動きの目立つ金市場の話をしましょう。本日は、少し専門的な話になるのでご容赦を。注目の5月24日のNYコメックスの出来高と取組が発表された。出来高は19万枚台(1枚=100オンス)。取組は過去最高の42万枚突破。24日のNYコメックス(6月限)は前日比9ドル30セント安だったが、この値動きに表わされる以上に資金の移動があったということ。オプションの納会と限月変更が迫っていること、そこにメモリアル・デーの3連休という特殊事情を考えねばなるまい。
そこで日本時間の今朝方発表されたCFTCのデータを見ると5月22日時点のコメックスにおけるファンドのネット・ロング(純買い建て玉)は重量換算で298トンとなっていた。これは今週の月曜日(21日)にここで「おそらく足元では300トン割れの水準まで整理が進んでいるのではないか」としたが、予想通りだった。この間に取組に大きな変動はなかったので、これすなわちショート(空売り)が膨らんでいるのではと思っていたが、けさ発表されたデータを見て納得した。案の定、ロングが手仕舞いされ、ショートが新規に建てられている(増加)。重量換算すると買い建て(ロング)が26.3トン減り、売り建て(ショート)は29.8トン増加。結局ネットで56.1トンロングが減った結果の298トンということに。その上で迎えた24日だが、取組が過去最高の423183枚。またまたショートが増えているのだろう。取組が厚みを増しながらの650ドルの攻防戦となっている。どんどんショートが溜まれば、株の世界では“取り組み妙味が出てきた”などと表現されるが、まさにそうした内部要因になりつつあるといえる。
・・・・こんなふうに書くと、・・・でどうなる?結論は?などという書き込みがあるやもしれないが、ここは、「明日はこうなる来週はどうなる」というサイトではなく考えるヒントということなので、その辺は他のサイトでいろいろ書かれていると思われるので、どうぞそちらをご覧くださいませ。
そこで日本時間の今朝方発表されたCFTCのデータを見ると5月22日時点のコメックスにおけるファンドのネット・ロング(純買い建て玉)は重量換算で298トンとなっていた。これは今週の月曜日(21日)にここで「おそらく足元では300トン割れの水準まで整理が進んでいるのではないか」としたが、予想通りだった。この間に取組に大きな変動はなかったので、これすなわちショート(空売り)が膨らんでいるのではと思っていたが、けさ発表されたデータを見て納得した。案の定、ロングが手仕舞いされ、ショートが新規に建てられている(増加)。重量換算すると買い建て(ロング)が26.3トン減り、売り建て(ショート)は29.8トン増加。結局ネットで56.1トンロングが減った結果の298トンということに。その上で迎えた24日だが、取組が過去最高の423183枚。またまたショートが増えているのだろう。取組が厚みを増しながらの650ドルの攻防戦となっている。どんどんショートが溜まれば、株の世界では“取り組み妙味が出てきた”などと表現されるが、まさにそうした内部要因になりつつあるといえる。
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