原油の6連騰に及びはせぬが、金価格も続伸で4連騰となった。NYコメックスの先物価格、スポット価格ともに利益確定の売りをこなし1130ドル台を維持。6日は先物価格は一時1139ドルまで買われ、1136ドルとなったが、すでに日本時間の7日22時30分時点で1140ドル突破。
昨日は欧州で、再びギリシャを巡る懸念が台頭しユーロが売られ1.34ドル割れに。先にまとまったユーロ参加国による2国間融資の利用にIMF支援を乗せるギリシャ支援策について、融資の前提としてIMFが厳しい条件を要求するとされ、ギリシャ内政に混乱を引き起こす可能性があり同国政府が拒否するとの見方が流れたことによる。これによりギリシャ国債が売られ警戒感が高まった。ただし、このユーロ安(ドル高)で金市場では利益確定売りが見られたが、すぐに買い戻されるという展開に。つまりユーロ安の反対側にあるドル高も、金下落要因として効かなくなっている。2月にも見られたが、むしろ通貨ユーロへの不安が、金の買いに転嫁するという流れ。NYの取引時間の午後2時には、注目の3月16日に開かれたFOMC議事録が公開され、反対意見はあるものの「異例に低金利の継続」が確認されたと市場は解釈、この点も金価格を支えることになった。
このところファンドはテクニカル要因に反応するので、各種節目を超えることで意外と値を伸ばす可能性がある。常識的には売りが出やすい価格水準。原油や白金系に比べて地味だが、ジワジワが続いている。IMFの経過発表が良かれ悪しかれ、待たれる。
昨日は欧州で、再びギリシャを巡る懸念が台頭しユーロが売られ1.34ドル割れに。先にまとまったユーロ参加国による2国間融資の利用にIMF支援を乗せるギリシャ支援策について、融資の前提としてIMFが厳しい条件を要求するとされ、ギリシャ内政に混乱を引き起こす可能性があり同国政府が拒否するとの見方が流れたことによる。これによりギリシャ国債が売られ警戒感が高まった。ただし、このユーロ安(ドル高)で金市場では利益確定売りが見られたが、すぐに買い戻されるという展開に。つまりユーロ安の反対側にあるドル高も、金下落要因として効かなくなっている。2月にも見られたが、むしろ通貨ユーロへの不安が、金の買いに転嫁するという流れ。NYの取引時間の午後2時には、注目の3月16日に開かれたFOMC議事録が公開され、反対意見はあるものの「異例に低金利の継続」が確認されたと市場は解釈、この点も金価格を支えることになった。
このところファンドはテクニカル要因に反応するので、各種節目を超えることで意外と値を伸ばす可能性がある。常識的には売りが出やすい価格水準。原油や白金系に比べて地味だが、ジワジワが続いている。IMFの経過発表が良かれ悪しかれ、待たれる。
あと米10年債が下がれば三役揃い踏みで怖いもの無しの暴騰相場になるのかな?
個人的には原油は一時的に70ドル半ば位までは下がるのではないかと思っています。
最終的にはコモディティーは全て上昇だと思います。