MT.FORTUNE

Discover 奄美大島!

伊藤観光ドームにて

2009-05-08 02:19:45 | 奄美-見る・遊ぶ
~徳之島闘牛(2)~

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昨日の闘牛について、もう少し詳しく。

ここが、我々の行った「伊藤観光ドーム」。直射日光にも雨にも影響を受けないこの施設、伊藤範久さんという方の自前のドームだそうだ。(→伊藤さんの経歴は、ここに詳しくありました。pdfファイルの63ページ下の方)

場所は少々わかりづらい。地図で見当はつけていたものの、農道の入口がわからない。
たぶんあそこかなーというところには「→火葬場」と書いてあるしー。

迷ってガソリンスタンドの尋ねたら、「→火葬場」の道でOKだった 
火葬場ルートだけではなかったので、地元の人に尋ねるのが一番良いと思う。

Bull10昭和30年頃は5万いたとはいえ、今や人口3万人いないこの島で、4,000人入るドームを作ったこの伊藤さん、ドームだけでなく私財を投じて3年前にはここに全国唯一の闘牛資料館まで建てていらっしゃる!(→2006年4月19日の記事) あっぱれ!伊藤さん。素晴らしいです。
Bull_7チケット売り場には、「ドーム内でのビデオ撮影禁止」の看板があったので、念のため写真撮影ならよいのか、受付の方に尋ねてみた。

「別にかまわないですよ。ビデオもいいんじゃないかしらね。」
「え?!ビデオもいいんですか?」
私が念を押したので、その方が周りのスタッフ方にも確認なさって、やはり「別にビデオもいいと思いますよ~。」
とのことだった。

でも、入口のところに再度次の看板があったので、撮影してよいかは毎回尋ねた方がよいと思います!!
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こんなふうに書いてあったので、許可をいただいたとはいえ、なんだかビデオ撮影は気がひける。周りの人に「あんなにダメとはっきり書いてあるのにー」って思われそう...。

さてさて、長い勝負から短い勝負まで色々あることは前回書いたが、牛が入場してから、戦いに挑ませるのに苦労する時もある。
やる気のないヤツもいるのだ。

たとえば、この取り組み。
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こっちに来いってば~。ほれほれ、あいつと戦うんじゃ~!という感じでぐいぐい引っ張るものの、牛さんなかなかやる気にならなかったみたいで、両方とも動かない。

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牛の戦いとともに驚いたのは、牛と一緒に出てこられる人。
背中に「勢子」と書いてあって、なんだろうと思ったが「せこ」と読むそうだ。一言で言うと、「牛をけしかける人」。
なんと言っているかわからないが、とてつもない大きなかけ声とともに、牛をひっぱたいたり、足を踏みならしたりして、牛を戦わせるのだ。

その迫力がすごい!あの迫力で怒られたら、どんな子供も言うことききそう...。うちの子にもひとつお願いします。

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30分近い勝負の時などは、牛に対してよりも、思わず「勢子さん、がんばれ...」と心の中でつぶやく。

さて、我が家の子供達は、何番か観戦したら飽きてきて、「まだぁ~?」「もう闘牛はいい。」などと言い出した。
そこで、場所を移し、前の方で観戦してみたら?と言ったら最前列に行ってしまった。

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ここは、牛が蹴った砂などをかぶったりすることもあるので要注意。大丈夫かなと思ったが、お隣が玄人さんだったらしく、色々なことを教えてもらったようだ。ありがとうございます!
やはり最前列は、同じ戦いを見るにも迫力も倍増だったようで、「もういい」と言っていたのもどこへやら、最後までかぶりつきで見ていた。

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以上、まったりした戦いから、ど迫力のものまで、とても楽しい闘牛見物だった。








徳之島の闘牛!

2009-05-07 03:21:38 | 奄美-見る・遊ぶ
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今年の連休、我が家は(正確には、仕事の夫を除く4人で)徳之島に闘牛を見に行ってきた!

いやぁ、こりゃ一見の価値あり!
徳之島の闘牛については、こちらこちらが詳しい。日本全国、闘牛文化があるところは他にもあり、その紹介のページもあり。

行ったのは、5月5日、こどもの日の大会。場所は伊藤観光ドーム。
GW中には、連日闘牛大会があり、この日は大人2,500円、小学生以下は入場無料。

ドームはこんな感じ。

Tougyudome

ドームでよかった!とても暑い日だったので、炎天下、外の観戦では子供達も私ももたなかったと思う。
ドーム内は、陰だし適度に空気も通ってさほど暑くもない。この日のような暑いくらいの晴れでも、逆に雨でも大丈夫なドームはお勧めだ。

急に決めて、ほとんど何の予備知識も持たずに観戦したため、どんなふうに始まり勝敗はどうやったら決まるのか、全くわからない。
場内のアナウンスも、どこの牛か、牛主は誰か、何の大会でどんな成績か言っているのだが、最初のうちは何がどうなっているのかさっぱり...。

...が、何番か見るにつれ、だんだんわかってきた!

勝負は、逃げたら負け!

人間のお相撲のように、膝をついたら負けとか土俵を割ったら負けというのでなく、お尻を向けて逃げたら負け。逃げたらあかん!...のだ。

そして、勝負に時間制限は無い。

実はこれに先立ち、徳之島観光協会に電話して「9時半に始まって、何時頃終わるんですか?」と尋ねたのだが、答えは「さぁ、こればっかりは牛次第なんで...」。
「いくら牛次第といっても、だいたいの時間はわかるんじゃないかしら...」と不思議に思ったのだが、観戦したら観光協会の方が「牛次第」とおっしゃったことの意味がよーくわかった。

ホント、牛次第なのだ。

長い勝負は30分以上。その間、角突き合わせてにらみ合っている。
30分前後の勝負が2つあったかな。それだけで合わせて1時間。
そうかと思うと、始まったか?!と思った瞬間お尻を向けて、すぐに勝敗が決まることもあり。「え?!もう終わり?」みたいな。
私が見ている間に、片方が全くやる気にならず「不戦勝」ってのもあった。
いやはや、本当に牛次第。

不戦敗の牛は、大阪の牛。一緒に行ったお友達と「これが我が子だったら怒りまくっちゃうよねぇ~。わざわざ大阪からお金かけて連れてきたってのに、全く戦わないで負けちゃうなんて...。」「ここまで来るのにいくらかかったと思ってるのー?!!って怒鳴っちゃうよねぇ。」などど、まったり話している時間がゆるやかで良い感じ。

勝負の内容も、あんまりやる気のないやつから、ぐいぐい押しまくるのまで、色々。

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目が血走ってるのやら、流血しているのやら...

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うぅ、こわ。
が、スペインの闘牛のように、最後牛を殺してしまうようなえげつなさは無い。それに、周りの人間に襲いかかってくるような恐怖も無し。

娘は赤いTシャツを着ていたので、「牛が自分に襲いかかってきたら、どうしよう?」などと言っている。「牛は色はわからないの。スペインの闘牛は、赤だからおそってくるわけじゃなくて、ヒラヒラ布を動かしてるからくるの。だから、牛の前でふらふらしてたら襲われるよ!」などと脅しておいたが、実際はそんな心配はもちろん無し。

時に血が出て、かわいそうではあるものの、なにせ勝負は逃げたら終わり!の徳之島の闘牛は、目を覆うような場面はまったく無かった。

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勝負がつくと、勝った牛の関係者が場内にわーーっと入ってきて、ちぢん(太鼓)などを打ち鳴らして大喜び。これも最初「おぉ!」と驚いた。勝った牛に子供を乗せたりして、これまさに一族繁栄の証なんでしょうね~

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何番も勝負を見ているうちに、眠くもなってきたりもするが(^^;、良い具合に長い勝負と短い勝負が織り交ぜられ、ちょうどお昼に終了。

一度は見てみたかった徳之島闘牛、見られて良かった~







カメさんにタッチ!

2009-04-28 14:41:03 | 奄美-見る・遊ぶ
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さて、かくれ浜で震え上がった後、お友達と一緒に笠利崎に行ってみました。
別府さんが、笠利崎がリニューアルされたと教えて下さっていたので...。
なるほど、ベンチに屋根がついてました。電灯もあり。(でもココに夜来るのコワイです...)

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お尻向けた写真ですみません(^^;

P5310225_2←これが前の状態(2年前撮影)

このカメさんは、触るとご利益があるのですが、触る場所によってご利益が違います。
カメさんの背中に子供を乗せると、元気な子になるので、乗せて正解

私はごうつくばり、もとい、家族思いなんで、まずは後ろ右足
「後ろ右足にふれるとお金がたまる」...はずです。

「でもお母さん、いくらお金持ちになっても早く死んだら意味ないよ。」と長女に言われ、そりゃそうだねーと後ろ左足もタッチ。「長生きできる」...はずです。

「結局、前の左足触れば全部かなうんじゃないの?」「そうだそうだ~。」とそこにもタッチ。
前の左足は、「女性の願がかなう」なんですもん。

母があちこち触りまくっている間、なぜだか子供はほとんどカメさんの背中です。
毎回背中には乗りまくり、恐ろしいほど元気もらってます(笑) 
だから子供達よ、もっと頭触って下さい。「頭に触れると知恵授かる」...はず!

2年前は無かったお賽銭箱も設置されてます。(もっとも、これは屋根や電灯がつくより前からあったと思いますが)
ちゃんと入れておきました!家族で100円1枚。
「え~?1枚だけ?」って、100円だったら、家族一人あたり「二重のご縁」だからいいの!
来てないお父さんも勘定に入れても「二重の縁」だから、まあよし!

目の前の海も綺麗で楽しいひとときでした!

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あ、そうか~!!(これ書いてて気づきました
寒中水泳したのに、ひどい風邪が治ったのは、カメさんのご利益だったんですね、きっと。

ありがとう、カメさん。













メリークリスマス!

2008-12-25 21:41:14 | 奄美-見る・遊ぶ
Santa...と、語る奄美パークのおじい...。

近年にないほど(?!)忙しい年末で、遊んでいるヒマなどないはずなのに、やぶれかぶれで奄美パークに行ってきました。

今日は、田中一村記念美術館 特別展示室完成記念のライブで、大河ドラマ「篤姫」他、たくさんのドラマの曲を作っている吉俣良さんがやってくる日だったのです。
しかも、島唄の中村瑞希さんとのコラボもあり。これは篤姫を毎週欠かさず見ている島唄大好き一家の我が家としては、行かないわけにはいかないというわけで。

素晴らしいライブでした!
Dr.コトーの曲から始まり、篤姫の挿入曲、そして緒形拳さんの遺作となったドラマ「風のガーデン」のテーマ。どれも心に染み入る曲ばかりな上、私が見ているドラマばかりだったのも嬉しかった
中村さんとのコラボは島唄の定番「行きゅんにゃ加那」。ピアノと島唄のコラボは珍しくないものの、共にその分野の第一人者のお2人ということで、これまた聴き惚れてしまいました。

その後は、田中一村記念美術館の学芸員、前村卓巨さんとのトークショー。奄美パーク館長の宮崎みどりさんの司会のこのトークショーもなかなかでした。なんと、前村さんと吉俣さん、高校の同級生だったそうで!
宮崎さんの司会もさすがでした。おまけの一曲(映画「冷静と情熱の間」のテーマ)も引き出して、楽しいお話が聞けました。

と、いうことで、その後は新しくできた特別展示室も見て、帰ってきました。

帰り道は、こんなクリスマスプレゼントも↓↓

Ryuukyuuasagimadara

もう5時過ぎて暗かったのに、見つけることができました。
リュウキュウアサギマダラで年が明け、そして閉めもこの蝶々になりそうです。

皆様どうぞ良いお年を!

(↑ 年内はこれ以上更新する気がない??)






もうすぐお別れ-県立図書館奄美分館

2008-11-04 17:58:11 | 奄美-見る・遊ぶ
~11月25日より休館(来年4月下旬まで)~

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ジャッジII第2話で、「大美島市立歴史博物館」の入口として使われた県立図書館奄美分館。
来年のゴールデンウィーク前に完成予定の「県立奄美図書館」への移転準備のため、もうすぐ休館となる。(→県HP

うちの子は図書館で静かにするのもウルトラマンのカラータイマー程度しかもたないので、ゆっくり訪れることはあまりなかったが、本や絵本を借りたり、読み聞かせの会に行かせてもらったり、お世話になりました!
Pb020046県立図書館奄美分館は、1958年(昭和33年)に設置され、島尾敏雄が初代館長を務めた。

奄美大島は戦後の一時期アメリカ軍の支配下にあった影響で行政組織の再建が十分ではなく、島には本格的な図書館が無かった(中略)。そこで島尾は奄美に図書館に誘致する計画を立てた。鹿児島県はこれに応じて1958年に奄美日米文化会館を母体として鹿児島県立図書館奄美分館が設置されて島尾が初代館長となる。島尾は図書館については素人であったが、熊本商科大学に出向いて司書講習を受けて資格を習得している。開館時に上司にあたる鹿児島県立図書館長の久保田彦穂(椋鳩十)は島尾に対して「地方文化保存のための保存図書館」「調査研究のための参考図書館」「量・質共に備えた貸出図書館」という3つの課題を与えた。島尾はこの久保田からの課題に応えるべく精力的に活動した。在任中の島尾は執筆活動と図書館長としての業務を厳格に峻別していたが、郷土資料の蒐集・刊行活動や当時としては先駆的な日曜日開館や住民の読書活動支援などに全力にあたり、離島の教育委員会や公民館を通じた図書の貸借や港の待合室や船内での読書室の設置活動、これらを支援するために時には自ら船に乗って離島への移動図書館業務の充実に尽すなど、日本の離島を抱えた地域における図書館活動のあり方に影響を与えている。また、図書館活動を通じた人的交流が島尾の執筆活動にも大きな影響を与えた。

(Wikipedia 「島尾敏雄」より)

と、いうわけで、設立の経緯やその発展に島尾敏雄氏が大きく寄与している図書館なんですね。椋鳩十氏までとはー。

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(クリックで拡大します)

図書館分館の敷地内には、文学碑もある。

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クリスチャンであった島尾氏が選んだのは、旧約聖書・イザヤ書42章3節より。
「病める葦も折らず けぶる燈心も消さない」

"A bruised reed He will not break And a dimly burning wick He will not extinguish; (New American Standard Bible)

Pb020042一度取り壊しが決まったものの、保存運動が起きて先ごろ残されることが決まった官舎。
1965年に建てられ、島尾氏は10年間家族とともに住み、ここで数多くの文学作品が生まれたそうだ。
(その前の建物から入れたら、17年間)

これからどのような形で残していくか、詰めていかないといけないのでしょうね。(もう決まっているのかな。)

新しく奄美高校の横にできる「県立奄美図書館」にも、「島尾敏雄記念室」というのができるそうだ。

こんなふうに書いているものの、私は島尾作品を読んでいない。
なんだか小説は読むのに耐えられそうもないというか...

でもヤポネシア論は面白そう。新しい図書館ができたら、見てみようかな?

今から半年弱、絵本は公民館で借りてこようっと。


ヤコウガイの神様来たる!

2008-05-28 22:43:26 | 奄美-見る・遊ぶ
すっかりご無沙汰してます。(なんかいつもこう言っているような...)

コメント欄で、奄美博物館のNASHIさんが教えて下さいましたので、緊急告知です!

以下、NASHIさんのブログより抜粋
講  師  池村  茂 先生(工房海彩代表)
期  日  6月1日(日曜日)
場  所  奄美市立奄美博物館(3階)
時  間  13:30~16:30
定  員  先着50名
材料費   1,000円(大人・子供とも)


詳しくは、NASHIさんのブログ、こちらの記事をご覧下さい!
私は今年1月に子供手熟師会で、同じ池村先生のヤコウガイアクセサリー作りを体験しました。

そのときの様子は、次の3回に分けて書いてあります。
ヤコウガイのアクセサリー作り(1)
ヤコウガイのアクセサリー作り(2)
ヤコウガイの作品

なんと、『今回は,かなり豪華な材料を用意してくださっているようですよ!』(←by NASHIさん)

前も十分色々な形から選んだり、ストラップの種類も豊富だったしで充実していたと思うのですが。
う~ん、楽しみですね!!先着50名ですよ。この機会をお見逃し無く!!
私が奄美に来てから、毎年数回開いて下さっているのに、私がタイミングよく行けたのは前回の1月だけです。「また次の機会に」なんて思ったらダメですよ。行けるときに行かなきゃ~

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さて、全然話題は違いますが、近況をば。

ブログを更新していなかったのは、特にネタがなかったのと、毎日雑事にかまけて更新するヒマもなかっただけで、元気に過ごしています。南島雑話も読んでないよぅ...。
奄美的お出かけに行く機会がなかなかもてないのが悩みです。

奄美地方は、22日に梅雨入りしていますが、結構晴れ間も多いです。昨日・おとといはギンギラに晴れて、幼稚園に通う次女は真っ黒くろすけ。しかもまだ5歳だというのに、よくみるとこめかみの辺りにシミが出てしまいました。これは治るんでしょうか... 日焼け止めを朝は一応塗ったりもしますが、あれが効力を発揮するのは2-3時間のことでしょうしねぇ。
何か良いシミ抜き(とお肌にもいうのか)があったらぜひ教えて下さい。(次女より私の方がぜひ試したい)

おっとまた脱線だ。
で、入梅ですが、平年より12日遅く「ずいぶん遅かったなぁ」と思ったものの、去年に比べたら4日早かったんですね。
去年は梅雨の時の雨量が少なかったですが、今年はどうでしょう。
雨漏りを抱える我が家としては、降り過ぎは困りますが、水不足も困ります。毎年身勝手なこと言ってますが。

全国的には、これからが梅雨ですね。
みなさん、じめじめした季節を元気に乗り切りましょう!エイエイオー



太陽が丘総合運動公園のプール

2008-05-12 05:54:03 | 奄美-見る・遊ぶ
~子どもが行ける奄美市内の室内プール~

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うぅ、週末前にアップすれば、どなたかのお役に立つこともあろうかと思いながら...。

これから梅雨に入る奄美。海でも遊べない、野山にも出られない、エネルギーの余った子ども達と室内プールはいかがでしょう?

こちら、連休中の太陽が丘総合運動公園にある室内プール。
正確には、笠利B&G海洋センター のプールと言うらしい。

休日だっていうのに、我が家の貸切ですよ!
奄美市内にはいくつか公共の室内プールがある。

なんといってもお薦めは、名瀬中学校の室内プール
新しくて綺麗だし、安い。ただし、駐車場は無いので、ご注意を。

中学校のプールなので、生徒も使うため、時期や平日・休日によって、使用できるときが細かく決まっている。

我が家が昨年行った時点でのものなので変わっているかもしれません。一応ご参考ということで。)

【平日】
   10月~4月  13時から21時
   5-7月と9月  17時から21時
   8月       9時から21時
  
【土日・祝祭日】
月に関係なく9時から21時。

ただし、昼休み時間(12時~13時)もあり、年末年始やプールの保守点検日も使えなので、電話してから出かけたほうが無難かも。
(TEL 0997-53-2484)

料金は大人310円(60歳以上無料) 高校生150円、中学生以下100円。

長女と次女だけなら、名瀬中学校のプールでよし!の我が家だ。



それから、名瀬運動公園のプール。TEL0997-54-8014

ここも奄美市の施設なので、安いが、これは地元スイミングスクールも使っているところなので、日曜以外は、プール全部が使えるわけではない。これも行くなら、事前チェック。

あと、タラソ奄美の竜宮のプールももちろんあるが、これは高い。しかも、子どもを遊ばせるとゆるりとタラソでくつろぎたい人にはちとご迷惑な気がして... 


以上、みっつのプールは、幼児の足が立つプールは無い。ただし、名瀬中のプールは端のコースには台(わかりますかねー。よくスイミングスクールで使用するプラスチックの台で上げ底するもの)があるので、5歳の次女はギリギリ足が立つ。3歳は無理。
(三儀山のプールに台があるかは、わかりません<(_ _)>)

そしていずれも浮き輪は禁止

だから、うちの3歳坊主は行けない。5歳次女はなんとか泳げるものの、とにかくゆっくり遊べるわけではなし...

で、連休中はるばる名瀬から車で50分ほどかけて、笠利まで行った次第。


ここからが、本題の太陽が丘のプールについて。

ここは、普通の25mプールの他に冒頭の写真の通り、幼児用プールがある。
島内の室内プールで、幼児用プールがあるところは他にあるのだろうか。(あったら教えて下さい~ 笠利は気軽に行くにはちと遠い...)

しかも、奄美市民なら、高校生以上100円、小・中学生50円、幼児無料。 
(市民でなくても、大人200円、小中学生100円)  

やす~い? 嬉しい~

これなら、ガソリン代かけて行っても、プールではお金かからないので~

P5030028 P5030031 P5030032

月曜は(祝日以外は)休館。 月曜が祝日の場合、翌日がお休みのようなので、ご注意を。
TEL0997-63-1017

======================

以上、本題が短いような気もするものの(^^; 我が家の備忘録も兼ねて。

でも、こういう備忘録作らなくてもいいように、全て奄美市の施設なのだから、市のHPで料金や使用できる時間帯などをアップしてくれたらいいのにー!!
電話番号リストしか発見できなかった...










野生の証明

2008-02-03 06:07:18 | 奄美-見る・遊ぶ
~ミニトマト~

P12600252

週末までにアップしようと思っていたのに、できなかったー。
これは、1月26日(土)のもの。1週間経ち、だいぶ状態が変わっているかも...

と、いうわけで、今年も行ってきた、ミニトマト『野生の証明』。
昨年の記事
P1260023 P1260049

今年は看板が黄色に変わっていた。国道58号から小湊に向かい、看板を見つけたらその細い道を入り、右の写真ののぼりの立っているハウスを目指す。

去年より早く行った分、実もたくさんあった。
しかし幸か不幸か、低い位置にもたくさんある。去年は下の方の実は無くなっていたので、テキトーにだまくらかして済ませた息子に取らせないわけにいかない。

ヘンなところを切っては大変なので、つきっきりで指導。指導に従うところは成長したなぁ。

このミニトマトは、フルーツのようにおいしい。普段ミニトマトは敬遠する次女も置いておくと、通りがかりにつまみ食い。

何より、自分達で取るのは楽しい♪うちから車で15~20分ばかり走り、ちょこちょこ取って帰ってくれば時間もかからない、お手ごろレジャー。ずっと雨続きの奄美、先週末も天気がパッとしなかったので、気晴らしに行くのにちょうど良い。

さて、3歳1ヶ月の息子。
ちゃんと「これはいい?」と聞いてきて、「まだもっと赤いのじゃなくちゃダメ」と言えばやめる。

トマトのヘンなところを切ってはいけないし、このハサミは恐ろしくよく切れるので、小さいお子さん連れの方は必ず傍について下さい。

P12600292-これいい?
-いいよ!

と、言った後も、切る位置をちゃんと確かめてから。なるべく実に近い所を切らないといけないので。
それを言ってきかせたら、息子もいきなりズバーンと切ったりはしない。うむ、なかなかエライぞ。

しかし、これが時間がかかる。
まず、いくら「真っ赤なの」と教えても、大して赤くもないのに「これいい?」だ。
だからねー、もっと赤いやつ。これオレンジでしょ...ってなことの繰り返し。切るときも「もっと下下~!」と一瞬たりとも目を離すことはできない。

P12600312近くにいた9歳の姉は着々と収穫しているようだ。
しかし、この時気づくべきだった。息子と長女では、取るペースがあまりに違っていたことを。

5歳次女は、姉の近くでは真っ赤なのは姉に取られてしまうと考えたのか、離れた所へ行ってしまった。そのうち、長女もさっさと赤いのを求めて違う畝へ。

息子もカゴの底が隠れるくらいは取ったので、もういいか...と思って腰を上げ大声で叫ぶ。「もう帰るよー。出口の方へおいでー。」

やっと出てきた娘2人のカゴはあふれんばかりのトマト!
うへー!こんなに取っちゃって...

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(↑容積はイチゴパックの約4倍)

...プチトマトに3,000円も使うとは、考えてもおりませんでしたorz

ま、ご近所におすそ分けすればいいか。

すると、農園の方が「このトマトはね、常温で1ヶ月は大丈夫だから。」
ほ~ これじゃ、冷蔵庫にも入りきらないと思っていたが、常温で1ヶ月とは!!

(ちゃんとおすそ分けもしましたよ!)

実際、1週間経った今も、台所でツヤツヤと輝いている。
あと1パックしかないけれど...




ヤコウガイの作品

2008-01-20 11:51:46 | 奄美-見る・遊ぶ
~ヤコウガイアクセサリー作り(1)(2)の終わりに~

P1130069_2

ヤコウガイアクセサリー作り講座の先生をして下さった池村茂さん。

講座の会場には、池村さんの作った素晴らしいヤコウガイのランプがあった。
もともとはサザエのようなゴツゴツした白っぽい貝を、どのくらい時間をかければこうなるのか...

P1130067磨きあげると、こんなふうにつやつやと輝くものになる。
(クリックで拡大します)

でも、この状態で電球をかぶせてもあまり光は通さなくて(博物館の高梨さんが実験して下さった)、もっともっと薄くなるまで削り磨くと、ただ電球を被せただけで、なんとも素敵なランプの出来上がり。

P1130070 P1130071

その他の色々な作品が、奄美博物館の1Fに展示されている。
初めて見た時の感動といったら!子供達も「わー!」と言ったきり、しばし黙って眺めていた。

こちら高梨さんのブログにも、写真が載っている。それぞれの写真はクリックすると大きくなるので、ぜひご覧下さい。

素晴らしい芸術作品です!
平安貴族じゃなくても、ほしくなります...




ヤコウガイのアクセサリー作り (2)

2008-01-17 12:29:44 | 奄美-見る・遊ぶ
~磨いて、磨いたら、磨く~

P1130052さて、ヤコウガイについてのお勉強が終わったら、いよいよお待ちかねのアクセサリー作り。

予め、色々な形にカットされ、紐を通すための穴も開けられたヤコウガイのかけらが準備されていた。
自分で選んだかけらを握りしめて、皆お話を聞いていたのだ。
P1130055我ら女3人が選んだのは、このような形。
長女はきれいな丸に緑の模様が美しいもの。次女は大きな勾玉形。私は真ん中の三角のもの。

まず、貝を水の中に入れてちょっと濡らし、後は紙やすりでひたすら磨いていく。
粗目での磨きが特に重要だそうで、表・裏・側面、ひたすら...

磨く、磨く時、磨けば、磨けー! 
  磨く、磨く時、磨けば、磨け...

というのが頭をぐるぐるしている中、磨き続ける。

P11300582 P11300592

途中、池村先生が、歯医者さんみたいな道具(ルーター?グラインダーというのだろうか??)を持って回って下さり、お助けマンに。次女の勾玉形は後ろに凹みがあるので、紙やすりでは難しく、先生のヘルプが嬉しい。

紙やすりを少しずつ細かい目にしていき、貝を水にちょっとつけては、
  磨く、磨く時、磨けば、磨け...

紙やすりは10番から始まって、どんどん数が小さくなっていくのだが、池村先生が「次のやすりにいきましょう。」と言ってくれるのが待ち遠しい。

緑の部分も、どんどん磨く。とにかく、まんべんなく磨くのが大切らしい。
「思ったより最初からツルツルしているなー。」という印象だったが、それが更に手触りがよくなっていき、表面が滑らかになっていくことがわかる。

今度は、先生がそれぞれのかけらが、貝のどの部分なのかを教えてるために回って下さっている。
これがまた、こんな小さなかけらでも「この辺りです。」と、すぐにわかってしまうところがスゴイ。
緑の模様も気まぐれで入っているのではなく、先生がみればちゃーんとどこらあたりかがわかるのだ。

しばらくすると、「絆創膏いりませんか?」と皆のところを回って下さっている声。
夢中になりすぎて、手にやすりをかけてしまう人がいるそうだ。
いくら夢中になったからって、手にやすりをかけちゃうなんてねぇ...。

P1130063はい、そんな粗忽者はこの私。気づいたら血がにじんでいた。
(←薬指)
マイ絆創膏をバッグから取り出しこそこそ貼る。

先生が、「手にやすりをかけるくらい夢中になる人は、有望です。」とおっしゃっているのを心の支えに(^^; さらに磨き続ける。

手も、貝みたいに、やすりをかけたら、どんどんすべすべになっていけばいいのに...
顔にやすりをかえて、シミが消えていったらいいのに...

...と、下らないことを考えてどのくらい時間が経っただろうか。
1時間?1時間半くらい?もっと?磨いたところで、紙やすりの作業が終わり、最後にデニムの生地に磨き粉(家でやる場合は、はみがき粉で代用できるそうだ)をつけて、キュッキュと磨き上げれば完成だ。

P1130066ふぅ~ 磨いた磨いたー。

私はこういう作業が結構好き。家にある貝殻を磨きたくて、すでにうずうずしている(^^)
長女は、自分で全部やり遂げた。磨いていく中で、緑の層の変化に目を輝かせていた。
次女は、途中から音を上げかけていたが、なんとかやり通し、輝きに満足そう。

3歳なりたて坊主は、いなくて本当によかった。水疱瘡でなければ、一緒に連れてくる予定だったが、アイツにはとても無理だった。我慢できなくて、すぐにヤコウガイを放り出していただろうし、他の方の迷惑になっていたこと必至。そしてそれに追われて私も作業できなかったであろう。水疱瘡バンザイ!

最後に、ペンダントかストラップ、好みの方を選んで仕上げていただく。

P1170016

できあがり!ヽ(^o^)丿
とても嬉しい。

先生方、本当にありがとうございました。