5月10日は今年初めてお隣の岩手県に出かけてみた。
早朝、県境の仙岩トンネルを越え、岩手県雫石町赤渕付近まで行くと、北西の方角にゆったりとした山が見えた。
このお山は、秋田県の最高峰、秋田駒ヶ岳とその北に連なる山々だ。
秋田駒ヶ岳をクローズアップしてみる。
前面に大きく横岳、左奥に女岳、男岳がちょろっと見える。
右隣の笊森山もクローズアップ。
今日はこのあと、岩手の姫神山に登っている。
姫神山山頂から見た秋田駒ヶ岳と笊森山(右側)。
昼過ぎ、岩手からの帰り道にも、秋田駒ヶ岳を眺めてみた。
こちらは秋田県仙北市旧・田沢湖町から見たものだ。
秋田側から見た秋田駒ヶ岳は、先の岩手側からの姿と較べ、傾斜が急で残雪が少ない。
田沢湖の入り口付近から見ると、
左奥に少しだけ見えるのが、最高峰の男女岳、中央が男岳、右のおまんじゅうのようなのが女岳。
女岳はときどき噴気をあげているが、これは男岳の陰に隠れている男女岳(男女とは妾の意味)に
嫉妬しているからと言われる。
少しだけ南に移動し、田沢湖町の野球場から眺めてみる。
ここからは男岳と女岳しか見えない。
同じ野球場から南方に立派な台形のお山が見える。
このお山は地元の方でも名前を知らない方が多いようだ。
和賀山塊のひとつ、羽後朝日岳(真ん中辺、1376m)で、
両翼のように聳える左の方は志度内畚(しどないもっこ)、右は二ノ沢畚。
高山植物が豊富でいつか登ってみたいと思うのだが、いかんせんこの山には登山道が無い。
5月18日は家内を連れて八幡平までドライブした。
途中の仙北市旧・田沢湖町に鎧畑ダムという古いダムがある。
このダム湖(秋扇湖)に春の一時期、出現する水没林が最近話題になっている。
ダム湖にかかる橋の上から眺めてみた。木の種類はヤナギの仲間のようだ。
ダム湖の水色は異常なまでに青い。
これは人工的なもので、上流に有る玉川温泉の毒水を中和した水が流れ込んでいるためだ。
玉川はダムが連なっている。
次は水没林のすぐ上流にある玉川ダムのダム湖(こちらは宝仙湖)。
奥の山は左が黒森(762m)。右が女神山と男神山(859m)の重なり。
男神山の右奥に八幡平の焼山(1366m)と栂森(1359m)が見えた。
今日はこれから八幡平に向かう。
以上。