アル中雀の二枚舌

アル中、ヘビースモーカー、メタボで脂肪肝、おまけにトドメの脳出血&片麻痺──現在、絶賛断酒中。そんな中年男の独り言

中性脂肪

2006年11月28日 17時25分33秒 | Weblog
病院で血液検査を受けたところ、中性脂肪の数値が通常であれば50~140mg/dlの間であるべきところが、なんと659mg/dlという数値が出てしまいました。

つまり正常値の5~13倍あるわけです。

医師からは、もういつ血管が詰まって、心臓か脳がやられて死んでもおかしくない。と脅されました。

もうこうなってしまっては、自分で何とかするしかありません。

とりあえずは食事から、という訳で、肥満には海草が良いだろうと、ふりかけ昆布というのを買ってきて、ご飯にかけたり味噌汁に入れたりして、食物繊維を摂るようにしました。

それからご飯の量を減らして、なるべく野菜を摂るように心がけています。
あとは油物はなるべく摂らないように気を付けることでしょうか。

それでも海草くらいでは気休めにしかならないような気がいたします。
そこで始めたのが「ラーメン断ち」

今までは、多いときには週に五食くらい食していたラーメンを止めてしまいました。

とりあえず何ヶ月か後に数値が減っているのを確認するまでは、ラーメン断ちを続けようと思います。

本当はアルコールを減らすのが、一番の良薬なのでしょうが、一種の強迫神経症なのか、やはり飲まずにはいられません。

やっぱりご飯を食べずに、お酒だけ飲む、という訳にはいかないでしょうねえ……

チャングム

2006年11月24日 19時39分20秒 | Weblog
テレビのシリーズが終わったからではありませんが、ブックオフで見つけたハヤカワ文庫版の「チャングム」全3巻を買ってきました。

あまり期待はしていなかったのですが、これが読み始めると結構面白いのです。あっという間に第1巻を読み終えてしまいました。

――第1巻の裏表紙から
美しく聡明な少女オンニョニは、彼女を妾にと企む宦官により、宮女に登用された。華やかだが陰謀渦巻く宮廷社会に足を踏み入れた少女は、チャングム(長今)という新しい名を与えられ、王の食事を作る厨房で働くことに。だが、料理や学問に天賦の才を見せる彼女に先輩たちは冷たい。さらに、宦官の魔の手までもが忍び寄ってきて……

テレビシリーズとは若干ストーリーに違いがあるようですが、面白さは変わらないようです。また、宮廷の中のことも細かく説明されるので、テレビではよく分からないまま、聞き流していた韓国名の地位や地名についても、立体的に分かりやすくなりました。

テレビでは出てこない、エロチックなシーンもあり、当時の女性たちが置かれていた立場も良く分かります。

チャングムというのは実在した女性だそうですが、こんな封建的な時代に女性が王様の主治医にまで上り詰めたというのは、凄いことなんだなあ、と改めて感じました。

残り2巻を読むのが楽しみです。

ブレイブ・ストーリー

2006年11月23日 18時42分40秒 | Weblog
お昼にコンビニに電話料金を支払いに行ったとき、たまたま「ブレイブ・ストーリー」のDVDが売っているのを見つけてしまいました。

一度、映画館で見た作品だけれど、なにせ宮部みゆきの原作に涙した身としては、ここはやっぱり買うしかないだろう、ということで、さっそく購入してしまいました。

という訳で、今日の勤労感謝の日は、家で寝っ転がっての映画鑑賞となりました。

映画館で見たときは、原作に比べてストーリーの荒っぽさが目立ってしまい、いまいち楽しめなかったのですが、また日を置いて見てみると、それなりに楽しむことが出来ました。

でも、原作と違うところ──特にラストシーンの(?)は、やっぱり(?)のままです。まあ、お子様向けのアニメとしては、あれはあれで良いのかもしれませんが。

今日は休日だったのですが、午後にちょっとだけ仕事をしました。お得意さんに頼まれると、休日だからといって断る訳にもいかない所が、貧乏人の辛さです。

でも午前中はしっかりと寝て過ごしたので、とりあえず身体は元気! 
明日からはまた仕事ですし、今度の日曜日もアルバイトが入っているのですが、何とか頑張って乗り切ろうと思います。

とりあえず今夜は、うたばんにだめんずうぉーかーと嫌われ松子の一生が放送されます。のんびり風呂に入っているヒマもありません。

せっかくの休日なのに、何だかテレビ漬けの一日ですねえ。

薬とブログとアポロのこと

2006年11月20日 21時13分34秒 | うつなんだってさ
今日は何だかとってもハイテンションでした。

順調にブログも更新したし、mixiで自分の誕生日のコミュニティを見つけて、自分とフィギアスケートの荒川静香選手が同じ誕生日だということを発見したり。

仕事を終えて家に帰ってから、テレビ東京系列の番組で、アポロ11号のクルーがかぶっていたキャップが、横須賀の職人さんが作ったものだということを知って、ちょっと感動したりしました。

なにせ私の世代にとっては、アポロ計画は幼い頃に憧れた夢だったのです。
その時分は、まさか日本人が宇宙に行く日が来るなんて、夢にも思っていませんでした。

知っていたら、もうちょっと……いや、もっと必死で勉強して、宇宙飛行士を目指していたかも──まあ、無理でしょうけれど。

荒川選手と同じ誕生日というのは、ちょっとビックリです。もちろん世代はまったく違いますが。

なにせクリスマスと年末とに挟まれて、世間では仕事納めの日にかぶることも多く、多分、誰にも誕生日を祝ってもらったことがないことが、この誕生日の特徴です。

でもmixiのこのコミュ二ティには五百人くらいメンバーがいるそうなので、私だけではなかったのね(当たり前ですが)と思ってしまいました。
今まで有名人で、同じ誕生日なのは岸本加世子さん位しか知らなかったもので。

晩ご飯を食べながら、なぜ今日に限ってハイテンションなのかなあ──と考えていたのですが、気が付いたら今朝は精神科の薬を飲むのを忘れていました。

どうやら私が飲んでいる精神科のお薬は、思考能力を停めてしまうようです。

もう明日から、薬を飲むのを止めようかな、なんて思いながら、やっぱり晩ご飯の後はしっかりとお薬を飲みました。

やっぱり私はヘタレのようです。とりあえず、思考能力が残っているうちに、今日二回目の更新をしておきます。

深川恋物語

2006年11月20日 17時05分20秒 | ミステリー
宇江佐真理著(集英社文庫)
江戸を舞台にした、六作の連作短編集で、第21回吉川英治文学新人賞受賞作。
どの物語にも、深い味わいの人情風俗と、切ないストーリーが描かれていて、紛れもなく作者の代表作でありましょう。

大店のお嬢さんがお仕着せの人生を捨て、真に愛する人と共に生きようとする――「下駄屋おけい」
互いを想う気持ちがすれ違ってゆく夫婦のやりきれなさ――「さびしい水音」
交錯する恋心に翻弄されていく男女四人の哀しみが描かれた――「仙台堀」

江戸・深川を舞台に繰り広げられる六つの切ない恋物語。

いつもはもっぱら海外物のミステリーばかり読んでいるのですが、たまにはこういう時代物にも手を伸ばします。
作者の宇江佐真理さんは、根っからの時代小説家なのか、こういう物語をかかせると、抜群の旨味を見せてくれる作家です。

この本の解説にも書かれていることですが、江戸物の人情風俗を書かせたら、右に出る物のない作者ですが、今まではストーリーに厚みがなく、いまひとつの感がありました。
でも、この本は、これまでの不評を吹き飛ばす面白さで、一気に読ませてくれる面白さがあります。

この本は、とくに女性に好かれるストーリーだと感じます。四季折々の江戸の風俗に加えて、登場人物達の織りなす人情や恋心といった人物描写は、切ないストーリーと相まって、飽きのこない物語となっています。
時代物やラブストーリーが苦手だという人にも、ぜひ一度読んで頂きたい一冊です。

鍋の季節

2006年11月17日 17時27分17秒 | Weblog
日一日と寒さが増して、いよいよ鍋が恋しい季節になってきました。

そんな今日この頃ですが、今日のお昼は「すき屋」のニンニク牛丼セット並盛。ピリ辛のお味が身体を暖めてくれるような気が致します。

それでもやっぱり、恋しいのは鍋。ああ、季節限定でかまわないから、すき屋で牛鍋セットかなんかを売り出してくれないかなあ。

そうしたら、冬の間だけでも毎日通っちゃうかもしれません。

今宵の晩ご飯は何でしょうか。鍋だったらいいのになあ。湯豆腐でもいいなあ――
まさかこんな日に限って冷や奴とか、素麺なんか出ないと思うけれど……

まあ、そんな寒い日にホットなニュースといえば、藤原紀香さんご結婚の話でしょうか。

たまたま夕べは「ダメンズ・ウォーカー」をやっていましたが、なかなか毎回楽しませて頂いております。

お相手はお笑いの陣内君ということで、身長も収入も藤原さんの方が上、というカップルですが、まあ男女の仲なんて気が合うのが一番なんでしょうから、とりあえずはお幸せに、というだけですね。

付き合い始めて間がない、ということなので、まさか今流行の出来ちゃった婚ではないでしょうが、早くお二人のお子さんを見てみたい気も致します。

どちらに似るのか、父親の陣内か母親の紀香か……人ごとながら、楽しみです。
想像ですが、性格が陣内君で見た目が紀香さんなら、イケメン(美人)コメディアンの誕生ということになるのでしょうか。

やはりお二人には、もう今から子作りに励んで頂いて、一刻も早い二世の誕生を楽しみにしたいと思います。

さよならデパート

2006年11月14日 18時02分55秒 | Weblog
事務所を移転したりして、何となくバタバタと日々を過ごしているうちに、何時の間にやら大相撲が始まっていました。

初日、二日目と見逃したので結果を見ようとネットを見ていたら、旭鷲山引退のニュースが目に入ってきました。

初代モンゴル勢として、技のデパート・モンゴル支店と呼ばれて我々を楽しませてくれた、旭鷲山の突然の引退にちょっとビックリしました。

なんでも心臓に病気があったとのこと――仕方のないこととはいえ、もうあのトリッキーな相撲が見られないかと思うと残念でなりません。

なんでもこれからは母国で政治家を目指すということなので、これからもモンゴルと日本の架け橋として、頑張ってくれることと思います。

さようなら技のデパート旭鷲山、これからの活躍を楽しみにしています。

柿食えば

2006年11月10日 22時31分26秒 | Weblog
庭の柿の木になった鈴なりの実が、赤く色付き始めました。
庭の奥の方に植えてあるのですが、ガレージに車が入ってないと、通りからもよく見えるらしく、通りかかる人たちに「たくさん成ったねえ」と声をかけられます。

今年は秋の来るのが遅かったようですが、もうすぐ柿の実も食べ頃になりそうです。
日々、夜になると空気が冷えているのに気付く今日この頃です。この柿を食べ尽くす頃には、もう冬になっているのでしょうか。

消防無線

2006年11月06日 19時24分27秒 | Weblog
突然ですが、消防署の無線を聞くのが趣味です――なんて言ったら、思いっきり引かれそうですね。

でも、本当のことなんです。(お願いだから引かないでね)
まあ、何というか、他人の不幸は密の味――って言うことでしょうか……

思い返すこと十数年前、私は仕事の都合で伊豆に住んでおりました。
ある年の冬のことですが、放火事件が頻発して、週に一度は消防車が出動するということがあったのです。

ひっきりなしに聞こえる消防車のサイレンを聞いていて、ふと消防無線を聞いてみたい、と思い立ちました。

さっそく本屋さんで無線関連の雑誌を買ってきて、広告を色々と検討して、長野県のお店から受信機を購入することにいたしました。

もう昔のことで、幾らぐらいしたのか覚えていませんが、今調べてみると、定価が79,800円のものだったので、5万円程はしたかと思います。

お金を振り込み、商品が届くのをワクワクしながら待っていたら……
放火犯が捕まってしまいました……

まったく間が悪い、というのか、やっぱり悪いことはできない? (別に無線を聞くのは悪いことではないのですが)ということなのでしょうか。

まあ、山の中腹に住んでいたアパートがあったので、窓からは消防署が見えるところでしたので、サイレンが聞こえたらとりあえず無線を聞いてみる、ということになりました。

だけど、放火犯が捕まってしまってからは、まあ平和な田舎町のことで、滅多に消防車の出動なんかありません。
救急車はそれなりに出たり入ったりしていましたが、たまに防災無線を聞くくらいで、退屈な日々を過ごしておりました。

ある日のこと、珍しく消防車の出動がありました。さっそく無線を聞いてみると、何でも物置が燃えている、とのこと。
その時はまだ無線のやりとりも、のんびりしたものでした。

しかし、最初に到着した消防車が確認したのは、燃えている物置が、プロパンガスボンベの貯蔵庫だ、ということでした。

その瞬間から、受信機から聞こえてきたのは、信じられない程の早口で一斉にしゃべり始めた声でした。

あちらこちらの消防団から応援が集まってきて、みんな殺気だった勢いで無線にわめいています。
もう何を言っているのか、判別不能です。

とりあえず、火事を鎮圧してから、やっといつもののんびりしたやりとりに戻りました。
それから今まで、機会があるたびに消防無線を聞いておりますが、あのときの迫力は未だに経験できません。

なぜ、今日になってこのことを書いたのかというと、最近は事務所の移転で忙しく、2週間程無線を聞いておりませんでした。
今日、久しぶりに地元の消防無線を聞いてみたところ、あれ? ということがありました。

119番が入ると、まずはコンピュータの音声で「救急指令、○○町1丁目……、急病発生」などというのが聞こえてくるのです。
それが今までは男性の声だったのに、女性の声(合成音声だけれど、若い女性の感じ)に変わっていました。

いったい何があったのでしょうか? 担当の人が変わったのかな。それとも署長の趣味でしょうか。

なにはともあれ、火事でも交通事故でも、緊張感に欠けることだけは、間違いありません。

時代劇

2006年11月04日 16時28分27秒 | Weblog
最近というわけでもないのだけれど、どういう訳か時代劇が大好きです。
昨日はテレビ東京系の「逃亡者(のがれもの)おりん」を見ていました。

まあ何というか、突っ込みどころ満載の時代劇です。いかにもテレビ東京らしいところですね。

――手鎖御免! (てぐさりごめん)なんていう決めゼリフですが、これが水戸黄門だったら「この印籠が……」という所でしょうか。

最後の決めゼリフである――またひとつ闇の鎖を断ち切りました。というのは、黄門様なら「これにて一件落着!」って所ですね。

主役の青山さんが綺麗なので、何となく見ていますが、それにしても青山さんの殺陣は下手すぎです。全然強そうに見えません。

まあその分、どう見ても実用的とは思えない鎖帷子(レオタード風)はセクシーですね。
でも昨日はその衣装が出てこなかった……残念です。

対して、某国営放送の木曜時代劇、慶次郎 縁側日記は、安心して見ていられる時代劇ですね。
とくに決めゼリフなんかはありませんが、人情劇としても爽やかな物語です。

特に登場人物の中では、石橋蓮司さんが演じる佐七(さしち)が、味があって面白い。
――旦那、後生だから何にもしねえでくだせえ。 なんてのは笑ってしまいました。

テレビで見て面白いからと、北原亞以子の原作を読んでみたのですが、私は北原さんとはウマが合わないのか、イマイチでした。

後はテレビ朝日系列の「太閤記~天下を獲った男・秀吉」となりますが、太閤記自体は何度も映像化されているので、ある程度お話は分かっているわけですね。
だから面白くなるのはこれから……という感じでしょうか。

今宵は、フジテレビ系列で「仕掛け人・藤枝梅安」が放送されます。
これはもう池波正太郎の原作から大好きなので、ものすごく楽しみにしています。