一顆明珠~住職の記録~

尽十方世界一顆明珠。日々これ修行です。いち住職の気ままなブログ。ときどき真面目です。

難関突破!

2006年04月09日 | 禁煙
昨夜は、教区のお祝い(若手歓迎会)の酒席があった。

当然、危惧したのは禁煙のこと。

酒席で元の木阿弥になってしまう経験は、これまでもいやと言うほど味わってきている。

そうかと言って、宴席でお酒を飲まないことほど野暮なことはない。

っていうか、飲まずにはおれんでしょう。普通は。

飲まなきゃ損、損。

実際かなり飲んだし、後輩にタバコを勧められたりもした・・・結果は!?

セーフ!!!

これは我ながらお見事!

理性が勝ったのか、禁煙に対するプラスのセルフトークが功を奏したのか。

結局最後まで、吸わなかった。

まったく吸いたいと思わなかったわけではない。

飲酒とタバコとの相性のよさは、バツグン。

このコンビにはたまらない魅力がある。

だが、ここで吸ったら、いっかんの終わりと自分に言い聞かした。

タバコが、人生にとって、いかにぼったくりの詐欺師であるかということを思い出した。

喫煙者は、自分の意志で吸っていると思うだろうが、そうではない。

吸わされているのだ・・・タバコに。

これは悲しい現実である。

さて、次の日、いつものように二日酔いを覚悟したのだが、これがほとんどない。

しかも、スッと起きられる。

禁煙してプラスに変化したことのひとつ。

寝起き、つまり目覚めが最高に良くなったこと。

ここのところ念願だった早起きが続いている。

夜遅く寝ても、決まった時間にパッと起きられる。

これは短時間睡眠も夢じゃないかもしれない。


案の定、今日の法事の後席が終わって強烈な睡魔が襲ってきた。

一時間ばかり午睡する。

禁煙してはじめてみたタバコを吸う夢。

こいつが生々しい・・・。

ためらいがちにちょっと吸っては消して・・・。

気がついたら、そんな感じで10本くらいは吸っていた。

これはさすがにカウントに入れないわけにはいかんだろ・・・ブログで公言しちゃったし、実にかっこが悪い・・・。

あっ~最低だ~っ・・・というところで目が覚める。

以上、あくまで夢の話。

禁煙すると必ず見ると言われる、タバコを吸ってしまう夢。

これはけっこう悪夢だ。


今日で禁煙11日目。

昨日は入園式の式辞もこなした。

今日は法事の法話もできた。

こうした時に感じるプレッシャーを、これまではその都度、タバコでごまかしていたように思う。

逆にやめてみたら、タバコはなんの役にも立っていなかったことが分かる。

声は通るし、なんの負い目もない。

まだまだ禁煙者としては序の口、これからも引き続き頑張ろう!!!


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ありがとうございました!