亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

@大阪

2010年09月20日 12時19分15秒 | 徒然(つれづれ)
さて週明け日本は連休だが海外は先週の地合いを引き継いで金市場は動きがいい。この時間のグローベックスは1281ドル台で推移。スポットも1280ドル近辺を出たり入ったりと週末比で4~5ドル高いところで推移中。明日のFOMCを控え、様子見というわけでもなく、ファンドの攻勢が続いている。

18日の午後は大阪でセミナー。移動のために行った羽田空港で為替の酒匂さんを見かけたので挨拶。08年の年末CS(朝日ニュースター)の新年特集番組でお会いして面識があった。搭乗待ちの少しの時間先方から介入の話題を出されたので立ち話程度の会話をしたが、今回はサプライズだったとしていた。効果は長続きしないだろうとの意見だった。当方も、いずれまたドル安円高の流れに戻ると思っているが、相場のリズムが変ってしまったのは否めず、当座は何をきっかけに動きだすかという点を探っている。仮にまたドル安円高が始まったならば、次の介入はどうなるか。タイミング、そして規模の話だが、皆それを注視している。日中関係を含めいろいろ流動的な外交情勢も、為替のタタカイには無縁とは言えまい。

実はタタカイというと本日も、昨日に続き甲子園参戦。やはりいつもと球場内の空気が違う甲子園。それにしても、空港も駅も人人人、満席、満席で大混雑。景気はいいのか、悪いのか。

コメント (10)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 金価格高値圏でのもち合い | トップ | どこまで値を保てるか・・・・ »
最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
少数精鋭! (Kファン)
2010-09-20 15:10:44
現在の日本経済総体で見れば現状のドル円ではまだまだ円安の方がメリットがあろう?

私は円高でも円安でも投資の利益を求めるから無関係とも言えるが・・。
金投資なら現在金を結構持ってるから個人的には円安が良い。

ナチスドイツのイギリス侵攻を防いだロンドン上空での空中大戦闘では少数精鋭のイギリス空軍が多数のドイツ空軍を破ったことが大きい。
チャーチルもイギリスがナチスの侵攻から守られたのはその空軍の勝利が決定的だったと後日回想録で感謝を述べている。

今の日本の円高危機は玉木林太郎財務官とそのチームの能力によるところ大だ。
検討を祈りたい。
日銀は早く量的緩和、非不胎化継続宣言などの効果的な政策で援護すべきだろう。
返信する
人人人 (ゆうすけ)
2010-09-20 15:39:10
中国人、中国人、中国人
北海道は中国人にも人気があって、今年の夏は有名観光地はいっぱいでした。女房がどんな買い物をするか見ていたら、日本人に比べ迫力があるといいます。秋葉原、銀座、そして世界各地ですざましい買い物です。
中国の主要都市では銀行直営の金売り場ができたそうです。この迫力で買われたら、金はなくなるでしょう。温州商人とかいわれる目の利く人達は不動産から手を引き、金に向かっているのではないかと想像しています。
返信する
惜しい (1ファン)
2010-09-20 19:28:42
kファン氏は、他のブログ読者に読まれる事をもう少し考え、視点と表現を工夫すれば、チラウラ日記が名文コメントに化けるのにね
返信する
Unknown (Unknown)
2010-09-21 06:12:05
3日連続で史上最高値=NY金
6時00分配信 時事通信

 【ニューヨーク時事】週明け20日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、ドルの対ユーロ安や景気先行き不安を背景とする安全資産としての買いに続伸した。中心限月12月物は前週末終値比3.30ドル高の1オンス=1280.80ドルで終了、3営業日連続で終値ベースの史上最高値を塗り替えた。また、電子取引でも一時1285.20ドルと、取引時間中の史上最高値を更新した。 
最終更新:6時00分

返信する
アイルランド・ポルトガルは噴火寸前? (リセッション終了?)
2010-09-21 06:31:26
NY為替:ドル円85円75-80銭、英独への格付け確認や米リセション終了でリスク志向
6時16分配信 フィスコ

9/20のニューヨーク外為市場でドル・円は、格付け会社によって英国・ドイツの格付けが再確認されたことや、NBER(全米経済研究所)によって07年12月に始まった米国のリセッションが09年6月に終了したと公式に宣言されたことが好感されてリスク志向の円売りが先行、85円65銭から85円80銭へ上昇し、85円75-80銭で引けた。

ユーロ・ドルは欧州債券市場でアイルランドやポルトガル債券が売られたことを嫌気していったん1.3029ドルまで下落後、株高やロンドンFixに向けた買いに1.3097ドルへ反発、1.31ドルからの売りに押され伸び悩み1.3055-60ドルで引けた。ユーロ・円は根強い欧州信用不安に111円70銭へ下落後、米国のリセッション終了を好感した株高に連れて112円27銭へ反発した。ポンド・ドルは、1.5607ドルから1.5538ドルへ下落。ドル・スイスは1.0088フランへ上昇後、1.0034フランへ反落した。

【経済指標】
米・9月NAHB住宅市場指数:13(予想14、8月13)
返信する
FOMCを受けての動き(予測) (Unknown)
2010-09-21 06:39:00
〔シナリオ〕21日の米FOMC、新たな緩和措置は発表されない見通し
10/09/21 06:29

 *21日のFOMC、結果は米東部時間21日午後2時15分(日本時間22日午前3時15分)発表予定。    *FRBは一段の緩和前にさらなるデータ待ちの見通し。    *FRBがいま行動する可能性はごくわずか。    [ワシントン 14日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)は21日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で、現行の政策を維持し、ポートフォリオを縮小しない方針をあらためて示す一方、新たな金融緩和措置は打ち出さない見通し。  ただ、行動の欠如は議論の欠如を示していると解釈するべきではない。政策当局者は、低迷する景気回復を支援するため、大規模な資産買い取りプログラムを追加で実施するかどうかや、実施する場合はその時期について決定する必要がある。  FRBは8月、米経済の回復ペースが失速したとの認識を示し、バーナンキ議長は、米経済の見通しが「目立って(appreciably)」悪化した場合、FRBは追加刺激策を検討する必要があると述べた。  高止まりする失業率が、より積極的な政策介入に値するかどうかに関してはFRB当局者の間で意見が分かれている。経済成長が低迷しており、一段の刺激策が必要とみる向きがある一方、夏にかけての一連の弱い経済指標は一時的な景気悪化を示しているにすぎず、2011年には再び回復に弾みが付くとの見方を示す向きもある。  民間部門の雇用の伸びが予想を上回るなど、ここ数週間の指標は、後者の見方を裏付ける可能性がある。

 以下はFOMCで予想される結果。

 ◎新たな緩和措置は発表せず。

 政策当局者は、追加刺激策を必要とするほど見通しが大幅に悪化したかどうかを見極めるには情報が不十分との判断を下す可能性がある。  声明では2011年の景気見通しを引き下げたかどうかを示す何らかの手掛かりが提供される可能性がある。11年の見通しが引き下げられれば、政策当局者が、追加緩和の実施には早過ぎるものの、こうした措置を提供する方向に傾いていることを示すだろう。  あるいは、最近の指標では景気回復が来年の加速に向けて良い状況にあることが示されているとの見解を明らかにし、緩和措置を講じる可能性が低いことを示唆する可能性もある。

 可能性: 高―中

 市場への影響: 市場は今回のFOMCで追加緩和を見込んでいない。FRBが追加措置を打ち出さなかった場合、二番底懸念の後退が確認されたと受け止められ、株式市場は上昇する可能性がある。リスク選好度の高まりで債券価格とドルは下落する見通し。

 ◎小規模な追加緩和措置を発表。

 政策当局者は、既に弱い雇用が失速し、低水準のインフレが一段と低下し、デフレスパイラルの可能性が浮上することを懸念する可能性がある。  この場合、FRBは景気刺激策を打ち出すことが最善の戦略と考える可能性がある。  ただ、大規模な資産買い取りプログラムを発表するのではなく、規模の限定された1度限りの資産買い取りプログラムにして、追加の購入は見通し次第とするとみられる。  セントルイス地区連銀のブラード総裁は、追加緩和措置が必要とFRBが判断した場合、この道を取るだろうと述べている。

 可能性: 低

 市場への影響: 追加緩和は債券市場の支援材料になるだろうが、小規模な措置では失望を誘い、価格を押し下げる可能性がある。株式市場は昨年、FRBの資産買い取りプログラムを背景に上昇しており、株高につながる可能性もある。追加緩和は経済をめぐる懸念の高まりを示すことから、安全資産への逃避買いでドルは上昇する見通し。

 ◎大規模な追加緩和措置を発表。

 政策当局者は追加緩和措置が必要と判断した場合、大規模な措置を講じる可能性がある。  10年債の利回りを約0.5%ポイント押し下げるのに1兆7000億ドルがかかっており、FRBは借り入れコストの押し下げと景気のてこ入れに向けて最大5000億―1兆ドルの追加買い取りプログラムを明らかにする可能性がある。  一部のアナリストは、これが追加緩和の最も可能性の高い選択肢だと指摘しながらも、FRBに実施を強いるほどの状況にはまだ至っていないとの見方を示している。

 可能性: 低

 市場への影響: 積極的な量的緩和の追加措置は株高と債券高につながる可能性がある。債券の利回り低下によりドルは下落する恐れがある。ただ、FRBが新たな景気悪化について深刻な懸念を示していると市場が受け止めた場合、安全資産は買われ、ドルは上昇する可能性がある。    
返信する
サプライズ? (ささやか)
2010-09-21 07:27:02
日本国財務省がドル買いするのはサプライズだったかもしれません。でも潤沢な資金を持つヘッジファンドが短期利ザヤを狙ってドル買いするなら、結構良いテクニカルポイントだった気がします(私はド近眼なので目線が変かも)
底堅く下値を切り上げてくるゴールドは、今何を見てる?何を語りたいのでしょうね。
返信する
プラザ合意から25年 (Kファン)
2010-09-21 07:42:16
「お前は何故為替のことばかり言ってるんだ!」とお叱りを受けるかも知れません?
別に為替のことだけを書いてるつもりもありませんが?

円建て金価格に興味のある本邦投資家ならNY金価格と為替が当該金価格を決定する二大要素ですから注目するのは当然でしょう?

プラザ合意から25年、ドル円は250円から現在の100円を大きく下回る水準にまで大幅に下落した。
プラザ合意はアメリカの輸出拡大を先進国で協調して援助しょうというものであったが、メキシコ通貨危機の際には一時79円台の超円高も見られた。

内需拡大は掛け声倒れで先進国は25年経っても輸出拡大に凌ぎを削っている。

今後はどうなるんだろうか?と危惧せずにはいられませんね?
返信する
Unknown (Unknown)
2010-09-21 17:20:47
金相場に最高値更新後も先高感、ETFによる構造的要因も
17時08分配信 ロイター


拡大写真
 9月21日、金融市場を取り巻く環境に不透明感が残る中、金相場は最高値更新後も先高期待を大きくしている。写真は昨年9月、クアラルンプールの宝飾店で撮影(2010年 ロイター/Bazuki Muhammad)

 [東京 21日 ロイター] 金価格の上昇が止まらない。金融市場を取り巻く環境に不透明感が残る中、引き続き投資家からの資金を集めており、最高値更新後も先高期待を大きくしている。

 市場では安全資産との認識が数ある金融商品の中で金の優位性を高めている一方、上場投資信託(ETF)の登場によって資金を呼び込みやすくなったという構造的な要因も価格上昇の背景にあるとの見方も出ていた。

 20日のロンドン自由金市場の金塊相場は3営業日続伸、1オンス=1282.50ドルと前週に続き過去最高値を更新して引けた。前週末終値比では5.725ドル高。20日のニューヨーク商品取引所(COMEX)でも金塊先物相場は続伸し、中心限月12月物は場中に1オンス=1285.20ドルの過去最高値をつけている。

 ここにきての金価格上昇について「マネーからゴールドへ」の一言で解説する関係者が多い。20日の米国市場では米住宅建設業関連統計が弱い結果となったことや、ドル安を背景とした安全資産としての買いが流入した点が、価格上昇の理由として挙げられていたが「米国景気の先行き不安のほか、欧州の財政問題も根本的な解決には至らない。投資家の安全資産を求めるニーズから資金を誘い込んでいる」(商社系商品会社トレーダー)という。

 市場では「たとえば、リーマンショック後にみられたマネー全体の縮小や、米国が出口戦略に向かうなど現在の市場環境が急激に変化しない限り、金価格の上昇期待が大きい状態が続く」(三菱商事フューチャーズ・調査マーケティング室長の菅田修司氏)といった声が出ている。足元のマーケット環境は良いとは言えないながらも、一時期のように資金が収縮してしまうような状態にはなっていない。その結果「他の商品に比べて安全な投資先として、資金が流入しやすくなっている」(田中貴金属・執行役員貴金属部長の池田収氏)状況だ。逆に、米国金利が上昇に向かうなど環境面で大きな変化があれば、下落基調に転じるリスクが大きくなるというのが市場のコンセンサスとなっている。

 また、テクニカル面からのアプローチでは「中国勢やインド勢、日本の個人投資家など、安値で購入した向きの売りを消化しつつ上値を追ってきたので、一本調子の上昇とはならず過熱した状態にはない」(田中貴金属の池田氏)との指摘もあった。金に限らず一般的な相場では、高値圏で推移すると投機筋の動きが活発化、そこから過熱感が生じて反動安に対する懸念が台頭するものの、現在の金相場はそうなっていないとの見方が多い。

 さらに「いずれ『山高ければ谷深し』の格言のような動きになると思うが、現時点はそうなる様子はない一方、インフレ換算した80年代の高値と比較すると、時価は当時の水準まで達しておらず、それが上値余地が広いとの理論的な裏づけとなっている」(日本ユニコム・調査情報部長の菊川弘之氏)といった指摘もあった。市場では1980年に付けた当時の最高値850ドルは、インフレ換算し現在の実質価値に置き換えると2000ドル程度になると試算されている。近年のコモディティの大相場で引き合いに出される原油価格は、08年に当時の実質価値であった80─90ドルの1.5倍以上にまで上昇した経緯があり、これとの比較も金価格を強気にさせる材料になっている様子だ。

 他方「金ETFの残高増加もアップトレンドを示すサイン」(三菱商事フューチャーズの菅田氏)との声が出ているが、この金ETFへの資金流入が構造的に金価格を押し上げる要因になるという。ETFの登場は金投資へのアクセスを拡大させ、現物と先物ないしは一部のOTC(店頭取引)などに限定されていた取引が、多くの市場参加者に開放されたとみることも可能だ。

 これについてアストマックス・運用部ファンドマネージャーの江守哲氏は「これまで金に投資していなかった、あるいは投資することが出来なかった投資家が金に投資することが可能になったことも上昇の要因として挙げられる」とした上で「市場の構造が変化しているため、過去の上昇相場と同じ視点で現在の上昇を論じるのはやめた方がいい」とコメントしていた。

(水野 文也記者)
返信する
GS、ユダヤ、ロスチャイルド? (Unknown)
2010-09-21 17:56:18
◇マーケット予想の的中率で信頼性の高いゴールドマンサックスが、ドル建て金価格の見通しとして、「向こう半年の間に1300ドルまで上昇する」との予想を明らかにした。
◇この強気な見通しに対し、あまり驚きはない。また新鮮味も薄い。既に相場が1280ドルまで上昇していることからすると、例えば9/24のケースのように1日で24ドルも上昇するような局面があるとするなら、明日にも1300ドルに達する相場であるからだ。また1300ドルに達するなんてもはや誰もがそう思っているし、しかも、向こう半年の期間で…なんて、見方がちょっとズレている。
◇更に、既にもう2~3年も前から、例の蝶ネクタイがシンボルマークのジムロジャーズ氏が「将来の金価格は2000ドルまで上昇する」との予想を出しているため、1300ドル予想はあまりに大人しい見方である。実際、2000ドルまで上昇するのかどうかの議論はさておき、1300ドルは通過点の一つで、それ以上の相場上昇の可能性は大…とほとんどの人が見ているのは事実であろう。
◇WTI原油がまだ40~50ドル付近で推移していた時、ゴールドマンサックスは「原油価格は105ドルまで上昇する」と予想、見事に予想を的中させた。しかし今回の金見通しに関しては、そんな新鮮さと大胆さは影を潜めている。
◇参考までに、ゴールドマンサックスだが、その従業員総数は約1万人。世界のM&Aアドバイザリーランキング第1位で世界金融トップに君臨。そして、このゴールドマンサックスはロスチャイルド系。このロスチャイルドは知っている人はご存知のとおり世界の金価格の決定権を握っている。2000年代半ばまでロスチャイルドの「黄金の間」にて、このロスチャイルドが中心となってフィキシングメンバーと呼ばれる数人にて、朝の紅茶をすすりながら金価格をと決めていたのである。NY金市場が見掛け上は金価格の指標とされているが、今でも、価格決定権はロスチャイルドにある側面があることは否定できない。実際、金価格は現物=ロコ・ロンドン現物(ロンドン渡し)価格が指標。その決定権は引き続きこのロスチャイルド(ゴールドマンサックス)が握っているのである。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

徒然(つれづれ)」カテゴリの最新記事