本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。
5月も下旬になると八幡平の大場谷地を毎年のように訪ねている。
此処は標高1000m近い高所なので春の訪れは遅い。
下界よりもひと月以上遅れて、今頃やっとミズバショウが咲き出していた。
大場谷地から焼山火山を望む。
ミズバショウの群生
ミズバショウと・・・
この湿原はミズバショウの他にエゾノリュウキンカも多い。
この芽だしは何だろう。
ニョキニョキと突き出している元気な芽だしはコバイケイソウ。
湿原の奥の方にサンカヨウの群生地があるのだが、今日のところはまだ雪の下敷きだった。
仕方ないので、鹿角市側に少し下り、ブナ林に入ったら・・・
サンカヨウ
ニリンソウ
シラネアオイとオオバキスミレ
後日談(1)
この湿原はアプローチしやすく(駐車場から徒歩5~30分)、花の種類がとても多い。
よって早々に花図鑑を作ってみた。 ⇒ 大場谷地の花図鑑1 大場谷地の花図鑑2
後日談(2)
2017年夏以降は木道の修復工事が始まり、立ち入りできなくなった。
それが終わったら、今度は人食い熊の出没により、入山禁止。
この規制はいつまで続くものやら。