金融決算のトップを切って日本時間の今夜、ゴールドマン・サックスの4~6月期決算が発表された。最終利益が34億3500万ドル(約3200億円)となり、業態転換で前年3~5月が比較対象の前期となるが、前期比で65%の増益を記録した。市場の予想を大きく上回る結果となった。1~3月期に続き債券・為替の売買が好調だったほか、コモディティ分野も好調。やはりトレーディング益で収益を押し上げていた。
手前味噌だが5月から6月と原油や金など商品市場、そして米国債などの値動きに際し感じたことは当たっていた。5月30日のここに「たとえばゴールドマン、モルスタの攻勢か?」と題して以下のように書いた(以下、5月30日の抜粋)。
「思い至るのは、ゴールドマンやモルガン・スタンレーなど旧の投資銀行を中心に金融機関の動き。1-3月期の好決算は、各社ともにFRB支援といえる債券売買益が乗ってのものだった。今期4-6月期にはそれがなかったのだが、無いのなら作ればいいとばかりに原油に、そして金に資金が投じられているように見える。それも、これも今期の決算を目指したものでリスクを取れるのか否かの体力差が収益格差につながる様相にみえる。先にあるのは欧米金融の更なる再編。こうした構図も今の金市場には乗っているように見える。ファンドの攻勢よりもむしろ旧投資銀を核とした攻勢か?」・・・以上引用終わり。
そうしたディーリング益に増資や債券発行の引受手数料が乗った結果の増益となったもの。やはりカネ余り環境をうまく誘導した決算対策相場だった。中国での刺激策の流れもうまく利用したということだろう。
昨日からGA(ゴールド・アドバイザー)研修会で大阪にいるが、関西を飛ばして東京が梅雨明けとは。。
手前味噌だが5月から6月と原油や金など商品市場、そして米国債などの値動きに際し感じたことは当たっていた。5月30日のここに「たとえばゴールドマン、モルスタの攻勢か?」と題して以下のように書いた(以下、5月30日の抜粋)。
「思い至るのは、ゴールドマンやモルガン・スタンレーなど旧の投資銀行を中心に金融機関の動き。1-3月期の好決算は、各社ともにFRB支援といえる債券売買益が乗ってのものだった。今期4-6月期にはそれがなかったのだが、無いのなら作ればいいとばかりに原油に、そして金に資金が投じられているように見える。それも、これも今期の決算を目指したものでリスクを取れるのか否かの体力差が収益格差につながる様相にみえる。先にあるのは欧米金融の更なる再編。こうした構図も今の金市場には乗っているように見える。ファンドの攻勢よりもむしろ旧投資銀を核とした攻勢か?」・・・以上引用終わり。
そうしたディーリング益に増資や債券発行の引受手数料が乗った結果の増益となったもの。やはりカネ余り環境をうまく誘導した決算対策相場だった。中国での刺激策の流れもうまく利用したということだろう。
昨日からGA(ゴールド・アドバイザー)研修会で大阪にいるが、関西を飛ばして東京が梅雨明けとは。。
これをいかさまと言わず何と言おう!
これが資本主義ならさっさと壊れてしまうが良い。GSの社員1人仕事の値打ちが製造業20人分の仕事に値するとはとても思えない。
共産主義より歪な経済システムかもしれない。