100歳の誕生祝

　妻のひいおばあちゃんが、昨日100歳になったと言うことで、一族でのお祝い会があり参加してきました。

　通常親戚が集まるのは春節（旧正月）の時だけなんですけど、昨日の100歳もそうですが、妻の父の６０歳の誕生日とか、結婚式以外にも何か記念になる時は親戚中が集まるお祝いの席があるのが中国の習慣です。３０人ほど集まって飲み食いして、すっかり酔っ払ってしまったんですけど。

　日本ですと、私が子供の頃は正月に誰かの家に集まって従兄弟と会う機会があったのですけど、最近はそういう風習も都会ではだいぶ廃れてしまったのではないでしょうか？後、中国ではひいおばあちゃんを筆頭にした家族が集まるので、一人っ子政策とっているから良いものの、そうでなければ人数も倍くらいになってしまいますね。多分、田舎の農民の家庭ですと、一人っ子政策無視している所も多いので、それこそ１００人くらいあつまるのかもしれません。怖いですね。

　面白いとおもったのは、

　宴会の段取りや会食代、ケーキ代、等はお祝いする方が支払うんですけど、お祝いされるおばあちゃん側が紅包というお祝袋にお金を入れて列席者に配ること。個々の金額は知れていますが、３０人もいると小さくは無いですね。まぁ、息子はこれで欲しかった蒸気機関車のおもちゃが帰ると喜んでいましたけど。

　もう一つは、恋人を連れてくること。列席している一族の内２名が実は我々と働いているんですが、１名（女性）は３年前から旧正月時にボーイフレンドをつれてきており、昨日は妻の従兄弟の男子もガールフレンドを連れてきました。結婚前に親に紹介することはあるでしょうが、親戚中にお披露目するというのは意外感があります。日本みたいに別れたらどうするとか考えないんですかね？ちなみに女性は２２歳で男性は２６歳。日本ではまだ結婚なんて一般に考えない年齢じゃないですかね。

　なんにしても、100歳ですか。もうかなりぼけているようで、妻の事も認識できないようですが、清朝末期に上海で生まれ、辛亥革命、日中戦争、国共戦争、文革等中国の激動期を生きてこられたんですよね。青春時代にオールド上海の最盛期と、日本軍の統治を経験されていますので、本当はどうだったのかとか、色々お伺いしたいのですが。

　あ、つらいのは、皆上海語になるんですよね。。。私と話す時は北京語にしてくれるのですけど、こまったものです。

タオバオのセキュリティ

　タオバオとアリペイが、中国のヴィルス対策企業キングソフトを提携し、サイトの安全性を強化するそうです。フィッシング詐欺とかヴィルス、オンラインショッピング上のセキュリティ対策をするそうです。


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