ホリエモン逮捕とのこと。強制捜査以降の報道を見ていてライブドアの実態(粉飾決算の疑いの対象になった取引内容)が明らかになるにつれ、事情聴取から逮捕は時間の問題ではないかと思っていたが案の定そうなった。それにしても検察側の動きの速さは特筆モノと言えないか?先週、懇意にしている某全国紙記者氏と飲む機会があったが、その際に当然今回の騒動が話題に上った。飲みながら話すなかで、出てきた言葉が「時代のけじめ」というものだった。利益追求のために法さえ犯さなければ手段は選ばずの「法さえ犯さなければ」という行為は、結果的に以前の価値観や枠組みのなかで法体系が想定していなかっただけであって、法律自体が現状に追いついていないだけで、法体系に規制の意思はある(でも取り締まれない)ということ。いわゆる道義上はクロでも、法律に抵触しない以上取り締まれないという範疇の物事はけっこうあるのだろうし、頭がいい(というと語弊があるけど)連中は、その抜け穴を探そうとする。しかし、これを放置し続けると秩序が乱れてしまいかねない。そこで“最早ココマデ!”ということで検察が動き始めたのは、それこそ「時代のけじめ」「時代の意思」というにふさわしいのではないかと。いま書きながら浮かんだのだけれど“時代の良識”といってもいいだろうね。こういう表現がはまる事例ではないかということになった。
まぁ、この考え方もひとつ間違えば、時の権力者の恣意的な解釈で権力乱用ということになりかねないので、要注意ではあるけどね。ライブドア側の言い分が正しいのか、検察側が正しいのか、はたして起訴できるのか、その時の法廷の解釈はどうなるのか、これからを見守る必要がある。メディアはここぞとばかりに叩くので彼は瞬く間に地に落ちてしまった観が強いが、ホリエモンの肩を持つ気はさらさらないが、もう少し引いて(報道に踊らされずに)見たほうがよさそうだ。
ライブドアには上場廃止に向けたベクトルが働き始めているのを感じる。しかし、これはマネックス証券が早々に想定した方向でもあるのだけれど、「まず結論ありき」ではあるまいが、仮にそうならば怖い話だよね。
まぁ、この考え方もひとつ間違えば、時の権力者の恣意的な解釈で権力乱用ということになりかねないので、要注意ではあるけどね。ライブドア側の言い分が正しいのか、検察側が正しいのか、はたして起訴できるのか、その時の法廷の解釈はどうなるのか、これからを見守る必要がある。メディアはここぞとばかりに叩くので彼は瞬く間に地に落ちてしまった観が強いが、ホリエモンの肩を持つ気はさらさらないが、もう少し引いて(報道に踊らされずに)見たほうがよさそうだ。
ライブドアには上場廃止に向けたベクトルが働き始めているのを感じる。しかし、これはマネックス証券が早々に想定した方向でもあるのだけれど、「まず結論ありき」ではあるまいが、仮にそうならば怖い話だよね。
誰かはわかりませんが、総額5兆円を超える損害賠償訴訟に勝訴した夢です。
正夢とならないことを祈るばかりです。