一顆明珠~住職の記録~

尽十方世界一顆明珠。日々これ修行です。いち住職の気ままなブログ。ときどき真面目です。

仏師 西村公朝師の仏画

2007年02月27日 | 休憩
天台宗の僧侶でもある仏師、西村公朝師の仏画が好きだ。

脱力系のユーモラスな姿態。

目と目が離れ気味のニコニコした慈顔。

まったく無駄な力が抜けている。

一言で言うと最高に可愛い。

観てるだけでホッとする。


実は師の彫った仏像はあまり知らない。

知っている限りでは、永平寺の「ふれあい観音」。

また、鹿児島の永平寺出張所・紹隆寺のご本尊さま(三世如来<現在:釈迦如来、過去:阿弥陀如来、未来:弥勒如来>)も師の手によるものだ。

いずれも、柔らかいタッチの仏様である。


ともあれ、こんな仏画が描けたらなぁと思う。


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2 コメント

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よいですね~ (acqua)
2007-02-27 22:37:42
高幡のお不動さまも、いかめしさの中にどこかホノボノ系なんです。
彫像としての成熟度はないようですが、ご像は親しみのあるものがよいと思ったり。
それにしても丁寧に書き込まれた柔らかな線ですね(^^)
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ほのぼの・・・ (りょう)
2007-02-28 15:06:36
acquaさんへ
こんにちは。
高幡不動にも機会があればぜひ参詣したいと思います。
お不動さんは、元々がどこかユーモラスな雰囲気がありますよね。
少しデフォルメされてるくらいの方が、親しみもわき易いのだと思います。
西村師は、仏教書などの著作もいくつかあります。
よかったら覗いてみてくださいね。
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