先日ある日本企業の方とお会いしていて、色々とお話をさせていただいたのですが、中国で日本企業が苦労する理由として非常に面白い表現をされていました。
「欧米企業の戦略って、まず艦砲射撃をがんがんに打ち込んで、その後B29が沢山来て爆弾を落としまくる。相手をぼろぼろにしてから、軍隊が上陸してくる見たいな感じだ」
「それに対してこっちは限られた資源の中で夜襲の機会を狙って攻めていくけど、結局物量作戦には勝てない」
「だから、欧米系の商品って品質から見れば粗悪品も結構あるし、日本企業の商品のほうがはるかに良いのに、結果を見れば負けている」。
うーん。第二次世界大戦中の対米戦争を比喩として使っているのですけど、上海にいる多くの日本企業の方に現状を聞くと、確かにおっしゃるとおりだなと思わされます。
そして、中国企業や韓国企業も欧米型の戦略を取って来ていますので、確かに日本企業は苦戦するよなと思わされます。中国企業に関していえば、昔の共産党の八路軍のようなゲリラ戦(偽者、横流し)もしかけてくるので、確かにしんどいですね。
人が成熟している先進国市場ですと、良い物を見れる人、メディアや広告に左右されないで本質を見れる人、も結構いると思います(そうはいっても大衆はメディアに左右され、それが為に別に中国に限らずアメリカでもある程度メディアの統制がされていますし、元々ドイツのナチはかなり本格的に国民統制にメディアを利用していましたね)。
中国の場合はまだまだ経済の急成長に人の意識が追いついておらず、子供の頃の教育からして政府の統制化にありますので、こういう市場は欧米型の力任せに大衆に意識付けをする戦略の優位性がしばらく続くのでしょうね。
「欧米企業の戦略って、まず艦砲射撃をがんがんに打ち込んで、その後B29が沢山来て爆弾を落としまくる。相手をぼろぼろにしてから、軍隊が上陸してくる見たいな感じだ」
「それに対してこっちは限られた資源の中で夜襲の機会を狙って攻めていくけど、結局物量作戦には勝てない」
「だから、欧米系の商品って品質から見れば粗悪品も結構あるし、日本企業の商品のほうがはるかに良いのに、結果を見れば負けている」。
うーん。第二次世界大戦中の対米戦争を比喩として使っているのですけど、上海にいる多くの日本企業の方に現状を聞くと、確かにおっしゃるとおりだなと思わされます。
そして、中国企業や韓国企業も欧米型の戦略を取って来ていますので、確かに日本企業は苦戦するよなと思わされます。中国企業に関していえば、昔の共産党の八路軍のようなゲリラ戦(偽者、横流し)もしかけてくるので、確かにしんどいですね。
人が成熟している先進国市場ですと、良い物を見れる人、メディアや広告に左右されないで本質を見れる人、も結構いると思います(そうはいっても大衆はメディアに左右され、それが為に別に中国に限らずアメリカでもある程度メディアの統制がされていますし、元々ドイツのナチはかなり本格的に国民統制にメディアを利用していましたね)。
中国の場合はまだまだ経済の急成長に人の意識が追いついておらず、子供の頃の教育からして政府の統制化にありますので、こういう市場は欧米型の力任せに大衆に意識付けをする戦略の優位性がしばらく続くのでしょうね。