金市場の話です。きっかけは米新築一戸建て住宅の予想外の売れ行きにともなうドルの戻しにしろなんにしろ、これであと一押しの調整も進んだものと見られる。昨夜のNYではストップロスを巻き込んでかなり手仕舞いが見られた模様。オプションの納会やメモリアル・デーの3連休を控えていることも値動きを大きくした。先日ここで触れた欧州系の中銀の売りが増加していたことも、上げている時はそれを跳ね返しているのだからと強気のシグナルとして受け止め、下げ始めると一転して需給悪化だと弱気のシグナルにすり替えるという変わり身の早さ。これは、いつものこと。NY先物ベースでは200日移動平均線が650ドルどころに位置しているので、そろそろ待ってた人々は動き出すタイミングではないかと思う。相場のことゆえ更に売り込んでくれば、下振れの可能性もあるがそれはオマケのようなものではないかと思っている。来週以降気になるのはドル円相場かな。
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先日のブラックストーンに対する中国当局の投資話についてです。簡単に結論から言えば米国債運用から米ファンドへの切り替える訳で中国の米金融に対する支配力は大きくなる可能性が高まります。思い出されるのはCNOOCによるユノカル買収の話です。ユノカル買収は米国内における基幹産業と見なされ米国政府から反発を受け失敗に終わりました。端から見ればそこまで売っては国が危ないという自然な感覚からですが、GS出身の高官は自分で決めたルールのゲームを存分に楽しんでいて、そうは思っていない節があります。ファンドとなれば実質支配ではなく金融支配となります。いずれにせよ、形を変えた企業の切り売りに見えないこともありません。(ある意味ホ・エ・ンかな)そして現在、議会では民主党が多数を占め行政府との確執が取り上げられています。それにも増して大統領選の前哨戦も始まっています。個人的な主観ですが、現状のアメリカにおける経済施策は何となく危険な領域に達しているのではないだろうかと思えてきました。ブラックストーンはアメリカ主要労組からも嫌われ、この点からも政治的構図が見えてきます。何とも言えませんが、何とも言えない状況に入っているように思えてなりません。世界中の金融市場はほぼ極限まで膨張しているようにも感じ、中国政府が、米国債の購入を減らしファンドへの投資となれば、国債の受け皿が他にあるのかという問題もあります。祭りのクライマックスはさぞや刺激的で楽しかろうと思いますが、過激なれば何か飛んでくる刺激的なSS席より立ち見席からの傍観もなかなか乙なものなどと考えてしまうのは元来チキンな性格のなせる業かもしれません。わかりやすく言えば、上がらないと言っている訳ではありません。むしろ急騰の可能性の方がずっと高い。しかし・・・話半分の酒の肴でございます。相場はわかりません。
現在の膨らむマネー経済が信用収縮したら、どうなるか、誰もわからない。ただ、その時自分が生きていたら、ちゃんと生活していかなければいけない。その時どうするか、ちょっと考えて心に留めておく事は、頭の体操になるし、脳の活性化にも役立つかもしれません。
「いつも」さんは立ち見席から傍観とお決めになっていらっしゃるようですが、私はなるべく普段と変わらぬ日常生活が送れたらいいなと思っています。
先日、k先生は「円安になると輸入物価がたかくなるのですよ」と書かれていました。そうなったら、私は多分高いものは買わない。世界には貧しくて充分食べられない子・住む家もなくさまよう難民がいるのだから、と考えて節約生活送ります。
第一時オイルショックの時、日本国民はクリーニングのハンガーはお店に返したり、お鍋持ってお豆腐買いに行きました。贅沢しなくても人間は生きられるのだから、と節約生活しました。半年位でトイレットペーパー騒動などパニック状況は終わったように思います。日本の下水道普及率がまだ低かった時代なのにトイレットペーパー騒動なんて本当におかしな事でした。
富める時も貧しい時も平常心を失わず、逆境にある時は自分が試される時と心して普段よりちょっと頑張れば人生なんとか生き延びられるものではないかしら?と思っています。
普段から「タンスの肥やし」に金などしのばせて置くのも平常心を保つには良いのではないか、と思っています。
悟り済ましたような事書いてますが、「しっかり調整して今度こそ、700ドルにイケー!」と欲心で応援してます。
どうも余計なことを書いたかなと頭を掻いております。市場に関わる身としては欠陥である元来ロマンチストでついつい勝手に想像力をかき立ててしまいます。例えば5年後、莫大な外貨準備をもつ中国政府がバックの、ブラックストーンをはじめとするファンド連合が、GSやMS、ML、LBなど世界屈指の米金融会社を押し退け米金融界の覇者として君臨する?なんてことにでもなったら面白いなどとつまらない想像をしてしまうのです。ただ、金融界はいろんな意味で筋金入りですからどんなことを考えているのかわかりません。ルールも知らず突っ走る買い手がいれば適当なところで最後の買い手になってもらうのが相場の世界では定石だと思っているので少し気後れしてしまいました。もちろん中国にそれ以上のポテンシャルがあったらさらに面白い(裏でロシアと手を組んでたりして)ですけどね。上に書いた米高官も単細胞のように書いてしまいましたが、それなりの人物と勝手に思ってます。
ただ、チキンなだけにほんの少しですが現物持ってます。今の世の中、信用通貨だけではあまりにも心配ですから・・・ゲーム理論読んで寒気がしたのも今は昔の話です。
バブルの崩壊は立ち見席で見物を決め込む、というご意見に賛成します。ただ、その前は程よくバブルにお付き合いしてタダの金とかタダの株とか少し貯め込んでおくことが出来ればいいな、と思っています。
額に汗して稼いだお金でマネーを買う経済、どっぷり浸かるのは少し不安です。転換点はまだ、と思うけど…
中国が米国債を買い控えたら、アメリカは金融引き締めしやすくなるのでしょうか?
15年もデフレ経済が続くと、20歳の若者は35歳までデフレ経済の経験をした事になります。今の若い人はインフレと聞くとスタグフレーションを思い浮かべるようなので、先日コメント致しました。
先物なんて肝試しレースを乗りこなされている「いつも」様、チキンな性格なんて御冗談でございましょ!(笑)先日お話されてました5713、私は2年続けて買い損ねました。お札の1・2枚惜しんだら札束つかみそこねましたの、自分のケチが可笑しくて笑いました。
どっぷり漬かるといい漬け物?になるほど市場は甘くないので、不安になるくらいがちょうどいいと思います。アメリカの金利は上げ下げ中立といろんなコメントが出ています。そのため、中国の動きが金利政策にどんな影響を及ぼすか読みかねる展開です。若い人たちはかわいそうですね。週末、様子が知りたくてとある大学の学祭に行って来たのですが、憲法改正や教育基本法改正問題が出ているにも関わらず、政治的には極めて平穏だったのが時代を感じさせました。平時であればビラ一枚なさそうです。国民が一体になることはもうないと見るべきで、同世代ですら細分化されてほとんどがあらゆる問題に無関心という構図を肌で感じました。そして最後ですが、チキンな性格は市場によって練り込まれてしまった次第・・・恥ずかしながら、シートベルト無しのジェットコースターに乗った気分を数年味わい性格修正を余儀なくされました。某大手証券のCMで人間は最高と最悪の状況しか考えないとあり心に染み入った次第です。ささやか様のように人肌くらいがちょうどいいのでしょうけど、無謀と勇敢をはき違えてしまいがちで、大人であれば注意してくれる人もなく基本的にはチキンであれと言い聞かせる日々を過ごしています。負けないことをモットーに頑張ってますが、パソコンの前に座って徹頭徹尾冷淡にサイン通りに売買を繰り広げ細かいながらも大きな利益を上げる反射神経と精神構造は個人的にマネできません。日々修行の毎日です。基本的に投資は利益追求より社会勉強というスタンスなので売買を繰り返す取引は苦手です。ただ、ささやか様の投稿を見てかなり癒されました。ボードの数字とマクロの数字が頭に焼き付いて離れない日々を過ごしているもので・・・楽しめた日々がなつかしい。