9月11日の衆院選、明日の公示を控え、奄美にも選挙カーが走り回るようになった。奄美大島をはじめとする奄美諸島は鹿児島2区。我が鹿児島2区は、「日本一広い選挙区」と言われているそうな。(先週の南日本新聞記事中ほどで発見)
たーしかに!土地の面積は本当に広いのかしらないが、少なくとも距離はものすごい。2区は鹿児島市内の一部から、薩摩半島のうち錦江湾に沿った地域を含む。その上、奄美大島の各市町村、更に以南の島々すべて。(でも、鹿児島の島が全部2区かといえばそうではなく、種子島と屋久島は大隅半島側と同じ5区に入る。)
本土から奄美まで約380km、さらに最南の与論島までは本土から約600kmもある。600kmといったら、東京-京都or大阪間くらい?こうなると、候補の皆さん、遊説に回るのはさぞかし大変だろう。地方の一選挙区の候補なのに、党首並みにあっちゃこっちゃ行かなきゃ!
先日入っていたビラにも、ある候補の週末の日程が載っていたが、9時:喜界町、11時:与論町、13時:和泊町、15時半:龍郷町...これ、全部違う島ですよ!2時間ずつの間に、演説して移動して...こんなタイトスケジュールでは、自家用飛行機で飛び回る以外手がないのでは?コストもかかるんでしょうねぇ。
名瀬市選挙管理委員会から投票所の入場券も届いた。だけど、夫の名前のもの1枚のみ。私の投票券は~?!子供がポストから取ってきたものなので、どこかにもう1枚落としたのではないかと確認したが、無い。なんでないんだ~!と怒り気味。でもよく見たら、そのハガキは最近よくある端っこから開くタイプだ。中に何か書いてあるかも...と、裏も表も開き、ハガキの3倍の面積に広がったその通知を見たら、私の名前もありました。
とりあえず、選挙権はあるんだな。だけど、ハガキ1枚しかないなら、夫と都合が合わない場合はどうしたらいいのか!夫婦必ず一緒に選挙に行くとは限らないじゃないよ!と、またまたちょっと憤慨気味...でも、これまたよくよく見たら、名前ごとにはさみで切って持って行くようになっていた。落ち着け、自分。
それにしても、ハガキを開いた薄い紙をさらに小さく切ったこの入場券、なんだか情けないペラペラ加減。以前は1人1枚ハガキが来たよなぁ。他の自治体も、今はこうして1世帯に1枚しか来ないのかなあ??それとも名瀬市の経費節減?でもまあとにかく、このペラペラの券を持って、日本一広いこの選挙区で9月11日は投票しよっと。