週末にかけて不穏な空気が高まった海外金融市場。
ユーロの1.25ドルの節目下割れと歩調を合わせるように、一連のEU(欧州連合)の大型対応策を巡る不協和音が伝えられている。あるいは不協和音が伝えられたことで、下げが加速したのか。中心的役割を期待されているドイツ(メルケル)の煮え切らない動きに、フランス(サルコジ)がユーロからの離脱の可能性を持ちだしてまで迫ったという報道が関心を集めている。5月11日の未明に決まった最大7500億ユーロに上る安定化基金に向け開かれた7日のEU首脳会議での一幕をスペインのサパテロ首相が、社会労働党の会合で話したものが報道に流れたとのこと。三者ともに否定。
この話が事実であるか否かも既に関係ないほど、ユーロ圏の先行きに対する懸念が、不安心理の高まりとともに世界景気回復の阻害要因として意識され始めている。13日にはボルカー元FRB議長がロンドンの会合で「ユーロは失敗した」という発言をしたとされる。そのボルカー元議長の講演が18日に予定されている。今週は19日にギリシャ国債(850億ユーロ)の償還日。もちろん資金手当ては付いている。その前に17(月)、18(火)とEU財務相会合。
金融の収縮を伴った景気後退に対し危機意識の強いFRBが取っている何でもアリのゆるゆる政策。同時に財政も超がつく拡大。それが実体経済の現状を離れた相場(バブル)につながっている懸念。一方で金融は適度に緩めながらも通貨価値を第一義に真反対に緊縮財政に突き進もうとするユーロ圏。その矛盾を衝こうとする投機的攻撃(ヘッジファンドのユーロ売り攻勢)。片や新興国ではインフレ懸念から引き締めムード。各経済圏で取られている政策の食い違い(齟齬そご)が、結果的に金融市場にも捻じれ現象を起こし、不安を高めている。
こうなると1929年に下げた株価が翌年50%上昇し、31、32年に暴落したという忌まわしい記録が頭をよぎったりするだけに、投資家心理はますます揺れることになる。「30年代」の亡霊。
ユーロの1.25ドルの節目下割れと歩調を合わせるように、一連のEU(欧州連合)の大型対応策を巡る不協和音が伝えられている。あるいは不協和音が伝えられたことで、下げが加速したのか。中心的役割を期待されているドイツ(メルケル)の煮え切らない動きに、フランス(サルコジ)がユーロからの離脱の可能性を持ちだしてまで迫ったという報道が関心を集めている。5月11日の未明に決まった最大7500億ユーロに上る安定化基金に向け開かれた7日のEU首脳会議での一幕をスペインのサパテロ首相が、社会労働党の会合で話したものが報道に流れたとのこと。三者ともに否定。
この話が事実であるか否かも既に関係ないほど、ユーロ圏の先行きに対する懸念が、不安心理の高まりとともに世界景気回復の阻害要因として意識され始めている。13日にはボルカー元FRB議長がロンドンの会合で「ユーロは失敗した」という発言をしたとされる。そのボルカー元議長の講演が18日に予定されている。今週は19日にギリシャ国債(850億ユーロ)の償還日。もちろん資金手当ては付いている。その前に17(月)、18(火)とEU財務相会合。
金融の収縮を伴った景気後退に対し危機意識の強いFRBが取っている何でもアリのゆるゆる政策。同時に財政も超がつく拡大。それが実体経済の現状を離れた相場(バブル)につながっている懸念。一方で金融は適度に緩めながらも通貨価値を第一義に真反対に緊縮財政に突き進もうとするユーロ圏。その矛盾を衝こうとする投機的攻撃(ヘッジファンドのユーロ売り攻勢)。片や新興国ではインフレ懸念から引き締めムード。各経済圏で取られている政策の食い違い(齟齬そご)が、結果的に金融市場にも捻じれ現象を起こし、不安を高めている。
こうなると1929年に下げた株価が翌年50%上昇し、31、32年に暴落したという忌まわしい記録が頭をよぎったりするだけに、投資家心理はますます揺れることになる。「30年代」の亡霊。
大恐慌のとき、各国は自国エゴから盛んにデフレを輸出し世界経済は悪化の一途を辿った。ヨーロッパではナチスが台頭し、アジアでは日本が米国による石油資源などの封鎖に終に我慢し切れずに思いもかけぬルビコンを渡るという決断を迫られることになった。
現在も各国が結局デフレの輸出に頼る状況は変わらない。新興国中国も元を切り上げずにデフレの輸出で何とか景気回復を図っている。
大恐慌時代には存在しなかったFRB,ECBなどの中央銀行の連携が頼りだが状況は芳しくない。
ひょっとすると今回の韓国軍艦撃沈事件で朝鮮半島、日本を巻き込んだ戦争さえ起こりかねない状況だ。
戦争の火種は朝鮮半島だけでなく世界にはたくさん存在する。
益々金の出番かも知れない状況だ。
http://tanakanews.com/
金は補完的な役割しかしない。現代は当時と大きく異なる。特に我国はである。
多くの人が期待している、金の役割を別なものがする。
近くそれが現れると思う。私はその準備をし始めている。仕事で短いが発展途上国へいき。
ごみをあさっている人々がすぐそばにいる工場で仕事をした。強烈で、そのとき我国は嘘の世界で、日本人は大半錯覚しているときずいた。それがなかったなら、金に頼ることは強権が必要であることがわかった。
以前にも記しtが、金価格が上昇してほしいという希望を実現する元は、同じように金を無効にするという作用を持っているということである。
つまり金も社会的産物といおうことで、自動車や其の他と変わらない。
>それがなかったなら、金に頼ることは強権が必要であることがわかった。
それがなかったなら、何もきずかなかっただろう。
金に頼ることは条件が必要であることがわかった。
予測はこんな感じ。
亀井先生がいつも指摘されている地方銀行の倒産もハイレベルだが、ビッグバンクの実態は好決算どころか赤字だ。もう膨大な債務を隠し切れない状態だ。
米国の銀行の債務隠しも酷いが欧州の銀行の債務も酷い状態だ。四半期の公表でその実態は米国よりトレース困難だ。
米国、欧州とも財政はメタメタで今度金融危機が襲っても債務の肩代わりはもう不可能だ。
再度の金融危機は資本主義のガラガラポンになりかねない。
オバマが仕掛けるユーロ潰しはもはや戦争と言ってよいほど露骨で強引だ。
ユーロ、ドル、円の代わりにカナダドル、豪州ドル、スエーデンクローナにまで安全通貨を求めようとしているが市場規模を考えれば本末転倒だ。
市場規模からはドル、米国債しか避難場所は今のところ存在しない。
金も安全な無国籍通貨として折りにふれて買われるだろうが市場規模は小さい。
ボラティリティの振幅を伴いながらも上昇することは間違いないのではないだろうか?
「資本主義(帝国主義)は市場を求めて絶えず激烈な競争を繰り広げ、故意に戦争を引き起こしたりもする」
これはポストモダンの現在も変わらない構図だ。
素朴に、「鎖国でもグローバル化でも何でも良いから買いたくもない商品を買わずに人々は穏やかに暮らせないものだろうか?」
と思う。
共産主義もダメだが資本主義もダメだ。
環境破壊が懸念されている今絶えず商品を売ることが求められる資本主義も時代遅れだとは思うが・・・?
金は史上最高値と騒いでいるが昨年12月の1227ドルからこの5月14日に1249ドルをつけたに過ぎない。
オバマもドル高を特段好んではいないだろうが
ユーロ自滅のドル高で米国の金投資家はこのところ利益が余り出ない状況だ。
もっと酷い状況なのは日本の金投資家だが中長期的な円安転換トレンドに期待は大きい。
ユーロ圏金投資家は毎日毎日ユーロは下落一途、ユーロ建て金価格も青天井の様相でホクホクだ。
ユーロドルが1にまで下落すればどういう展開になるか見ものだ。
もし、積みあがったショートポジションが何らかのきっかけで巻き戻されたらおもしろいな。
大体購買力から行けばスタバのコーヒーが800円とか儲けすぎだね。
1ドル300円でもいいくらいだ。