既に各種メディアが報じているが、北朝鮮情勢に動きがあった。10月10日に「最終イベントに向かう朝鮮半島」と題して「ミサイルの威嚇発射と核実験ではイベント・レベルに雲泥の差があるわけで、さすがに今回は中国も放置はできないはず」だと書いたけど、その方向で進み始めた。北東アジアの安定については中国がイニシアティブを取るというメンツを潰されたという報道があったが、もちろん、そうだろう。それ以上にロシアが出 . . . 本文を読む
先週見かけたニュースに「ランディー・バース氏、山田京都知事を表敬訪問」というのがあった。そうあの85年の阪神優勝時の伝説の強力助っ人バースが京都に来たというニュース。バース、掛布、岡田の3連発はいまでも語り草。じつは今はオクラホマ州の上院議員(民主党)で同州が京都府と友好提携しているということで表敬訪問したということらしい。初当選が2004年なので、今回の選挙では改選対象にはなっていない。というの . . . 本文を読む
注目されていた8月の米雇用統計は、12万8千の雇用増加と予想値に近いものだった。年始との比較では明らかに景気鈍化の影響から雇用の増加も落ちてきているが、市場の評価としては深刻な状況ではなく、むしろソフトランディングというイメージで、減速はしているが景気は安定的に成長しているという評価。たしかに前月悪化した失業率も、4.7%と0.1%改善していた。しかし、中古住宅で見て値上がりがほぼ止まった住宅市況 . . . 本文を読む
原稿を書きながら・・・ということは、いわゆる「ながら族」でネットで阪神戦の経過だけ追っていたが、21時前に自宅へ。Sky-Aで中継していた。藤川球児があと一人コールまで行って、あと一球コールまで行って、相手チームの代打選手は明らかに押されていた。圧倒的に。ところが、高目のボール球を振り切ったバットは、「球速」と「振り切りの遠心力」の乗数でボールは9回裏ツーアウト、ツーストライクからスタンドへ消えた . . . 本文を読む
国連安保理常任理事国+ドイツが出していたウラン濃縮停止に対する包括案に対するイラン側の回答は、報道によると「非常に長く複雑な文書で精査に数日は必要」とされる。この報道を目にして思ったのは、またか!というもの。確か以前、米国への(外交ルートがないのでスイスを経由して手渡された)書簡も、この手のものだったように記憶している。要は宗教色の非常に強いある面では哲学的ともいえる文書であって、とても実務的なも . . . 本文を読む
先週の新聞記事を中心にニュースを見ていて目に留まったのが、(ECBの利上げとか米雇用統計の悪化とかレバノン情勢とか主要ニュースは別として)イラクに関するものだった。BBCが伝えた駐イラク英国大使が政府に送った機密電報の内容が「イラクは内戦と事実上の分裂に向かう可能性が高い」というもの。ブッシュ・ブレアで民主化の成果を強調しているので、ほれほれ・・・という感じだ。正直に書くと表面を取り繕ってくれたお . . . 本文を読む
イスラエル軍の空爆によりレバノン南部の町カナで多数の子供を含む50人以上が犠牲になったというニュース。まさにこれが戦争ということだが、犠牲になった人々は自らの意思に関係なく戦いに巻き込まれているわけで、この手のニュースは、まったくもってやるせない。今朝方見たTVニュースではレバノンの人々が暴徒化して現地の国連事務所を襲っている映像があった。やり場のない憤りが解決に向けて事態打開の路を見出せない国連 . . . 本文を読む
さてさて、アタフタ状態で毎日を送っていることが、ブログから滲み出てしまっている感じだけど、少し締めてかかりましょう。やはり国務長官コンディ・ライスの登場で停戦とはいかなかった。米国はこの機にヒズボラを徹底的に叩くことに賛成であって、間接的にイランへのプレッシャーを掛ける方針。結局、ヒズボラは悪の枢軸の手先であってテロ組織ゆえに、中途半端には終わらさないということ。それでも火器で圧倒的に優るイスラエ . . . 本文を読む
9日付けの米紙ワシントン・ポストなど複数のメディアが報じた「ブッシュ政権、イラン核施設への空爆の可能性」のニュース。とりわけ雑誌ニューヨーカーに掲載されたピューリッツァー賞受賞者(1970年)でもあるベテラン記者セイモァ・ハーシュ氏のレポートがブッシュ政権をいたく刺激したようだ。イラク機密情報漏洩や情報操作で厳しい目を向けられているブッシュ政権だが、さっそく大統領自身が大学で行ったスピーチで「性質 . . . 本文を読む
他力本願的に銀など他商品に連れ高した形のドル建て金価格だが、一昨日のNYコメックスでの9.7ドル高の出来高を今朝確認すると4万6千枚(1枚100オンス)と薄いことが判明。その中でも連騰したことは評価すべきか。。。今朝のニュースでイラク関連が目に付いた。武装組織の掃討作戦を進める米軍が、27日バグダッド北東部のシーア派居住地区のモスク(礼拝所)でシーア派の民兵と衝突し対米強硬派サドル派と見られる16 . . . 本文を読む