![Cuckoospit1 Cuckoospit1](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/50/921d67eef19ad63177661f3059b038e3.jpg)
雑草とも思えない花は、「ユリズイセン」とわかり、三つ葉かな~と思っていた草は、やはり三つ葉だと教えていただいた。
そして、これはもう一つ、まだ解決されていなかったよくわからない泡である。
この泡についても、解決の時がやってきた。
![Cuckoospit2 Cuckoospit2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/75/408196eba6d75f6397b3d8f84111114e.jpg)
蛙の卵にしては、下には全く水もないし、カマキリなどの虫の卵という感じでもない。
あまりにみずみずしい、洗剤を飛ばしたかのような、唾をはきかけたかのような、この泡。
もう1ヶ月くらい前から、ずっと気になっていた。
![Cuckoospit3 Cuckoospit3](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/1e/1f8f26dedc9d57a0271bff0c44052241.jpg)
泡の翌日見に行くと、こんなふうに、カサカサにかわいていたり...
いったい何??
![Cuckoospit4 Cuckoospit4](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/51/3e2e4575cec0a96f8b79e8ba6ec6c444.jpg)
![Cuckoospit5 Cuckoospit5](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/66/3ed7018fc48e8f69cf9096624dbcaa51.jpg)
夜見に行ったり、泡を取ってジロジロ見たり...
割り箸で混ぜると、ちょっとネバネバ。すぐ消えそうでいて、いつまでも消えない泡。
でもわからないので、ネットで検索してみた。
「木に泡」で、ググる。
...と、出た。アワフキムシ!もっと早く調べればよかった。(と、いつも後から思う)
白
英語では『Cuckoo-spit』=カッコウの唾、というそうだ。
私が割り箸でぐりぐりやったときには何も出なかったが、このカッコウの唾の中には虫の幼虫が入っているそうだ。
...出てこなくてよかった~!幼虫といっても、これはセミの仲間なので、イモムシ系ではないようだが、1cmにも満たないようなのが入っているそうだ。泡で身を守り、樹液を吸って生きているらしい。
英語では『唾』といっても、実際は幼虫の排泄液を腹部で泡立てたものだから、お尻から出てきたもの。排泄液には界面活性成分が入っている。
ネットで調べて、正体がわかると、一度は「出てこなくてよかった~」と思ったものも見てみたい。
雨もやんでいるので、つい先ほど、夜な夜な懐中電灯片手に見に行ってみた。どしゃぶりの後のせいか、季節的なものなのか、もう泡はほとんどなく、乾いたものばかり。
そして、発見! (虫が嫌いでなければ↓クリックで拡大)
![Cuckoospit6 Cuckoospit6](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/7c/f4630526520a3755246405ae3adeba60.jpg)
![Cuckoospit7 Cuckoospit7](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/d2/250823a811e70dd3793b8a0149f6164d.jpg)
よくよく見たら、1匹だけじゃない、うじゃうじゃいた↓↓(これもクリックで拡大します)
![Cuckoospit8 Cuckoospit8](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/a0/225d49a2d0f0b9f487197d19573d5553.jpg)
これは幼虫から成虫にいたる、いったいどの過程なのか。またまたネットで検索してみたが、これは簡単にはわからなかった。
でも、これがアワフキムシの泡とわかって満足。
アワフキムシ、かなり嫌いなタイプだった...
私は,てっきりカエルの卵だと思ってました。
蛍にも水生のものと陸生のものがあるように,カエルにも両方あるんだと勝手に考えてました。
疑問が氷解してスッキリしました(^o^)
あんな泡のなかにセミさんの小さいのが・・・うじゃうじゃ・・・
しかし、セミさんといえば5年も6年も土の中という気がするんですが、まさかこの泡の中に?
そんなわけないですよねー?
これってものすごいエコロジー商品になる?
ヒットするかも知れません。
やってることが、まるで子供ですね?精神年齢が低いもので(^^;) 自覚しているだけ、マシだとお許し下さい。でも、一応本当の子供も興味深々だったもので(←言い訳)
★vagabond67さん★
私も最初は「お!これが木に産卵するというアマミアオガエルか?!」と思ったのですが、てふてふさんのブログなどの卵と大きさも全然違うし、下に水も無いんですよね。でも何かのカエルかな~と1ヶ月ほど毎日観察していたのです。
こんな泡とか、花一つとか、感激やら感動やら(時には変な発見で驚嘆も?!)するのは、私がまだ物見遊山だからなんでしょうか?奄美の人から見たら好ましくないのかなぁ。私はvagabond67さん「ちょっと」も反省されることないと思いますが~
★茨狼さん★
えーと、私の書き方が悪かったですが、セミの小さいのでなく、昆虫分類学上では、セミなんかと同じ範疇に入るというだけで、セミそのものではございません。
アワフキムシの一種です、あくまでも。
一度気になりだすと、正体つかむまで気になって仕方ないんですよね。それに毎日必ず見る場所にあるもので...
★patinhaさん★
>排泄液に界面活性成分ということは、大量に集めれば石鹸が作れちゃう??
あははーそうかも?!
しかし、これは樹液を吸う、ガーデニングされる方には害虫らしいです。(泡がつくのも見た目に悪いですしね)
これを大量に集めるためには、大量の木がいるのかな?採算悪そうですが、ン年後に「FORTUNEの泡ふき虫せっけん」とか売り出してたら買って下さい^^
私なら見なかったことにする。
FORTUNEさんは勇気があるなあ。
わざわざ虫まで見ようと頑張ってすごいです。その好奇心旺盛な性格でもっともっと色んなことを教えてくださいね。
それにしても界面活性剤入り排出液とは……
ネットで見たら、みんな蛍みたいな幼虫でそんなに気持ち悪いものでもなかったのです。だから、うちの近くのこの白いやつは想定外でした。
なんだか、身の回りに今までに見たことがないものが多すぎてわくわくしながら困ってます^^
何曜日のドラマでしたっけ,とことん追いつめていく女検事のようで,いいですねえ。粘り強く調べていくところは手本にさせてください。
TOKIOのダッシュ村のごとく自然の中の素朴な疑問をひとつずつ、目を留めて見るって。きっとお子さん以上に好奇心旺盛でしょ!私もそうありたいです!
いえ、粘り強く調べた割には、最後は結局ネット頼みでした。
へびのようにしつこい性格...ではありませんヨ(^^)
★いなねえさん★
自分では、そんなに変わったことをしたつもりはなかったのですが、皆さんに度胸がある、すごい、よくそこまで、などなど言われて、とても恥ずかしくなりました。今後は控えめにしようと思います。
でも疑問が解けると嬉しいという気持ちは残しておきたいですネ。