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十五夜のお相撲

2005-09-19 23:58:00 | 奄美-あれこれ
sumo1鹿児島市にいたころ、十五夜の晩、子供が夕方6時過ぎに「今から、綱引きしてくる」と言ってきた。「何いってんの、こんな遅くから!運動会の練習はまた明日にしなさい。」と叱っていたら、ご近所の人はみんな子供と一緒に外に出てきているのでびっくり!
鹿児島は(調べてみたら、他の九州にも多いが)、十五夜に子供達が綱引きをし、お相撲をとる。
奄美は、とりわけ相撲が盛んなようだ。十五夜に限らず、普段からお相撲のクラブに通っている子供も結構いる。

昨日、中秋の名月を見に小湊へ行ったら、偶然十五夜のお相撲に遭遇!浜辺で相撲大会だ。
私たちが、お月様を見ながら、お団子をほおばっていると、おじさんがやってきて、「今から相撲が始まるよ。いいときに来たねぇ。」
そして、しばらくすると、ぞろぞろと子供達とお母さん・お父さん達が、ながーい綱を持ってやってきた。その縄で土俵を作り、幼稚園生くらいの小さい男の子から順に、お相撲が始まった。
sumo
「負けたらご飯抜きだよ~!!」なんていうお母さんの声援(脅迫?)も賑やかに、勝負は白熱してくる。みんな大声で自分の兄弟や友達を応援。だんだんと学年が上がっていき、中学生くらいになると見応えも十分だ。見ていて、とても面白かった。最後までは見られなかったが、相撲の後、縄を海に流して終わるのだそうだ。

この晩は、帰り道の車から見ると、あちこちの公園や広場で、相撲やお祭りのようなことが催されていた。
自分が小学生のころは、もうン十年も前なのに、子供会の行事などは面倒であまり出なかった気がする。でも、こういう地域の行事が、まだちゃんと受け継がれている奄美なんだなー。いいなぁと思った夜だった。




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