大名が使用するために設置された宿泊所
現在は、一部が一般の民家となっている為に
特別な時以外の建物の公開は行っていません

小林家住宅

江戸時代の終わりから明治の初めにかけて建てられた桶川宿の旅籠
現在は木材店の店舗として使われています

浄念寺

桶川宿につながる参道の先にあるお寺

木戸跡

宿場町の出入口に設けられていた木戸があったとされる場所です
当時の絵図から推測された場所に石碑が建てられています

全国チェーンの屋台村

木戸跡のとなりは朝まで元気な屋台風居酒屋が建っています
2階はカラオケボックスでしたが、数年前から休業中です

駅前通り

かつては桶川で最も栄えていた通りだったのでしょうが
今はシャッターを閉めたままの店舗が多くなっています
ここの寿司屋は持ち帰り寿司のチェーン店でした
古い店舗は上手く活用して当時の活気を取り戻して欲しいです
べにっこのような地元の観光資源に生まれ変わるといいですね