2019年もプラチナは供給超過
昨日6日のNY市場で、貴金属の中で下げ幅が比較的大きかったのはプラチナ。プラチナの投資分野の広報販促調査機関ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル(WPIC)が、四半期リポートを発表。その中で2019年のプラチナ需給は昨年より供給過剰状態が拡大し、その規模は少なくとも2013年以来最大になるとしたことによる。といっても、プラチナの話ゆえに、金に比べ数字的にはそう大きくはない。2019年は68万オンス(約21トン)の供給過剰で昨年の64.5万オンス(約20トン)より拡大する見込みとしている。2016年には需要が上回っていたが(38万オンス、約12トン需要超過)、フォルクス・ワーゲンの排ガス基準値ねつ造問題以降のヨーロッパでのディーゼル車の販売低迷、生産減少の影響が需給構造を反転させたとしている。
足元でジュネーブで国際モーターショウが開かれているが、排ガス規制がさらに厳しくなりEV(電気自動車)シフトが加速しているとされる。もっとも、これは出展レベルの話で、現実にはEVは、まだまだというところのようだ・・・が、自動車各社が、お互いに牽制しあっているようで、現実にはかなりの開発競争となっており、手の内を明かしたくないというところのようだ。つまり我々が思っている以上に開発は進んでいるようだ。フォルクス・ワーゲンは2020年夏で一部工場でのガソリン車の生産は中止するとされる。
いずれにしても早晩、ガソリン車やハイブリッド車など化石燃料車の時代は終わるわけで、プラチナ(ディーゼル車)、パラジウム(ガソリン車)の排ガス浄化用の触媒需要もなくなる日が来るのは見えており、後、数年といったところか。先週は自動運転分野だが、BMWとダイムラーが提携を発表して驚いた。これからはグループを作って相互に競争というのが自動車業界のようだ。EVではテスラ保有者に予想を遥かに超える加速の良さを聞いたことがあるが、バッテリーが重要というのはわかりやすい話でそうなのだろう。それより、移動中の室内空間の充実度について各社しのぎを削っていると思われる。
昨日6日のNY市場で、貴金属の中で下げ幅が比較的大きかったのはプラチナ。プラチナの投資分野の広報販促調査機関ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル(WPIC)が、四半期リポートを発表。その中で2019年のプラチナ需給は昨年より供給過剰状態が拡大し、その規模は少なくとも2013年以来最大になるとしたことによる。といっても、プラチナの話ゆえに、金に比べ数字的にはそう大きくはない。2019年は68万オンス(約21トン)の供給過剰で昨年の64.5万オンス(約20トン)より拡大する見込みとしている。2016年には需要が上回っていたが(38万オンス、約12トン需要超過)、フォルクス・ワーゲンの排ガス基準値ねつ造問題以降のヨーロッパでのディーゼル車の販売低迷、生産減少の影響が需給構造を反転させたとしている。
足元でジュネーブで国際モーターショウが開かれているが、排ガス規制がさらに厳しくなりEV(電気自動車)シフトが加速しているとされる。もっとも、これは出展レベルの話で、現実にはEVは、まだまだというところのようだ・・・が、自動車各社が、お互いに牽制しあっているようで、現実にはかなりの開発競争となっており、手の内を明かしたくないというところのようだ。つまり我々が思っている以上に開発は進んでいるようだ。フォルクス・ワーゲンは2020年夏で一部工場でのガソリン車の生産は中止するとされる。
いずれにしても早晩、ガソリン車やハイブリッド車など化石燃料車の時代は終わるわけで、プラチナ(ディーゼル車)、パラジウム(ガソリン車)の排ガス浄化用の触媒需要もなくなる日が来るのは見えており、後、数年といったところか。先週は自動運転分野だが、BMWとダイムラーが提携を発表して驚いた。これからはグループを作って相互に競争というのが自動車業界のようだ。EVではテスラ保有者に予想を遥かに超える加速の良さを聞いたことがあるが、バッテリーが重要というのはわかりやすい話でそうなのだろう。それより、移動中の室内空間の充実度について各社しのぎを削っていると思われる。