一顆明珠~住職の記録~

尽十方世界一顆明珠。日々これ修行です。いち住職の気ままなブログ。ときどき真面目です。

「囲碁」、カテゴリー開設(囲碁のススメ)

2006年06月17日 | 休憩
「囲碁」カテゴリーを新設することにしました。

囲碁記事を書くことで、少しでも強くなるのがねらいです。

また、囲碁の楽しさを伝えられればと思います(ヨワヨワなので、まだそれほど楽しさは実感していませんが、強くなれば絶対楽しくなると思います)。

ちなみに、現在の私の棋力(棋力というほどの力はないのだが・・・)は、PS2の囲碁ソフトで、初級者コースの九路盤で置石4子してやっと勝てるくらいです。

親父と打っても全然地が稼げないので判定不能。

十九路盤で9子置かせてもらいましたが、まったく歯が立ちませんでした・・・。

意外と負けず嫌いの方なので、かなり悔しいです。

なんとか一年以内に、せめて互角の実力を身に付けたいと思います。


囲碁はやってみるとなかなか興味深い特徴があります。

将棋ほど展開が激しくなく、特に序盤戦は、碁盤というキャンバスに絵を描くような気持ちです。

碁盤上に可能性が無限に広がる。

雄大なロマンを感じます。

または、コスモス(宇宙)に自分の足跡を残していくような感覚。

実際、碁盤上の九つの点は「星」と呼びますし、中でも中央の星は「天元」と呼ぶので、もともと天文学ともかかわりが深いようです。

まぁ結局は陣地の奪い合いとも言えますが・・・

でも見方を変えれば、黒石と白石は勢力を拮抗しながら、最終的に宇宙の陰陽の調和を目指していると言えなくもない。

って考えると、ただのゲームには思えなくなります。

とにかく奥が深い・・・


とりあえず、簡単な詰碁の問題と、手筋の初歩を繰り返しやることで、棋力を付けたいと思います。

目指すは碁会所で打てるようになること。

機会があれば認定試験にも挑戦してみたいです。


さて、囲碁の技術は幕府に庇護され江戸時代に飛躍的に発展し、昔は日本が圧倒的に強かったそうですが、現代は韓国の方が国民にも広まっていて、棋士の実力も総体的に上だということ。

本を読むと、囲碁用語が日常語の中にかなりあったりして(駄目とか、一手、打つ手なし、傍目八目・・・)、日本文化にも浸透しています。

囲碁、間違いなく私たちが継承していくべき文化のひとつではないでしょうか。


また、日本以外にも、韓国、中国、台湾にプロリーグがあるということ。

欧米諸国でも実力が向上しているそうです。

ルールさえ分かれば言葉は必要ない。

他国間、異世代間のコミュニケーションのツールとしても、囲碁の可能性は大きいでしょう。

「ヒカルの碁」の影響で、青少年の囲碁人口がかなり増えたということです。

慌しいこの時代に、友人と碁盤を挟んでの邂逅。

そこにゆったりとした時間が流れる。

まるで一幅の絵のような美しい光景です。

というわけで、囲碁仲間募集します!

ん~集まりそうもないけど・・・


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