アル中雀の二枚舌

アル中、ヘビースモーカー、メタボで脂肪肝、おまけにトドメの脳出血&片麻痺──現在、絶賛断酒中。そんな中年男の独り言

二等兵再び

2005年07月31日 22時31分32秒 | やるのかやれるのかっ
オラは吸っちまっただぁー(ザ・フォーク・クルセダーズの“帰って来たヨッパライ”のリズムで)

というわけで、また今日から二等兵見習いとして、禁煙の始まりです。
昨夜、寝る前にふと「残った煙草を捨てるのももったいないな」と思ったら、悪魔が出てきて「吸ってしまえば、いいんじゃないか」なんてことを言いやがったんです。
心の隙をつかれるというのは本当に一瞬ですね。あれっ? て感じで、煙草を手にしていました。

でもねえ、不味かったんですよ、煙草が……。酔っていたせいもあるけれど、血管のなかをニコチンがジリジリと焼けるような感じで廻っていくのを感じてしまいました。
おまけに鼻がもの凄く不愉快な感じになって(表現しづらいのですが)、それがずっーと翌日になっても残ってしまいました。もちろん、戻り始めていた味覚も一発でノックアウトです。

心の中では、身体に毒だってことを実感してしまったせいで、もう吸いたくない、という気持がほとんどなのに、でもニコチン中毒のせいなのでしょう、どこかで必死で煙草を吸う理由を探しているんです。

「禁煙セラピー」に、本を読み終えるまで禁煙しなくていいと書いてあった、とか。
残った煙草をキレイに片付けてから禁煙したって遅くない、とか。

こんなことを書いていると、また吸いたくなりそうな気がしてきました──

煙草の価値

2005年07月30日 23時48分05秒 | やるのかやれるのかっ
禁煙をしながら、つらつらと考えてみると、煙草イコールお金なんですね。
一日に二十本の煙草を吸うとして、三百二十円が必要なんですね。ひと月で約九千六百円です。ライターや灰皿に使う額を入れるとちょうど一万円位でしょうか。
ということは、年間十二万円、十年で百二十万円です。

貧乏性のくせに、月に一万円も使っていたんですねえ……。
ただここで問題が生じてきました。

以前にもこのブログで書いたのですが、約九箱残っているんです、煙草が──

肉体的には欲しくない煙草も、理性として「禁煙セラピー」を読んで納得していても、どうーしても吸いたい、「否、吸わなければいけない」と心の声が叫ぶのは、持って生まれた、そして人生の半分を通して身体に染みついた「貧乏性」が、そうさせるのでしょうか。「もったいないじゃん……」

それとも単にニコチンの魔力なのでしょうか……。

吸いかけ煙草のパックを手にして、禁煙生活九日目が過ぎていきます。

PS;今日はかなり鬱みたいです、煙草を吸っていると、性格が鬱に傾いていくような気がします。今までの人生の良くない面ばかりを思い出すんですよ。そして無性に煙草が吸いたくなるんです──

やはり喫煙はニコチンのせいではなく、自分自身の心のありようだと感じています。

喫煙ボックス再び

2005年07月29日 22時35分13秒 | Weblog
次世代新幹線は完全分煙化 デッキに喫煙室を設置 (共同通信) - goo ニュース

数日前のブログに伊豆急の喫煙ボックスのことを書いたら、新しい新幹線もそうなっちゃうらしいです。
私にとっては懐かしい喫煙ボックスの再来です。これって本気のチェーンスモーカーは困るでしょうね。

だいぶ昔のことですが、新幹線に乗って当然のように喫煙車を選択したわけです。(もちろん貧乏だから自由席)当日は割と混んでいて、すぐ隣に五、六十代の男性が座ったわけですが、ここからが悲惨でした。

私自身は東京から名古屋までの二時間で二本吸うかどうかだったのですが、隣に座ったおじさんは、名古屋に着くまでの二時間の間、五分おきに煙草を吸い続けたのです。
それも、一本一本をこれでもか! というほど、しっかり吸っていらっしゃるのです。邪魔するわけにもいかず、かといって気になってしまうので、寝てしまうことも出来ませんでした。

席を替わろうにも混んでいるし、せっかく座れたのに、残りの時間を立っているのも嫌だし。
以来、新幹線に乗るときには禁煙車両を選んでおります。どーしても吸いたくなったら、デッキに行けば吸えるわけですから──。

伊豆急で通っていた時代は何度も喫煙ボックスのお世話になりました。懐かしいですねえ……
やはり新型新幹線に乗ることがあったら、ぜひ喫煙ボックスで一服しなければなりませんね。

って禁煙出来ないじゃん!

などと独り寂しくノリ突っ込みを展開しながら、禁煙8日目が過ぎていきます。

なさ

2005年07月28日 23時26分58秒 | Weblog
NASAのあの情けない記者会見は何なんでしょうか。今回は打ち上げるべきではなかった、とか何とか……。
まだ宇宙にクルーが残っているんですよ。帰還に失敗したときの言い訳なんぞを“今”聞きたくありません。

まあ、剥離した耐熱タイルの数なんかは、今までの例で言えばどーってことない数なんだそうで、おそらくこのまま再突入ってことになるんでしょうが──

今回のフライトには七人の人間が搭乗しているそうです。打ち上げや帰還に不安があるのなら、今まで秘密のフライトでやっていたように、軍人使って三人ぐらいで行ってくればよかったのに。何で民間人を巻き込むのかなあ──

禁煙七日目はちょっとだけ怒ってます。

宇宙ラーメン

2005年07月27日 23時17分07秒 | Weblog
とりあえず軌道上に打ち上がったディスカバリー号ですが、耐熱タイルの破損やら、何やらあって、帰ってこれるか微妙な感じになってきました。
なによりご無事のご帰還をお祈り申し上げます。
状況によっては、国際宇宙ステーションに滞在しながら、帰還のチャンスを待つ、ということになりそうです。想像以上に長く宇宙に滞在する可能性が出てきました。
食べるものとかはちゃんと有るのでしょうか? 

そういえば今回、宇宙へ行った野口さんは、大のラーメン好きで、宇宙食にラーメンを持っていったらしいですね。
「スペース・ラム」と名付けられたラーメン、はたしてお味はいかがでしょうか?
野口さんが宇宙から感想を聞かせてくれるまで、地上では発売も試食も出来ないようです。
せめて野口さんのご感想を聞きたいと思っています。

個人的に、宇宙ラーメンは、あの木久蔵ラーメンと比べて、どうなのでしょうか? そこの所はきちんと評価して頂きたいと思っております。

スペースラムか木久蔵ラーメンか、世紀のラーメン対決が迫っています!

──禁煙六日目は妙にハイテンションになっています。

キムタク

2005年07月26日 22時25分16秒 | やるのかやれるのかっ
名古屋のテレビ局で「GOOD LUCK!!」の再放送をやっています。チラリと見たらキムタクが吸っているのはラッキーストライク。
そういえば旅客機の操縦席って禁煙ですよね……、違うのかな? ひょっとしたら灰皿とかシガーライターも付いてたりして──。

最近のジャンボジェットはほとんど自動操縦で飛ぶみたいだから、離着陸時以外は、案外ヒマなのかも知れませんね。二人の操縦士が煙草を吸いながら、コックピット・ディスプレイに映し出した対戦型テトリスかなんかをやっている姿を想像してしまいました。

自分の乗ったジャンボの機長が、筋金入りのチェーンスモーカーで、ニコチンが切れると手がブルブル震えるような人だったらイヤですよね。
くわえ煙草で着陸しようとして、煙草の火を股間に落として、ジャンボ墜落……笑えませんが、竹中直人演じる機長なら可能性がありそうです。

いまや空の上は禁煙が当たり前のようですが、こうなったら売れない航空会社でいいから、喫煙ジェットを飛ばして欲しい。煙草会社とタイアップしていかがでしょうか?
機長はもちろん、スチュワーデスもみんな喫煙者です! 飛行中のお煙草はサービスいたします、って言って、ワゴンで試供品の煙草を配って回ったりして。まあ需要はないでしょうね。新幹線の喫煙席も自由席だと空席が目立ちますからねえ。

そのうち新幹線も、全面禁煙が当たり前になるのでしょうか。
そういえば昔、伊豆に住んでいたとき、伊豆急の電車には喫煙ボックスが付いていました。今でもあるのでしょうか? そのうち新幹線にも喫煙ボックスが作られるかもしれませんね。

禁煙五日目は何だか眠くてボンヤリしています。

ソ連

2005年07月25日 21時51分29秒 | Weblog
杉浦日向子さんがお亡くなりになった。下咽頭癌ってことは、ひょっとして煙草のせいでしょうか? まだお若いのに残念です。最近はお見かけしなかったけれど、以前出ていた「お江戸でござる」の解説は必見でした。
ちょっとのんびりした語り口が、我々凡人とは時間の流れが違っているようで、とても素敵な人でした。
若隠居みたいな言動が多かったのは、ご自分の余命を知ってか知らずか……。ご冥福をお祈り致します。
蕎麦好きの集まり「ソ連」はどうなってしまうのでしょうか? ちょっと憧れてました「ソ連」……昼間っから、蕎麦屋さんで日本酒をいただくなんて、素敵すぎます。

ひょっとすると、誰かがこっそりタイムマシンを作っていて、杉浦さんを案内役として江戸時代に連れて行ってしまったに違いない! と思っています。そのうちひょっこり戻って来るかもしれませんね。
今ごろは、大好きな江戸の街をぶらりぶらりと歩いているのでしょうか。
今宵は蕎麦焼酎で江戸の夢でも見ることにしましょう。

支配の幻想

2005年07月24日 22時45分45秒 | やるのかやれるのかっ
子供の頃、煙草や酒を嗜んで、それに振り回されない人間が、一人前の男だという幻想を抱いていたんですね。
煙草もアルコールもそこそこ嗜んで、自分を見失わない人間こそ、一人前の人間だと信じていたわけです。
でも、遅まきながら煙草もアルコールもただの毒物で、人間を中毒患者にしてしまう、薬物だということに、やっと気付いた訳ですね。

そういう嗜好物を手なずけて、支配することこそ、立派な大人のあるべき姿だと思っていました。
でも実際は全然違っていました。手なずけるべき嗜好物は、毒性のある薬物で、恐るべき依存性を持っていました。

気付いたは良いけれども、すっかり薬物依存に染まっているこの身体を、どうやって普通の人間に戻していきましょうか……。

まあ深刻にならずに、ようするに止めちゃえばいいだけですよね。分かっています、止めます──。

煙草は不思議なくらい欲しいとは思わなくなりました。
今夜も煙草は吸わずにすみそうです。でもアルコールはしっかりと、必要以上に呑んでしまいました。
今は禁煙よりも、禁酒の方が切実に必要だと感じています。

明朝、目が覚めれば軍曹です。これはやっぱり昇進スピード早すぎないですか?

禁煙マラソンしよう!

ボンパー

2005年07月23日 19時38分39秒 | Weblog
久しぶりに女子サッカーをやっていた。あれ? ボンバー荒川選手はどうしちゃったの? あの真面目なんだか不真面目なんだかよく分からないキャラが好きだったのですが……
試合は勝ちましたね。おめでとうございます。

今日も煙草は吸わずにすみそうです。というより、欲しくないんですけれど……。余っちゃった煙草はどうしましょうか? まあ煙草のことで悩まずに、今度は断酒する方法でも考えることにします。

明日、目が覚めたら一等兵──。

第1日目

2005年07月22日 22時54分53秒 | やるのかやれるのかっ
昨夜は結局三本の煙草を吸ってしまいました。どうせ吸ったんだから、今日が吸い納めという感じでしょうか。
そこまでして、吸った煙草でしたが、はっきり言って美味くありませんでした。
何より、食べ物が不味くなってしまったことが残念です。まあ、味覚は何日かすれば戻ってくるのでしょうが……
今日はまったく煙草を吸いたいとは思いません。仕事をしていて、呼吸が楽なのは良いよなあ、なんて再認識しています。
ひと月禁煙していて「今煙草を吸ったら、どうなるんだろう?」という疑問は解決しました。はっきりいって煙草は美味くないし、味覚を損ねる、ということですね。
案外、時々煙草を吸ってみるのも、禁煙に役立つような気がしてきました。

昨日の喫煙で懲りたので、おとなしくブックオフに行き「禁煙セラピー」を三百円で購入しました。
本には読み終えるまで禁煙しなくていいと書いてあるので、しばらく煙草とつきあいつつ、本を読んでみたいと思います。

実は煙草をやめたくない理由があるんです。カートンで買った煙草が売るほど残っているもので、それを見ると「もったいない」なんて思ってしまうんですね。

ただ今日のところはこのまま吸わずに眠れそうです。